エピソード3『ミスター・サクセス』“Mr. Success”
あらすじ
マリウスの保護観察官がニューヨークに来るよう命令してくる。約束の時間どおりにニューヨークへ行くには、ピートのいとこであり、好奇心旺盛なジュリア、テイラー、カーリーの３人、そして彼を疑い続けるオードリーをうまくあしらわなければならない。しかしマリウスは恐ろしい待ち伏せにも遭い、ヴィンスの息がかかった刑事のウィンズローにも追われることに・・・。そしてケイティは嫌々ながらもマリウスをかばう。
ネタバレ感想
ここまででえらく色々あった気がしますが、まだ仮出所してから2日しか経っていないとは…。
〈ジェームズ・バグウェル〉
自称『成功請負人』の熱血保護監察官。
〈メッツガー〉
息子の保釈金を支払うためバーンハート事務所に立替を依頼。
〈トロイ〉
釈放されるメッツガーの息子。
〈デレク〉
トロイの兄弟。
ウィンズローは刑事の役得をフル活用して聞き込みを続けた結果、マリウスが出所後バーで接触して財布をスッた相手に辿り着き、更に行き先まで把握。どんどんと追っ手が近付いてきている事にマリウスはまだ気が付いていません。
むしろそれどころではなく、保護監察官から呼び出しの連絡が入り、どうにか14時までにNYのバグウェルの元へ行き着かないとならないのです。
今回の事務所の顧客のところへは担保の引き渡しにオードリー自ら出向くらしく、担保を受け取った後に付随する『金庫にしまう』という作業見たさに同行を志願するマリウス。
時間は余裕だと思っていたはずが、銀行の抵当に入っている家を担保にするつもりだったらしく、他に価値のあるものは売り払ってしまったとかですんなり帰れそうにないプチハプニングが。
14時までの約束に間に合うようとっとと済ませたいマリウスはそれらしいでっちあげ？でリビングに飾ってあった時計を価値のあるものだと言ってそれを担保に持ち帰る事に。
かなり強引で一筋縄ではいかないオードリーとの攻防戦にあっけなく負けたマリウスは、彼女とランチする事になり、ドタキャンすれば即座に刑務所に戻されるという状況の中約束の14時に間に合いそうもありません。
電話対応の女性をありがちな作り話で騙して16時半にアポを取り直すも、それがすぐヴィンスに伝わり待ち伏せ待ったなし。
金庫を開けるため隣の部屋に移動させられたマリウスはちゃっかり盗み見ておりましたが、番号は分かったのでしょうか？
ジュリアに誘われてオムツを買いに出た先で、何者かに拉致され車のトランクに入れられたマリウス。
ようやく車が停まり、外に出された時にはパニック状態でヴィンスの名前を叫ぶも、犯人はジュリアと組んで悪ふざけをしていたテイラーでした。
ヴィンスについて聞かれるも、不倫相手の夫の名前だと誤魔化して今度こそバグウェルとの約束に間に合うようテイラーに駅まで送らせます。
しかし、辿り着いた先で自分を探すウィンズロー刑事を発見。逃げ出した先から仮病を装って電話をかけ、翌日に振り替えてもらうところで終了ではなく、バグウェルが仮病を疑って自宅訪問してくる事まで読んで、ケイティと家族の協力を得て周到に誤魔化し事なきを得るマリウスでした。
留守中にマリウスの部屋へ忍び込み家探しをした末に隠してあったヘソクリをクスねていたカーリーですが、マリウスがそれに気が付かないはずもなく。
最後に華麗な仕返しでギャフンと言わせたのはニヤリとしましたが、スリの常習犯である事がバレてしまうのは構わないのか？
そして、バグウェルに会う時必要になるマリウス名義の本物の運転免許証を隠し直そうとして、靴下に挟んであったはずのそれがないと気が付くマリウス。
テイラーに拉致されたトランクの中で必死にもがいているうちに落としてしまったんですね。
ウィンズローがマリウスの顔写真持参で市警に聞き込みしようとするもギリギリのところで顔が割れなかったり、落としっぱなしの運転免許証に気が付かなかったりと、今や一番マリウスの正体に迫っているはずなのに、どうにもおまぬけ感漂うテイラー相手だとしばらくは決定的なバレ方はしなさそうです(笑)
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