海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン5　21話ネタバレ感想

第21話『1パーセントの人々』“The One Percent”

あらすじ

クライアントの無神経な発言により、何十億ドルの合併が失敗になる可能性があり、アリシアが対応する。一方、ダイアンとルイス・ケニングが薬品会社と関わる集団訴訟の相手側に立ち起こりうる利害の衝突がある。

ネタバレ感想

今回フロリック&アゴスのクライアントとなったのは自分の立場や発言の注目度など御構い無しに無責任な発言を公のインタビューで繰り返す厄介な金持ちじいさんでした。

上品そうな出で立ちながら差別的な発言やデリケートな話題を繰り広げアリシア達が振り回されるという構図でしたが、同じく自分の立場を弁えない上司を持ったがために振り回されていたのがイーライ・ゴールドです。

カストロがフィンを推薦したピーターの元を訪ねてきて、フィンがアリシアの自宅から出てくる様子を捉えた監視カメラ映像の切り抜き写真をわざわざ持参し二人の不倫を仄めかします。

これに往復ビンタくらいの勢いの良さで二杯のコップの水をぶっかけて追い返すピーターはいささか喧嘩っぱや過ぎる気もしますが、それでも脅しや揺さぶりに屈さない！という確固たる意志が見えてまだマシ…と思いきや実際にはかなりダメージが入っていたようですぐにイーライに「彼の推薦を保留にしよう」と話すのです。

ちゃっかりフィンとアリシアの関係を疑ぐり、彼をイーライに推したのがアリシアだと分かるとますますその疑惑が深まり結果的に私情、しかも勘違いで前言撤回するというダサい状況になってしまいました。

夫婦仲のぎこちなさにも気付いたイーライはアリシアの方に相談にいき、夫婦関係が実質破綻している事と、フィンとは特別な関係では決してないという事を聞き出します。

イーライの悩みのタネは夫婦の問題だけでなく、そこから派生したであろうピーターの悪い癖にまで及びます。

インターンの若い女性〈ローレン〉と親しげに話すピーターを見て、妻の不倫疑惑への当てつけだと察したイーライはすぐさまローレンに厳しく「今後知事を見る事も許されない！」とたっかい防御壁を張り巡らせるも、最後の最後でイーライの忠告など無かったかのように知事室に入ってくるローレンの姿がありました。

そんなに魅力的ですかねぇ。権力に群がっているのか、男としての魅力なのか、そのどちらもがピーターには備わっているのか。

娼婦を買っていたり、仮面夫婦宣言をされた妻の画像を未だにデスクトップの背景画像に設定していたりと、浮気性な反面、未練がましく女々しい情け無い男詰め合わせのようにも見えますが、仕事が出来る上司は無条件にモテるみたいなものですかね。

もうシーズン5も残すところあと1話というところでまた一悶着起こりそうな気配です。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン5