エピソード19『チャック VS 密室殺人』“Chuck Versus the Muuurder”
あらすじ
チャックは、新たにインターセクトをダウンロードする人物を選ぶようベックマンに命じられるが、候補者の1人が殺害されると、事態は意外な方向に展開する。その頃、バイ・モアでは、ライバル店、ラージマートとの間にトラブルが起き、モーガンが窮地に陥る。一方、デヴォンは、エリーの“メッセージ解読作業”が危険な領域に入っていくことを警戒していた。
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ネタバレ感想
インターセクトを誰よりも知るチャックが、新インターセクトに相応しい人物を選出するミッションのリーダーに選ばれました。
チャックらしく内面を重視して絞り込んだ4人のスパイ達をふるいにかけた結果、一番の有望株としていたチャックの生き写しレベルの候補者〈ブロディ〉に最終決定したのですが、合格通知が届くと同時に何者かにナイフで貫かれ殺されてしまいます。
密室殺人が発覚しキャッスル内は騒然。怪しいのはライバル潰しにかかった他の三名の候補者なのか、それともチャックに仕事を奪われこの新計画が成功すれば更に立場が悪くなるのが確実な局長か…。
キャッスルを封鎖し、尋問が始まるという段になって『ヒゲ面』に先入観を抱かれる事に怒りが爆発した候補者の一人が怒って出て行こうとし、キャッスル内のドアを開いた瞬間爆発が。
負傷者が出るわ、主電源がやられて通信も敵わない状況の薄暗いキャッスルに殺人犯と一緒に閉じ込められてしまったという事実に動揺が隠し切れないチャック。
なんとかサラとケイシーに支えてもらいながら全員を尋問し終わりますが、誰が犯人でも納得できるほどに皆怪しいのです。
途方に暮れているところに面談で使った椅子にまで爆弾が仕掛けられているのが発覚し、更なる二次被害が巻き起こります。
第二候補だった爆弾のプロ〈ルイス〉の仕業だと分かり、キャッスル内で姿を眩ませたルイスを捜し出し誰の差し金で何が目的だったのかハッキリさせねばなりません。
手分けして辺りを慎重に捜していましたが、チャックと組んでいた局長は「次に爆発が起こっても安全なインターセクトルームに行くわ」とリーダー命令も無視して進みます。
そこで見つけたのは犯人であるはずのルイスの変わり果てた姿でした。
残った候補者の女性と局長はお互いに銃を向け合い穏やかでない状況。
負傷して意識を失っているヒゲ男〈ダミアン〉が怪し過ぎますねぇ(笑)
ここでようやく冴えてきたチャックが名推理でダミアンが犯人だと見抜き、5人で一斉に銃を向けますが、ダミアンはラジカセに仕込んだ爆弾で、自爆も厭わない脅しをかけてきました。
意表をついてダミアンを確保するも、爆弾が作動してしまい、解除の手順も複雑過ぎてお手上げ、というパニック展開を打破したのはベントレー局長でした。
インターセクトルームなら爆発の衝撃を封じ込められる、とラジカセを担いで走って行き、チャックの制止も聞かずに内側から手動で扉を閉めてしまいました。これまでの嫌な奴ポジションのキャラがあるので増し増しでカッケェ…。
爆発まであと数十秒というところで、扉を開く回線をショートさせたチャックが助けに来て、局長も無事で爆発は最小限の被害に抑える事が出来ました。
今回の件で新人投入の危険性が問われ当面の間はインターセクトはチャック一人だけと決定し、最後には局長とも和解できたようで終わりよければ全て良しです。
…のはずが、ダミアンを1000万ドルで雇ってキャッスルの破壊を命じた黒幕が発覚しました。なんとヴィヴィアン・ヴォルコフ。思った以上の闇堕ちっぷりです。
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