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海外ドラマ≫≫Sneaky Pete スニーキー・ピート シーズン1 2話ネタバレ感想

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エピソード2『金庫』“Safe”

あらすじ

家業の保釈金立替業が傾きつつあるピートの祖父母、オットーとオードリーの間に不協和音が生じていたころ、マリウスは手が焼ける客から保釈手数料を取るためにリスクを伴う提案をするが、問題に直面してしまい、2人はオードリーの“熟練の技”に頼らざるをえなくなってしまう。またマリウスは、ニューヨークにいるかつての詐欺仲間、ケイティとカロリーナを訪ね、3年前にヴィンスを敵に回すことになったいきさつを回想する。

ネタバレ感想

深夜、こっそり家を抜け出すマリウスは、カーリーに見られているのに気付いているのかいないのか。

向かった先はかつての詐欺仲間達のところで、主婦をする者もいればヴィンスに従うしかない状況で、ある意味敵の懐に居る者も。

エディは、ヴィンスの上顧客から気に入られているおかげで監禁状態ではなく店に出ているらしいという情報を仕入れます。ですが、エディにはヴィンスの手下〈リチャード〉が見張りに付いている、と。

 

オードリーから疑われていて、彼女の差し向けた〈サム〉に尾けられている事まで承知の上で泳がせ、翌日には自分から抜け出した事をオードリーに打ち明けて信用を得ようとするマリウス。

それすら想定の範囲内のオードリーとの心理戦の攻防が面白い。生粋の詐欺師と肝っ玉婆ちゃんがそこそこ対等に渡り合っているのです。

登場人物

 

〈マリウス・ジョシポヴィック/ピート〉

天才詐欺師の主人公。服役中に同房だったピートを装い、彼の祖父母の家に転がり込む。

〈エディ・ジョシポヴィック〉

マリウスの弟。ワルの割りに脅しに負けがち。

〈ヴィンス・ロナーガン〉

ギャングのボス。マリウスとは因縁があり、10万ドルの借金の返済を要求。

〈ジョゼフ〉

表向きは写真屋だが裏社会にも通じており、マリウスに借りを返すためピート名義の偽ID を工面してやる。

〈チャーリー〉

殺されたマリウスのかつての仲間。

マージョリー

古書店で働くマリウスのかつての仲間。チャーリーを偲ぶ。

〈カロリーナ〉

マリウスのかつての詐欺仲間で、身の安全のために現在はヴィンスの情婦となっている。

〈ケイティ・ボイド〉

マリウスの元恋人でかつての詐欺仲間。現在は足を洗い、郊外で普通の主婦として暮らす。

ブレンドン・ボイド〉

ケイティの夫。

〈エイブラハム・パーシコフ〉

脱税の罪で保釈金立替を利用するも踏み倒そうとしている。

マックス・ペロンの名でロングアイランドで暗躍し何人も殺している危険な犯罪者。

〈ランス・ロード〉

パーシコフの弁護士で、ジュリアの元恋人。ジェイコブの父親。

〈リチャード〉

ヴィンスの手下で、エディの監視役。

〈ウィンズロー〉

ヴィンスの息のかかった刑事。

 

【ピートの家族】家業で保釈金立替業をしているも火の車。

オードリー・バーンハート〉

ピートの祖母。かなり鋭く侮れない存在。

〈オットー・バーンハート〉

ピートの祖父。

〈ジュリア・ボウマン〉

ピートのいとこ。2人の子をシングルマザーとして育てつつ家業を手伝う。

〈カーリー・ボウマン〉

ピートのいとこでジュリアの妹、16歳。万引き常習犯らしく、反抗期真っただ中。

〈テイラー・ボウマン〉

ピートのいとこで現在は警官。精神年齢は16歳並。

 

