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海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャック シーズン4 20話ネタバレ感想

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エピソード20『チャック VS ヴォルコフ・ファミリー』“Chuck Versus the Family Volkoff”

あらすじ

サラから婚前契約書を渡され動揺していたチャックは、彼を殺そうとしていたビビアンを暗殺する、という任務を命じられる。ビビアンの無実を信じるチャックは、それを証明するために、彼女の父、ヴォルコフに接触しなければならなかった。一方エリーは、父の過去に関する調査を進めていたが、母がそれを妨害しているのではないかと疑念を抱き始める。

(C) 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ネタバレ感想

初めてチャックを観た頃は10年程前でゲーム・オブ・スローンズなんて知りませんでしたが、チャックが朝食を食べながら読んでいた小説に対して「エダード駄目だよ、大狼〈ダイアウルフ〉を飼わせなきゃ」という独り言を呟くシーンに小さな感動が生まれました。ゲースロの原作である『氷と炎の歌』を読んでいたのですね。他にも母のコードネーム〈フロスト〉の由来にもなったよくチャックが読み聞かせてもらっていた物語がアナ雪の原作だったりと今見るとおおっと思うシーンが何気に多いような。

チャックとモーガンが愛してやまないゲームの『コール・オブ・デューティー』は日本でも人気作ですし。

とまぁ話は逸れましたが、朝からサラに婚前契約書を渡されチャックに動揺が走ります。

その足でお隣に居候中のモーガンに相談しに行くと、こちらの共同生活は予想外に上手くいっているようで所作までシンクロし始め、ケイシーとモーガンが熟年夫婦のようになっております(笑)

二人から「クールにサインしろ」とアドバイスを受けて強がってその通りにしたチャックですが、サラは予想外だったみたいで別の思惑がありそうな表情でした。

新たな任務として、キャッスルの半壊と二人の人間を死に追いやった黒幕ヴィヴィアンに暗殺命令が出たようで、どうしても彼女を信じたいチャックは「出頭させます」と直談判。

とりあえずケイシーを狙撃班に置き、チャックが接触して敵ならばその場で撃ち抜くようにとの将軍命令です。

すんなり呼び出しに応じたヴィヴィアンは自分にかかった容疑を完全否定し「ヴォルコフ産業は合法な会社よ」とその証拠に手土産として父が遺した謎の兵器らしき物を持ってきていました。

しかしケイシーとは別に狙撃手が潜んでいたようで、突然発砲がありヴィヴィアンは腕を撃たれながら「信用したのに裏切られた!」とその場を去って行きます。

渡された手土産にはインターセクトに何の情報もなく、唯一真実を知る男ヴォルコフに面会しに行くチャックとサラ。

ヴォルコフに聞けば、これは『ノースマン』と呼ばれる、群衆の中でも標的やその家族だけを殺害するDNA追跡装置の一部だと言います。

娘と5分面会できるのなら残りの部分も渡すと取引を持ちかけて来たヴォルコフ。

これに上が反応したようで、厳重に繋がれたヴォルコフがキャッスルへ移送されて来ました。

チャックやサラ、ケイシーまでもがハイリスクな取引に異論を唱えますが、政府としては兵器回収が最優先となったようです。

48時間ヴォルコフを預けられたチームは、この大悪党と協力して悪名高い海賊〈エリアス〉からノースマンの誘導部分を回収するよう命じられました。

ノリノリおじさんと誘導部を回収した後も、まだ起動に必要な物質があるらしく、『トリウム』を回収しにスイスの雪山へ。機械相手のチェスで5分以内に勝たなければ扉は開かないどころか自動銃だらけで蜂の巣必至です。 

刑務所で改心?したのか弱気なヴォルコフをチャックが励まし過ぎた事が仇となったのか、世界最悪の男の本性が蘇ってしまいました。

そもそもがメアリーの言う通り歪んだ男の術中で、改心でもなんでもなく罠にハメる気まんまんだったようですが。

ヴォルコフのDNAを使ってトリウムに辿り着くと、痺れを切らしたサラとケイシーが入ってきてその後ろから武装したロシア人が詰め掛けてきます。彼らを指揮するのはヴィヴィアン・ヴォルコフ。

ヴォルコフ産業を立て直すためにノースマンを手に入れようとし、その過程で父親のDNAがどうしても必要になったヴィヴィアンの仕組んだ計画だったのです。自らもわざわざ撃たせてこちらの目も欺いたようで争えない血を感じさせます。

そしてヴィヴィアンは父親すらもこの場でまとめて亡き者にしようとしており、恨み節が炸裂。

しかし自分自身が用意していた武器を一番よく知る男を置き去りにした事で、結果的に誰一人傷付かずに生かして帰すどころか危険な男を敵に回してしまっていませんか?

刑務所には戻されたものの、ヴォルコフならいつでも予想の斜め上の事が出来そうです。

 

サラは結婚前から離婚を前提に考えるなんて、と婚前契約書に猛反発して欲しかったようで、クールなフリをするチャックの本心を知ると自ら書類を破り捨てます。

その場でチャックが出したのは、チャック側のお手製『婚前契約書』。

その内容にはこうありました。

“約束 サラは今後常にチャックを愛し常に愛される、離婚という言葉は出さない、婚前契約書は出番ナシ”と。

ロマンチックな気分に浸る間もなく、エリーが自分に初めて嘘をついた事にショックを受けるチャック。

ヴォルコフが唯一恐れた敵としてヴィヴィアンに命を狙われるエージェントXとは一体誰の事なのでしょうか。

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▼次回、エピソード21

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