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海外ドラマ≫≫Tales from the Loop ザ・ループ TALES FROM THE LOOP シーズン1 6話ネタバレ感想

ザ・ループ TALES FROM THE LOOP

エピソード6『異次元世界』“Parallel”

あらすじ

ある男が愛を求めて異次元の世界へ旅立つ。

ネタバレ感想

ループの守衛をしている〈ガディス〉は、町へ来て2〜3週間だと言う〈ケント〉とバーで知り合いますが、バードウォッチングと音楽をこよなく愛するロマンチストなゲイのお眼鏡にかなう相手ではなさそうです。

メイとも知り合いらしく、乗り捨てられていたトラクターの部品を彼女に修理してもらいます。

ラクターというよりも、トラクターの中に置いてあった写真に映るピアニストに心を奪われ執着している様子のガディス。

いざエンジンをかけてみると、大きな音がしてまたすぐに止まってしまいます。トラクターの背後から異次元空間に通じるような謎のモヤが出ていた事にガディスは気付いておりません。

自宅に戻ると、家の中は数十年誰も住んでいない廃屋のように荒れ果てた状態に変わっており、近所の家を覗くと中にはあの写真に写っていたピアニストの姿が。

驚きながらも扉をノックすると、中から出て来たのはなんと自分と全く同じ風貌の男。

お互いに時が止まったように驚きますが、訳も分からないままその場を急いで立ち去るガディス。もう一人のガディスも追いかけて来て「一体何者なんだ?」としつこく付いてきます。

観念してパラレルワールドの自分の家に招かれ、〈アレックス〉も同席の上事情を話すと、「あのトラクターは数ヶ月前に突然消えたんだ、盗まれたかと」と聞かされます。さらに「ループは君の世界にもある?」と問われ、自分がループで警備員をしている事を話すガディス。

こちらの世界のループは閉鎖されたそうで、“解体”だと聞いていたけれど、ガディスが元いた世界のループの仕業だという陰謀論に行き着いたようです。

何らかの方法でパラレル・ワールドを作り上げ、トラクターがガディスの世界に引っ張られたところを、ガディスが修理して元のパラレルワールドに帰ってきたのだ、と。

「もう一度エンジンをかければ元の世界に戻れるはず」と考え、エンジンを修理して挑戦してみるも何も起こらず、そのままこちらの世界の我が家を綺麗にして住み始めることに。

別世界とは言え同じ人間なだけあって趣味嗜好がよく合うガディス達は意気投合し、時間を共有しますが、ガディスはアレックスに惹かれる気持ちを隠し切れていません。

そんなある日、アレックス達の家に友人が来るから見られないよう一晩物置きで過ごしてくれと頼みがあり、承諾したガディスでしたが、途中で抜け出して食事を持ってきてくれたアレックスにキスをされます。

すぐに家へ戻ってしまったアレックスとその後の進展はなく、悶々と想いを募らせるガディスはついに思いの丈を綴ったノートをアレックスに差し出します。

しかし、翌日そのノートを持って訪ねてきたのはもう一人の自分で、「僕なら彼を奪おうとしない」と怒りを露わにしながらも、「アレックスは君の想像した男とは違う、他にも男がいるし新たに出会うとそれが別の僕であろうとすぐ手を出して自然消滅しては元のさやに戻るんだ」と手の早い浮気癖を明かします。

アレックスからの『本気にさせて悪かった』という伝言まであり、理想は打ち砕かれ気まずい現実だけが残るガディス。

友達なのだからここに残っていずれ水に流せればいい、という無駄に器のでかい提案で引き止められますが、孤独を恐れるガディスはもうここには留まれません。

ここで元の世界に戻れる訳ではなく、パラレルワールド内のダイナーでもう一人のケントと出会い、今度は同じバードウォッチングの趣味を持つ彼と惹かれ合う事に。

元の世界に戻らないでいいのかとか気になりますが、元の世界はガディスにとって孤独なもので、探し求めていた理想の愛を得られる世界こそが居るべき場所、的な事なのですかね。

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ザ・ループ TALES FROM THE LOOP

▼次回、エピソード7

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