エピソード2『無差別強盗殺人事件 Part.2』“Two Daughters”
あらすじ
無差別に殺人を犯しているように見える犯人カップル。しかし、捜査官メーガン・リーブスが誘拐されたことで別の目的が明らかになる。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン3 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
ナンバーズで事件が2話に跨ぐというのは初めてです。メーガンが誘拐されるという大事展開ですが、どう事件解決に繋がるのか。
メーガンとラリーの恋人関係についてコルビーだけが気付かないし知らされてもいなかったというのはちょっと笑えます。
今回の事件
クリスタルからドンに連絡があり、メーガンの身柄はバックの釈放及び逃走手段の用意と交換だと要求が。
人質になったメーガンが話を聞き出したところ、クリスタルの動機が明らかになります。
15歳にして家を出たクリスタルはその後ブレナーと出会い彼の子を妊娠するもあっさり捨てられ、引き渡されたリバースの口車に乗せられ子供を里子に出すことを承諾したそう。
動機は報復だけでなく、その時の娘を取り返すために消息を掴もうと必死だった訳です。
仲間を助けようと必死過ぎるドンは冷静さに欠き、なりふり構わず闇堕ち真っしぐらな雰囲気。
チャーリーも大体の位置が把握できているのなら凹んでいる兄貴に講釈垂れる前にさっさと教えてやりゃあいいのに(笑)
ちょうどその頃メーガンと言い合いの末揉み合いになったクリスタルが発砲し、潜伏先のモーテルから通報が。
駆けつけたデビッドとコルビーは応戦しますが、クリスタルの行動力となりふり構わなさも異常で、躊躇なく手榴弾をFBIの車に投げ付ける暴挙。
その上人質に取ったメーガンに対して頭に一発
入れて気絶させるのも、万が一の抵抗に遭わないよう利き手を封じるためなのか追手をメーガンの止血に割かせようとしたのか、どちらにせよその判断の早さもどう考えても素人の手際ではありませんが…ただの歴史教師なんですよねぇ(笑)結局まんまとその場から逃げられてますし。
おかげでメーガンはすぐに病院に運び込まれ、すぐに会話が出来るほどに回復してくれて一安心です。
FBIが飲むはずのない条件を突きつけ暴走しているかに見えたクリスタルですが、メーガンを拉致する事で彼女のIDを使った情報を得ることが真の目的だったようで、全米犯罪情報センターのワシントン支部に電話をかけてリバースやリバースにつく悪徳弁護士〈ベントン〉の情報を得ていました。
ベントンは既に殺された後で、現場に散乱していた書類から赤ん坊が闇で売られた事、クリスタルも買い手を掴んだ事が分かります。
チャーリーがアミタと不自然にイチャつきながら調べ当てた娘の居場所にFBIが向かうもタッチの差で間に合わず。
しかしこれまたチャーリーが予測した道路で先回り作戦をすれば、もはや全てを諦めたクリスタルは手榴弾片手に車で突っ込んで来ようとします。
判断が遅れれば爆発の巻き添えで大惨事だったとは言え、ドンの早すぎる狙撃と表情はある意味復讐だったようにも見えました。
疲れた顔のドンが帰るのはやはりアパートではなく家族の居る“我が家”なのでしょう。お決まりになった父子3人の団欒はやはりホッとします。
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▼次回、エピソード3