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エピソード22『テロリストの細胞』“Under Pressure”

あらすじ

ロサンゼルスを標的にしたテロ計画を受けて皆が神経をすり減らす中、ドンや捜査チームのメンバーたちの間に軋轢(あつれき)が生じる。

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ネタバレ感想

CIAがロスを狙ったテロ計画の情報を入手し、これまでにない規模の緊迫した捜査が行われております。

テロ細胞“テロセル”とは、複数のパーツが集合体として働き横の繋がりはない自立分散ネットワークで成り立っているそう。個人は自分の仕事しか知らず、それが全体に与える影響や最終目標となる全体図は知り得ないのです。

捜査がバレてしまえば全体の構図が変わり、計画の全貌を特定するのは極めて困難になる事からも失敗は許されません。

今回の事件

チャーリーが苦労して割り出したテロ細胞の末端〈カリード・アッサン〉を追っていたFBIでしたが、尾行途中にアッサンが言い争いになった男に暴行を加え、バールまで振りかざしたところでデビッドが銃を取り出し止めに入りました。

テロ計画の全貌も分からぬままアッサンを連行するハメになってしまい、もちろん自白を取ることも叶わず、ドンは命令を無視して身分を明かしたデビッドにキツく当たります。

目の前で殺されそうになっている人を無視できず正義の元行動したデビッドですが、ドンは「何千人もの命を救うためだ」とお怒り。

 

陸軍の〈アダムズ大尉〉によれば、アメリカ人だったアッサンには入隊経験があり、彼の隊に居た〈アリ・アル・ドサリ〉の勧めで改宗し、同時期に除隊しています。

アル・ドサリを拘束しに行くと既に姿を消しており、海兵隊の偽造IDが発見された上に、軍放出品店で海兵隊の軍服一式を2人分購入していた事が分かりました。

そして、軍基地に洗剤や医療用の薬品を販売するアルハンブラの民間企業“RNE薬品”で、海兵隊員の制服を着た強盗によって警備員が殺される事件が。MPDCメチルホスホン酸ジクロリドというサリンの主成分でもある毒ガスが盗み出され、更に3週間前にもサリンを生成するために必要な薬品が230リットル分盗まれており、街の半分を汚染できる量のサリン生成が可能という恐ろしい状況です。

サリンの脅威は日本人にはかなり身近というか、一般にも広く知られておりますが、アメリカでもテロに使われる代表的な毒ガスだったりするのでしょうか?

既にサリン中毒の症状で病院に搬送された被害者が2名出ており、テロにしては少な過ぎる人数に実行犯の可能性が浮上しますが、どうやら引越しのために借りてきていたトラックに残留物があった事が分かりました。

トラックに付着した指紋の中からは、アルジェリア国籍の大物テロリスト〈ジョセフ・ハリーズ〉が一致。

事件解決の方程式

 

チャーリーの脅威分析と、水道システムを担当していたアランの経験と知識による親子タッグの推測で、最初の状態は液体で水にも溶かせるという性質を利用した、水道を使ってサリンを市内中にばら撒く計画を暴きます。

 

生成役と運搬役を追い詰めるも、サリンで自殺を謀られ、結局は黒幕に辿り着けなければ計画の阻止は難しそうです。

それにしても毎度突入するFBIを見て思うのが、何故ドン達捜査官はヘルメットぐらい付けないのか、という素朴な疑問。あれはドラマだからなのか、実際にも部隊だけがフル装備で捜査官は防弾チョッキ程度の武装なのか。あと揃いも揃ってサングラスをかけているのも規定があるのか気になります。

 

そうこうしているうちに、テロリストから市長へ拘束中のテロ容疑者8人の釈放、イスラム国家から軍の撤退、賠償金の支払いと言った、とても交渉の余地があるとは思えない政治的な要求が。

チャーリーは生成役やアル・ドサリの情報から、セル構造のトップで黒幕は有名なテロリスト〈シャリフ・アル・マリキ〉だと辿り着きます。実際に釈放を要求した8人はアル・マリキと関係がある人物ばかり。

しかし、ドンによればアル・マリキは4ヶ月前パキスタンで暗殺されているとの事。

そこでチャーリーが閃いたのは、個人は自分の役割のみで全体像を知らないというテロ細胞の利点であり欠点でもある構造を逆手に取って、アル・マリキの計画を乗っ取り密かに計画を操っている人物が居る可能性です。

広い視野を持てる組織外の人物かつアル・マリキに接触した者が乗っ取り犯だと聞いてピンときたドン。

アル・マリキを暗殺し、死んだと知っていて何も言わなかったアダムズ大尉に疑惑の目が向けられます。

政治的な要求は飲まずとも、サリンと引き換えに金で解決するため400万ドルの支払いが決まっており、一儲けするために仕組んだ計画だったよう。

しかし誤算だったのは、市民を巻き添えにするつもりはなく実行犯を殺すつもりでいたはずが、動的なテロ構造が突然変異し、状況に適応しようとした別の人員が動き始めてしまいました。

人命を第一に考えるよう、黙秘を続けていたアダムズ大尉を直球勝負で説き伏せ、計画でサリンを混入させるはずだった水道管の場所を吐かせます。

ドンに危険だから関わるなと言われようがこちらもまた息子の上を行く頑固さで捜査協力していたとーちゃんがしっかり経験を活かしてトンネルを特定してくれたのは格好良かったです。

SWATとFBIの突入で、危機一髪の状態ながらサリン散布テロは未然に防げたのでした。

 

コルビーはリズを狙っていたようですが、デビッドに話を持ち掛けたところ「リズとドンは何かあるからやめておけ」と言われてしまいます。また蚊帳の外というか、1人脳筋で鈍いというか(笑)

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▼次回、エピソード23

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