『第2話』“Episode 2”
あらすじ
収容所での出来事の後、マックスは自分の判断が正しかったか考えることになる。ローラは、ドライデン委員会ですべてを知らされていないことに気づく。
ネタバレ感想
あれほど非暴力主義だったマックスがなんと、何度訴えても聞く耳を持たないアグネスを突き飛ばしました…!
その他全員の命が賭かっている状況では仕方ないのかもしれませんが、 一部シンスからの反感を買いそうで嫌な予感。
委員会に参加する事になったローラの元には、政府から派遣されたオレンジアイのアシスタントシンス〈スタンリー〉がやって来ました。
委員会のメンバーには強制的にオレンジアイが護衛兼運転手としてつくらしく、渋々受け入れるローラですがこりゃあ十中八九政府がロボットを通して監視しているのでしょう。
本当にその格好で良いのか?と聞きたくなるようなオフィスビルに似つかわしくない制服が気になります。
グリーンアイの行動科学を専門とする〈ニール・ソマー〉も委員会の一員となったらしく、ローラにも人間の味方が居ると思うと少しホッとします。ただ、スタンリーに聞けば会議後に世間話をしたニールの言葉には嘘がある確率85%だそうでそれがどういう類いの嘘なのか…。
そして政府のいかにも過激そうな反シンス案『バスウッド』とは一体。
居合わせたニスカのおかげでレオは自発呼吸に至り、生命維持装置無しで生き延びる事が出来ましたが、当時不在だったミアはレオを危険に晒したマックスの決断を責めて当然です。
大量の特殊シンスが船に乗って近付いて来た事で警察は何故か全員を拘束する事もなくその場を引き揚げていったわけですが、船に乗っていたシンスの生き残りから救難信号が。
船には爆弾事件の関係者も乗っていたらしく、それを知るニスカは救助に向かうミアに同行します。
そして更なる手がかりを掴んでミアと別れるニスカ。今やニスカが誰よりもまともになってきました。
回復しつつあるレオと、マティーに対して人間への憎悪が強くなっているから出て行くように告げるマックス。
穏やかな闇堕ちではあるものの、ついに一家離散ですよ。大変です。
カレンから徹底的に人間の不完全さを叩き込まれたサムは、人間の男の子としてウォルトリンガムの小学校に通い始めております。
しかし、ウォルトリンガムの町はさほど広くもなさそうですぐにご近所のジョーに見つかってしまいました。
見覚えのある顔を見て恐る恐る二人の後をつけるジョーですが、シンスのカレンにバレないはずがなく、自宅に招かれる事に。
そこでサムがクオリア社によって極秘で作られた試作品であり、彼もまたデイ・ゼロで覚醒したのだと聞かされます。
飛んで火に入る夏の虫とはこの事ですが、敢えての人間だけの町に潜伏する事で、灯台下暗し効果を狙っているようですね。
シンス同士だとお互いにシンスである事を探知できてしまいますが、それならシンスの居ない町に住んでやろうという逆転の発想です。
この事実をジョーは受け止め切れたのでしょうか…。
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▼次回、エピソード3