〈サム〉

マリウスを怪しむオードリーが雇った探偵。尾行は下手。

前回に引き続き、なんとか現金を工面したいマリウスは成功報酬を期待してパーシコフ騒動解決のためジュリアに手を貸します。

パーシコフの弁護士を丸め込んで支払いさせる計画は上手くいきかけるも、結果は撃沈。

ちなみに、パーシコフの弁護士はジュリアの元恋人で、ジュリアが一人で育てる息子の父親でもあるそう。

ここから先は婆ちゃんの出番で、共感を誘うのが無理だと分かれば怒涛の脅しに方向転換する手腕を見せ、パーシコフの母親の家を担保とする事に成功しました。

 

そして今回は、3年前に何があったのか…ヴィンスとの因縁の元となる事件が回想で明らかに。

ヴィンスの店で働くエディを通してヴィンスと知り合いになったマリウス。得意の心理テクニックで儲け話を持ちかけ、その軍資金としてヴィンスから10万ドルを出させる契約を交わします。

ヘッジファンド会社を経営していた〈マクレガー〉という男のイカサマを見破ったので、対価の10万ドルで手を組んだはずの2人。

計画には潜入スパイの存在が不可欠で、その人材としてカロリーナも紹介されます。ヴィンスは大層カロリーナをお気に召したご様子。

しかしマリウスの計画ははなからヴィンスを裏切るもので、稼いだ後にトンズラするため空砲を使った騒ぎを起こすにあたって予行演習をするマリウス、カロリーナ、そしてマクレガー役の〈チャーリー〉の3人。

そこに踏み込んできたのが騙すはずだったヴィンス本人。

かなり慎重派で鼻の効くヴィンスは、刑事でありながら自分の手下のように動く〈ウィンズローラ 〉を使って、エディを脅し全てを吐かせたようです。

エディ…またお前だったのか(笑)

裏切りの代償としてチャーリーはその場で撃ち殺され、マリウスとカロリーナの命も危うい四面楚歌な状況から、隙をついて全力ダッシュで逃げ出したマリウス。

空砲を手にしたまま全力で逃げ、手下に追われながら入ったのは銀行。

これも考えのうちなのでしょう、殺されるよりはマシという事で銀行強盗を装い空砲を天井に向けて撃ち、誰も傷つけないままに駆け付けてきた警官に対して無抵抗で身を差し出したのが、1話で服役していた経緯でした。

カロリーナはあの場からヴィンスに擦り寄る事でなんとか殺されずに済んでいるようですが、命を握られている状況でかなり怯えており、ムショから戻ってきたマリウスに手を貸す事も嫌がっております。

「カロリーナ抜きで“ターク”を成功させるのは無理」というセリフがあるぐらいには詐欺行為のキーパーソンになってくる存在なので、今後彼女をどう説得していくのか。

 

数字に関する記憶力が異常らしいマリウスは、エディの監視役であるリチャードの電話番号を思い出そうとしている節があり、最終的には3年前の記憶を導き出すことに成功。

リチャードの携帯に不審な着信を数回入れることで側にいるエディにメッセージを送ります。

そのメッセージに気付いて軟禁状態から逃げ出そうと画策したエディでしたが、後一歩のところで番犬に捕まり敢えなく失敗。

マリウスも天才的ですが、ヴィンスも微かな情報を見逃さない中々の手強さで、今このタイミングで急に逃走を企てたのにはきっかけがあるはずだ、とマリウスからのメッセージを見抜きます。

それがリチャードへの着信だと分かると、今度はエディの監視役がリチャードに変わったという情報を漏らしたカロリーナが危険になるはず。

ひとまずは下手な誤魔化しで乗り切っていましたが、ヴィンスならもう気付いていてもなんらおかしくはありません。

 

 

自身の身の安全とエディ救出のために引き続き金策を強いられるマリウス。金庫に15万ドルもの大金が入っているはずだと話すカーリーの思惑は一体…。

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▼次回、エピソード3

axxi.hatenablog.com

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