海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ～天才数学者の事件ファイルシーズン3　6話ネタバレ感想

エピソード6『暴かれた賭け』“Longshot”

ドンのチームが競馬場で起きた不可解な死を捜査する中、チャーリーは捜査に新たな展開をもたらす証拠を発見する。

ラリーはメーガンに夢中すぎるが故に自分の仕事とのバランスが取れなくなってえらく葛藤している様子。

大穴が勝利した競馬レースの最中に二人組の男に青年〈ダニー・ロバーツ〉が滅多刺しにされる事件が。現場に残された被害者の手帳には複雑な予想理論と見られる数式がびっしり書き込まれており、チャーリーの出番です。

女性との交際に消極的なラリーと違って、今回の現場で再会したOCの責任者〈リズ・ワーナー〉とはアカデミーの生徒と教官という間柄ながら男女の関係への発展を予感させるドンは、多忙な職務でありながらわりと女性遍歴が豊富ですよね。

オーナーの〈コナーズ〉は博打好きで、その借金をマフィアの〈タバキアン〉が用立てたという裏事情を教えてもらいます。

さらに被害者のロバーツは、ここ10日での90レースに30回以上賭けていて連勝中だったらしく、賭博詐欺をしているであろうタバキアンの仲間だった可能性もあると話すリズ。

研究室にやって来たドンとメーガンに例の手帳を見せられたチャーリーとラリーは、それが非常に高度な予想理論だと驚きの表情。

競馬の予想は普通勝ち馬の予想であって、ロバーツの使った方程式は勝ち馬を無視した2着馬の予想だと見抜くチャーリー。

ロバーツの口座を調べると、30連勝どころではなく6レース連続で1着を当てる6重勝していたり、宝くじ同然の馬券を購入して50万ドルに増やしていたりという形跡が。ただしロバーツは一度も換金していないというのでなお不審です。

結婚を控えていた恋人に家賃の大半を払って貰うほどで、競馬場に常連なのにわざわざネットで馬券を購入していたあたり賭け自体を隠したかった…つまりロバーツはタバキアンの仲間では無かったと読み解けそう。

競馬ファンの父親と競馬場に出向いたチャーリーは、ロバーツの遺した数式がイカサマを暴いたものだと気が付きます。

つまり、詐欺の証明になるこの数式が賭博詐欺を働くマフィアの邪魔になって殺された、と。

それが分かれば全てのレースデータから、ここ半年の6重勝の的中者と、ここ数ヶ月でイカサマが仕組まれた時に出た5人の的中者で色々と絞り込めてきました。

しかし6重勝した5人全員が程なくして事故死を遂げており、他殺は間違いない状況です。

5人全員が無職という点から、職業安定所に行き彼らのデータを照合したところ全員が競馬場で面接を受けており、面接官はコナーズだった裏も取れました。

コナーズを連行して脅しをかけると、「タバキアンに家族のいない独身者を雇えと言われた、クラブで働かせるためだ奴は麻薬密売を拡大し金の洗浄法を見つけたんだ」と洩らすコナーズ。

イカサマで儲けた金を麻薬代金に充てて資金洗浄を行っていたようです。

手帳との睨めっこが続くチャーリーは、ロバーツに協力者が居たはずだと気付き、コルビー達は数学が出来るはずの協力者はパソコン通のロバーツの恋人で、彼女ならイカサマの事も知っていると踏みます。

そうなれば彼女の身が今最も危険な事には間違いなく、すぐさまコルビーとメーガンが自宅に急行するも一歩遅く、自宅は派手に荒らされ血痕だけが残された状況でした。

白昼に運び出されたにも関わらず有力な手掛かりはゼロ。

しかし同時にロバーツの口座から50万ドルが換金された形跡があり、IPアドレスを辿って踏み込むと中には1人きりのロバーツの恋人が。

タバキアンの手下が家に来ていたのを見てパニックになった彼女は自分の死を偽装して隠れていたのです。

彼女のアルゴリズムが巨大な麻薬カルテルの脅威になっている事を教え、タバキアン一味から守る事を条件に捜査協力を求めるメーガン。

彼女が証人となることで無事にタバキアンは逮捕となりましたが、どうも逮捕前の余裕っぷりや手下の多さ的に報復が待っていそうな気配が…。

ラリーとメーガンの恋模様は、一枚も二枚も上手な魔性のメーガンのおかげで上手く進みそうです。

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▼次回、エピソード7

何かとサバイバル。