『第6話』“Episode 6”
あらすじ
ローラは、彼女の人生だけでなく、周りの人々の人生に関わる真実を知る。
ネタバレ感想
トイレ掃除で採取した尿から受精卵の着床まで把握してしまうお手伝いロボはなんだか嫌ですね…(笑)
スタンリーによる家族の健康チェックで、なんとマティーが妊娠8〜10日だと発覚。
昔の自分の家が博物館になっているなんて不思議ですが便利なもんですな(笑)
いくら昔の自分の家とは言え、グッチャグチャにしすぎでしょう。何故これを数体居る案内役のシンスが止めに来ないのか。
そうまでして見つけたのが、シンスと人間の間の中途半端な息子に対する後悔にも似た感情が綴られている日記というのは酷ですね。
ついにスタンリーが本性を表します。ただし、完全にローラの敵なのでしょうか?派遣予定のオレンジアイから目を奪った特殊シンスだったようです。
デイ・ゼロの被害者に黙祷を捧げる事で、スタンリーだけが他に倣わず異常行動をとっているとミアに知らせるローラ。
14時が迫る中、スピーチの最中に娘はシンスが大好きで家族だと思っている、という言葉を聞いて、今にもカッターで襲い掛かりそうなスタンリーの手は止まります。スタンリーを認めてお礼を言いナチュラルに手を握っていたソフィーと接する事で、少なからず情が芽生えていたのでしょう。感情があるからこその思い止まりでした。
しかし、アナトールの手助けで外へ出たアグネスは、計画通りの14時にデイ・ゼロの慰霊碑で派手に自爆テロを起こします。
スタンリーはアナトールの命令に背く形となり、ローラの味方につきますがホーキンス家の命が狙われるのは明らか。
そして、前進しかけていた人間とシンスの対立問題も、このテロ行為によって全てがおじゃんに。ミアもその場でテロ容疑の疑いをかけられ逮捕されてしまいました。
政府側は問答無用で『バスウッド作戦』の実行に移る緊急事態です。
スタンリーを連れたホーキンス家が逃げ出そうとして玄関を開けた瞬間、目の前にアナトールが。一歩遅かったか。
数体のシンスに囲まれ万事休す状態で、通りすがりの赤の他人の爺さんがアナトールの手下に連れられて来ます。
そしてサムと爺さんを並べて、「今日初めて会った人間と、君やジョーを愛するシンスのサムか、どちらを殺すか選べ」とローラに選択を迫るアナトール。
これはなんというか…真理ですよね。いくらシンスを対等な存在と口では言ってても、殺人となればどう天秤にかけるのか。
選ばなければ2人とも殺すと迫られ、涙ながらにサムを選ぶローラ。いやぁ…倫理的には仕方ないんですよね…リアルに考えて。
ローラがこう答える事を分かっていたかのように、そしてそれを知らしめさせたかっただけなのか、「傷付けるつもりはない」と2人とも解放させるアナトール。
ローラを蔑んだ目で見るスタンリーの表情が厳しい…。
裏切られる気持ちを知ってしまったサムもアナトールに付いて行ってしまい、究極の選択がきっかけでローラは我が子達とも溝が出来てました。
ニスカは爆弾犯を仕留めた時に何度か耳にした“眠るシンス”の情報を得ようとしています。
眠るシンスの信奉者のみを集めて会わせに行く、だなんてピノキオのワンシーンを彷彿とさせます。変な男の案内でニスカもバスに乗るのですが、開かれたコンテナの中から這い出て来た壊れかけのシンスが「逃げて!」と叫ぶと同時に、男の仲間達による攻撃が始まります。
シンス憎しの過激集団に捕まってしまったニスカ。
しかしそこは最強サイボーグのニスカですよ。あっさりリーダーの男を倒して拘束状態もなんのそので脱出。
その直後に出会った男が本当に眠るシンスを知っているのだと必死な様子で訴えてきて、ニスカは彼を信じて自ら電源を切り車のトランクの中へ…。
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▼次回、エピソード7