海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン4　21話ネタバレ感想

エピソード21『チャックＶＳウエディング・プランナー』“Chuck Versus the Wedding Planner”

あらすじ

チャックとサラは、結婚費用を持ち逃げされるという詐欺に遭い、途方に暮れる。2人は、詐欺師でもあるサラの父親、ジャックに助言を求め、犯人を捕まえようとする。だが、それはやがてベックマンを巻き込む大々的な捜査へと発展する。

ネタバレ感想

生粋の詐欺師である父親に詐欺のイロハを叩き込まれていたはずのサラですが、浮かれ気分とハードな結婚準備への疲弊が相まってすっかりウェディング・プランナーに騙されてしまいました。詐欺だと気づいた頃には多額の費用は既に現金化されておりチャックとサラの口座は空っぽ。結婚前に先行き不安過ぎる現状です。

CIAであり詐欺師の娘でもあるサラの血が騒ぎ、職権濫用でキャッスルのPCを使って調べますが、どこからも足がつかずお手上げ…となりましたがまだ頼みの綱が居るのでした。

相変わらず大規模な詐欺を働いている父ジャックに会いに行ったサラは、悪徳プランナー〈ダフネ〉について聞きますが、詐欺師界隈の情報網にも引っ掛からなかったようです。

隠していたはずのCIAの身分がバレている事に気付いたサラは驚きますが、「権限がないならあるフリをすれば良い」という詐欺の極意を聞き振り切れたようで、その場でもやはりジャックには結婚の報告をせずに立ち去りました。

サラはダフネについて更に上の特権を使って調べようと、FBIのエシュロンの情報を得るためにチャックにフラッシュしたフリをしろと頼み込みますが、サラがやって見せたチャックの物真似が酷過ぎて（しっかり似てはいます）チャックの機嫌を損ねてしまいました(笑)

将軍の前で嘘のフラッシュを報告するも、ロクに打ち合わせもしていなかったらしく、たまたま新聞で見た名前を出したばっかりに大使館爆破犯との関係があると勘違いしてしまった将軍からは、FBI、NSA、CIAと協力しなければならないこの3ヶ月で最重要な案件だと認定されてしまい大事に(笑)

あっという間に〈ダフネ・ペラルタ〉の顔写真が『生死不問』で三機関に拡散されてしまいました。

ただのウェディング・プランナーを全軍が追っている状況になり真相がバレるのも時間の問題です。サラはチャックに怒りますが、どうせこうなってしまったのならさっさと権限を行使して見つけ出してしまいましょう。

サラとチャックは一足早くダフネを見つけて政府を欺き決着をつけようとしますが、ダフネとチャックの対決ではなかなか上手く事が運びません。

上から超危険人物のテロリスト確保の命令が出ているためサラ達の目論見を知らないケイシーはSWATを引き連れ突入してきてダフネを包囲・捕獲してしまいました(笑)

結局将軍にウェディング・プランナーだと白状する事になり、サラとチャックは二人して停職処分に。

ところが、ダフネの詐欺被害に遭った人は多いと抗議しながら彼女の顧客リストをめくっていたチャックは〈クルーク〉という名前を目にし今度こそ本物のフラッシュを引き起こしました。

彼女が騙した顧客の花嫁の兄弟が、イランで核兵器を研究している科学者であり、『ゼファー』という装置の全情報を三兄弟が携帯していると訴えるも、オオカミ少年状態で相手にされません。

普段はどの兄弟が持っているか分からないイランの核研究が詰まったゼファーが披露宴を機に一堂に会する予定があるのであれば、そのチャンスを逃す手はないのに…とちゃっかりサラのIDをスッて自宅に訪ねてきていた父親に愚痴ると、CIAの予算を借りずに得意の『詐欺』で無いはずだった披露宴を敢行しようと協力してくれる事に。

こうして、ジャック、サラ、チャックとモーガンの手も借りて急ピッチの下準備が始まります。止めに来たケイシーもチャックのフラッシュが本物だったと聞かされしっかり手伝ってくれます。

しかし、珍しくケイシーに問題が発生しました。アレックスの母キャスリーンに自分は生きていたと真実を話す決意をしながら表向きのバイモア勤めでは「こんな仕事のために彼女を捨てたと思われたら傷付ける」と話を先延ばしにしてきたケイシー。

しかしアレックスやモーガンと面識のあるキャスリーンはバイモアに来てその中でかつての婚約者であり娘の父親だった男の面影を感じるケイシーを見つけてしまっており、そのまま尾けてきて披露宴会場まで会いに来ていたのです。

キャスリーンから失望され責められても、三兄弟を確保したと連絡が入ったら任務最優先のケイシーは上手く誤魔化すことすらせずに誤解があるまま去っていく彼女を引き止めたりはしません。

気絶させた三兄弟を調べるジャック、サラ、チャックですがどこにもゼファーを見当たら無い事でこれが「三人揃わなければバレないオトリ」だと気付いたバートン親子。

ゼファーを持つ人間はこの三兄弟ではないものの必ず近くに居るはずの存在、つまり彼らの父親だったのです。

偽物のウェディングケーキに入刀された事で披露宴の嘘がバレ、会場に居たモーガンは花嫁の父親に銃を突きつけられながら駐車場へと連れ込まれてしまいます。

銃を持ったサラとチャック、ケイシーもかけつけ睨み合いになりますが、ジャックは詐欺師らしく口上だけで敵の銃を下ろさせました。さすが。

そこへ駆けつけてきた地元警官に「NSAのケイシー大佐だ」とバッジを見せたシーンを車に乗りながら見ていたキャスリーン。誤解したままにならずに一安心。

サラとチャックが企てた偽フラッシュ騒動にはお冠なものの、ゼファー回収に上層部が喜び二人の復帰も決まりました。

ジャックは別れも告げずに去ってしまいましたが、幼い頃サラが託したブタの貯金箱に十分な結婚式費用を足して手紙と共に置いて行ったようです。

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