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エピソード11『殺人チャットルーム』“Killer Chat”

あらすじ

ラリーがNASAの任務に向けて準備を進める一方、ドンとチャーリーは殺人犯を追っていた。インターネットのチャットルームに出没する性犯罪者が次々と犯人の標的にされていく。

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ネタバレ感想

とりあえずラリーはロケット発射までの準備期間として健在なのですね。

期間も半年間だしで、不在エピソードが出るとしても、そんなに長期にならなくて済みそうで安心しました。

今回の事件

ビデオ店の店長〈ジョン・サントス〉が、売出し中の空き家で縛り上げられ撲殺しているのを、物件案内で来た不動産業者が発見。同様の手口が頻発していて、6週間で3人目となりました。

事件解決の方程式

 

構造を細かく見て全体を分析する、多属性合成モデルを使って犯人の好みを調べ、他の売り家と比較しながら次に選びそうな家のリストを作成します。

 

連続した3件の殺人事件。1人目の被害者は6週間前にウエストウッドで殺害された〈スコット・ティルマン〉。2人目は10日前にグレンデールで殺害されたブローカーの〈ジャレッド・ホルト〉

被害者に共通点はなくても、チャーリーに言わせれば発見現場は売り出し中の空き家というのがそもそも大きな共通点なのです。これはわりと当たり前に思えますが、FBI的には3軒とも不動産会社が違うから関連付けは難しいと考えております。おいおい、それでもFBIか?

家関係の分析はチャーリーに任せて、FBIは被害者周辺から捜査の手を伸ばします。

2人目の被害者ホルトは2年前買春で逮捕されており、3人目の被害者サントスには複数の里親の元をたらい回しにされていたという隠された過去が。一見関連性がないように思える2つの事実ですが、メーガンに言わせれば「性的な体験は怒りや暴力と結びつきやすい」と意味ありげ。

メーガンが児童相談所にサントスの事を問い合わせてみると、7歳の時に里親から性的虐待を受けていた疑いがあり、虐待の被害者には自身もまた加害者になるという傾向が。

1人目の被害者で教師のティルマンも引っ越しを繰り返しており、7年間で5回も職場を変わっていて、どの学校からも問い合わせが拒否されるというきな臭さ。この流れから見れば大方生徒へのイタズラが問題になった変態教師なのでしょう。

被害者達に『性犯罪者』という共通点が見えてきたところで、コルビーが“ロンリーガール・オンリー”なるサイトのチャットルームにログがある事を発見。

美人局的やり口でチャットで会話した相手に誘き出されて殺されたようです。

 

NASAとの連絡用に携帯まで用意したラリーのウキウキ準備期間はなんと、マサチューセッツにいるライバルがいた事でラリーに身辺調査が入り、ここ最近の根無草的な生活態度が問題視されて任務を外される形で終わってしまいました。

親友の夢が破れたにも関わらず少し喜んでしまった自分に複雑な想いが隠さず上の空なチャーリー。そんなチャーリーに代わって有能な恋人アミタが犯行に使用された空き家の周辺環境の分析を終わらせて、犯人の標的がおそらく性犯罪者である事を突き止めます。

近隣分析の変数を『ティーンエイジャーの興味』に変えたところ、殺人現場の近くには学校や映画館、モールと言った子供達が行く場所ばかりが浮かび上がってきたのです。

 

チャットログから犯人は〈チアチック15〉というハンドルネームを使って15歳の少女を装って、防犯カメラのないネットカフェからサイトにアクセスしていた事が分かりました。

IPアドレスを追跡して容疑者となった〈ブレンダン・マクラリー〉は、娘が性犯罪被害に遭って自殺しているらしくプロファイルと一致しているのです。更に妻の仕事は住宅関係で、不動産情報が入手可能となれば逆に怪し過ぎて、う〜ん…これはシロ!(笑)

実際にチアチック15はマクラリーでしたが、娘の事件をきっかけに『子を守る会』に所属し、10代を装いチャットして未成年を買春しようとした輩を逮捕させる協力をしていたそう。

会の中にハンドル名を利用した犯人が紛れていそうです。

 

犯人はどんどん大胆になってきて、今度は暴行しながら記録しておいた、殺された男達の性犯罪に関する自白映像をネット上に拡散し始めます。

チャーリーが追跡防止プログラムを破りアクセス待ちに入った段階でタイミング良く動画がアップされ始めるもデータの様子がおかしく、生中継だと気が付き急いで特定した現場へ。

既に被害者〈ウェンデル・ヘンダーソンは死亡している状況でしたが、送信器を現場に忘れていっており、ヘリの音を聞いて慌てて逃げたのが伺えます。

 

書き手の特徴を分析した結果、犯人の文章の特徴と一致するのはマクラリー。

しかしマクラリー本人にはアリバイがあります。ペットと飼い主が似てくるように、話し方や構文の特徴は家族でも似通うらしく、マクラリーの息子〈マット〉を取り調べる事に。

妹を失うと同時に変わってしまった両親まで失ったも同然だったマットは、チャット上で話を聞いてくれた相手に父親のパソコンにあった性犯罪者リストを渡したのだとか。

 

真犯人は、1人目の被害者の妻〈エレイン〉でした。

娘には絶対に手を出さないでという約束を破られた事で夫に報復を下し、他の性犯罪者にも同様の報復を繰り返していたのです。

1人目の被害者だけは自白映像が上がっていないのも、自白をとる必要がなかったからと言えそう。

明らかにあの奥さんの挙動言動は不審でしたしね。

今度は犯行真っ只中の現場に突入し、なんとかメーガンの説得でエレインも、殺されかけていた性犯罪者も逮捕する事が出来ました。

 

メーガンから「私だって寂しいけれどラリーにはラリーらしく居て欲しいの」NSAのツテで口添えを頼まれたチャーリーは、ラリーには隠れてこっそり親友の人柄を保証する連絡を入れます。ラリーにはお見通しですが。

おかげで任務に戻る事が出来たラリーは嬉しそうにこれを報告し、ようやくチャーリーも親友の夢実現に本心から喜べたようで何よりです。

ついに行ってしまうのか、ラリー…。

NASAまでの案内役が、月面歩行を行った史上2番目の人類〈バズ・オルドリン〉ご本人とは豪華でした(笑)

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▼次回、エピソード12

axxi.hatenablog.com

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