エピソード6『メッセージ』”The Message”
あらすじ
ラゲルサはだまされ、ビヨルンは正気でないラゲルサ女王を支える方法を見つけなければならない。フロキと入植者たちは新しい土地に着くが、そこは想定していた場所から離れたところだった。
ネタバレ感想
ハーラルに攫われてきたアストリッドですが、もはやノリノリです。森の中追いかけっこを楽しんでいる新婚夫婦の元にアイヴァー達が乗る船団の到着を報せる警笛が鳴り響きます。
アイヴァーはウベと決別した事を話し、いずれ自分が死んだらカテガットを自由にしていいと条件を付け妥当ラゲルサのため同盟を組もうと申し出ました。
ハーラルにアストリッドがラゲルサの仲間だと伝えて裏切りの可能性を示し揺さぶりをかける事も忘れません。
アルフレッドは亡き祖父エグバートの墓標に「もし神が僕を王に選んで下さるのならどんなに荒れ果てていようが決してくじけず元の輝かしい国に戻すべく戦い抜きます 全イングランドの王というあなたの夢を命懸けで実現します」と語りかけるのでした。
カテガットでは、秘密裏に集めた仲間達と出港の準備を進めるフロキ達の元にラゲルサが到着します。トービの息子グズルムの密告でバレてしまったようです。警告を無視した裏切りに激怒するラゲルサでしたが、最終的には「行っていいわ 無理に引き留めても仕方がない」とその場に居た全員に旅立つ許可を与えました。
これを側で見ていたウベの隣のマルグレーテがまーた「ほら弱腰でしょ？支配者のように見えても実際は力がないのは明らかだわ」とお門違いにも程がある詰り方をしておりました。フロキとの関係性や神々の意思を重んじ、余裕がある故の寛大さであり、考えがあっての選択にしか感じませんでしたが。
アイヴァーがヘフマンドを助けた理由は『偉大な戦士』だったからであり、健康な身体を持ち強くて立派な戦士のヘフマンドが妬ましくもあり憧れでもあると本人に話し、「俺と一緒に戦って欲しい」とカテガット奪還作戦に参加するよう頼みます。
宴の席で二度目の満月の日に襲撃を決行しようと提案したアイヴァーに対しハーラルもこれを承諾。いやぁ、しかしアイヴァーのノリを見ていると違和感がプンプンします。アストリッドあたりの裏切りを確認しようとしているんですかね。
アルフレッドは、父アセルスタンが修道士として過ごしたリンディスファーンの修道院へ旅立つ準備を始めています。アセルスタンの足跡を辿りたいのだとか。父親がどんな人物だったのか知りたいと言われてジュディスに引き止める理由もありません。
アルフレッドも大物になりそうですね。
早速アストリッドは港へ行き10日程漁に出るという漁船の船長ハコンにカテガットへ寄り道し伝言を伝えてくれと頼みます。煌びやかな宝石で釣りますが、他にも身体を要求されどう応えるのか見ものです。
意外にもラゲルサへの愛情は本物だったようで、再びハコンの元へ訪れたアストリッドは宝石と自身の身体を差し出し『2ヶ月後に襲撃される』とラゲルサ女王へ警告するよう頼みました。
ハコンが家族のような存在だと話していた乗組員まで現れ好き放題されてしまうも、約束だけはしっかり守られたようでラゲルサにこの伝言は届けられます。さらにアイヴァーとハーラルが手を組んだ事実もラゲルサ達の耳に入ることになりました。
ラゲルサはマルグレーテの言動に対しキッチリしめてくれてスカッとしますが、まだ反抗的な態度は続いており完全には懲りてないようですね。
ここで死ぬか共に戦うかという選択を迫られたヘフマンドは、糞食らえとでも言わんばかりに一緒に戦う決意を意思表示をしました。
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▼次回、エピソード7
