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海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフ シーズン2 6話ネタバレ感想

グッド・ワイフ 彼女の評決 シーズン2(トク選BOX) [DVD]

第6話『華麗なる駆け引き』“Poisoned Pill”

あらすじ

薬害集団訴訟のテストケースを選ぶことになった。MRG製薬が製造した抑鬱剤エルバタイルを飲んだ人たちが自殺に追い込まれた案件の中から、夫を射殺して自殺したフェントン夫人のケースに白羽の矢を立てる。一方、ウェンディ・スコット・カーのネガティブ・キャンペーンのネタを探そうとするイーライだが、彼女の悪い噂は聞こえない上、アリシアの娘グレースが彼女に称賛のコメントを残していたことが判明し、途方に暮れ……。

ネタバレ感想

製薬会社を訴える集団訴訟が今回の案件です。

集団訴訟前にテストケースの訴訟を行うようで陪審員の受けが良さそうな可愛らしい少女が選ばれる事となりました。

まぁすんなりいくだろうと思われたこの裁判ですが、相手方の弁護士〈ケニング〉がとんでもなく癖の強い男で、自身の障害を利用してアリシアを遅刻させたり陪審員を取り込もうとしたりとハンディキャップを武器にやりたい放題。

 

問題になっている抗鬱薬の影響で攻撃性が高まり夫を銃で射殺した末自殺した依頼人の母親について、実際には夫の浮気が原因なのではと薬学とは真逆の昼メロ的展開陪審の興味を惹くのも作戦のうちなのでしょう。

このやり口に対しウィルも陪審により話を聞いてもらいやすいようセクシーに証言を展開していかねばと画策し、最初は拒否した証人のドクターに契約不履行での報酬無しになるぞと薬の副作用で性衝動が大きく高まるという方面での証言を頼みます。

この証言がきっかけで思惑通り陪審員の興味を惹く事には成功するのですが、新たな証人として依頼人の母のセラピストだった男が呼び出されます。

ここで証言された内容には、殺された夫は依頼人にとって母の再婚相手である義父にあたり、母親は娘と夫の関係を疑っていた、と。

これでは話が変わってきてしまいます。

黙り込んでしまった依頼人ですが、実際に義理の父親が自分のパンティーを持って行ってしまった事はあるが行為は一切していないとの事。それでもここから陪審の心をどう動かすのか…と不安になりますがブレイクが見つけてきた証人が決定打となりました。

証言の内容は、先に証人となっていたセラピストは患者に手を出し訴えると脅されて拠点を移した過去があるそう。

こうしてケニングは白旗を上げ和解に向けて話が進みます。

結局2000万ドルでも手を打つところ一括4000万ドルとふっかけた結果、3500万ドルで和解が成立し大勝利を祝してパーティが開かれました。事務所には700万ドルの利益が入ってくるとかで財政難を乗り越えホックホクです。

無邪気にはしゃぐダイアンが珍しい。

アリシアも完全勝利に浮かれていますが、そこへ交渉をつめにきたケニングが喜ぶアリシアを前にして「滑稽だな」と嘲笑います。

なんだか嫌な予感がしましたが、ケニングは有罪が確実だと悟った製薬会社から何とか安く和解に持ち込むようにと相談されていたらしく、本来なら集団訴訟で9000万ドルもぎ取れたところを製薬会社が5000万ドルにしたいと考え、結果的にケニングは3500万ドルで手を打ったと。この手腕でケニングは150万ドルのボーナスを貰ったというので一気に勝利の余韻が台無しに。これはまさに『駆け引き』が物を言いましたね。ロックハート・ガードナー事務所にとって決して損をしたという話ではないもののこんな事聞かされるとなんだかなぁ…と複雑です。

 

ピーターの選挙を取り巻く駆け引きにも新たな展開が。

ウェンディの弱味を握ろうと彼女を探らせていたイーライは、彼女が豊胸手術を受けていた通院歴を掴みます。

貧しい人々の味方として支持を伸ばしながら自身は高額な美容整形をしていたとあれば大きな痛手になりますが、ライバルを潰す裏工作をピーターが嫌がると踏んだイーライは、この情報を自陣の選挙事務所に入り込んでいたチャイルズのスパイにわざと掴ませるのです。

実際には乳癌を患い乳房切除手術を受けていた関係で再建を考えての通院だったと生放送で語ったウェンディに他陣営は騒然となります。

ふざけた動画でウェンディのネガティブキャンペーンを行っていたチャイルズ陣営はかなり不利な展開となり、イーライが自陣の手を汚さなかった事が思わぬ命拾いに繋がりました。

どこまでも真っ白なウェンディですが彼女に汚点はないのか。

グレースまで父のライバル候補であるウェンディに声援を送るほど虜になっているようですし思わぬところでまた支援者が増えそうです。

 

カリンダはブレイクの出現が悩みのタネになったまま。ケイリーに頼みブレイクを調査してもらった結果、彼はボルティモアで仕事を二つしていたらしく、「一つはボルティモア最大の麻薬組織を守る仕事 もう一つがボンド法律事務所の仕事だった」と。さらに「逮捕されたがボンドの計らいで不起訴に」なったとの事です。かなりグレーな存在だと思っていましたがむしろ真っ黒なのか…ケイリーもカリンダに「用心しろよ」と警告します。

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▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com

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