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エピソード5『チャーリーVSメーガン』“Traffic”

あらすじ

ロサンゼルスの高速道路でランダムに起きたと思われていた複数の襲撃事件。メーガンたちは、それぞれの事件に接点を見いだしていく。

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ネタバレ感想

今回の事件

高速道路での連続襲撃事件が8週間に7件という頻度で多発しており、今回は2人の息子を乗せて運転していた〈キンカーク氏〉が走行中突然撃たれ搬送されます。

頭部に銃弾を受けるも貫通はせず、手術を受けて容体は安定したとの事ですが、一連の事件に規則性がなく捜査は難航しそうな気配。

チャーリーをもってして『ランダムな事件』との事なので、それぞれの事件を個別に調べてはいますが、メーガンは何か規則性が無いかと諦めずに色々と調べております。

チャーリーを信頼しているはずのメーガンがここまで持論を推すのには訳があって、7件とも類似事件の典型的な要因と一致せず事件プロファイルに当てはまらないという事が逆に不自然で『ランダム過ぎる事件』だと言うのです。

しかしこれをチャーリーに直接訴えても「特異ではあるけどあり得なくはない」と取り合ってもらえず。

デビッドとコルビーの地道は捜査は続き、2人目の被害者〈レインズ〉と5人目の〈スミス〉は同じ洗車場の常連だったという共通点が見つかります。

更にレインズは銃撃の2週間前に従業員〈カルビン・オーツ〉と口論になっており、このオーツという男は以前恨みによる発砲騒ぎを起こしている人物。

連行してみれば、怒り抑制セラピーに通って3年だと言うオーツには襲撃時のアリバイがあり犯人では無さそう。

オーツの取調べの最中、またしても襲撃事件が発生し、28歳のコンピューター技師がコンクリ片をトンネルの上から落とされ即死という入念な計画が必要であろう犯行の跡が。

 

仮にも友人の恋人なのにその相手に対して小馬鹿にしたような態度のチャーリーはいかがなものか。冷静に話を聞いてやんわり咎めたラリーのおかげでチャーリーの『ランダム認定』は間違っており、これは『シャッフル機能』だという見逃しに気が付いたようです。

「過剰なランダムはあるのかだってさ、笑える」とまで言っていた数十秒前の自分の態度をまず反省して欲しいものです。

メーガンの元へ行って謝罪はしていたものの、ラリーも自分の恋人を馬鹿にされて良い気はしないでしょうに。

メーガンは既に警察調書のない事件も調べる事で、これまでの事件との関連性に気付いており、犯人が規則性を避けている事まで見抜いておりました。

 

容体が安定した被害者に話を聞くと、2年ほど前に信号無視の車がセダンに衝突し、当時6歳の少年が巻き込まれ重傷を負ったた悲惨な事故を目撃しており警察に証言をしていた過去が明らかに。

調べるほどに一連の襲撃事件の被害者はこの2年前の事件に関わりのある人ばかり。

新たな事件も起こり、犯人は赤外線を放つ装置で信号を操作した可能性が浮上し、信号を操作できる特権を持つ緊急車両であれば逃走も容易だったと推測されます。

信号機周辺の監視カメラをひたすら洗うと、目当てのトラックが見つかり、“HTSU”のステッカーが貼られているという大収穫。HTSUとは、頭部外傷者の会で、会員を調べると8人に襲撃事件との関連性が見えてきました。

轢き逃げの被害者だった犯人は復讐する相手がおらず、会員仲間の話から標的を選んで敵討ちしていた、と。

激情型の犯人逮捕シーンは鬼気迫るものがあり、FBI側に被害が出ないかとハラハラさせられました。

そしてあくまでも正義を掲げて行動している犯人の悲痛な叫びには後味の悪い物が。

ただ最後に、この事件を引き起こすきっかけとなった轢き逃げ事件の犯人は野放しになっているということに注目したチャーリーがドンに容疑者逮捕に繋がる資料を用意して見せていたので、この2人なら必ず根本を解決してくれそうです。

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▼次回、エピソード6

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