エピソード3『逃亡中の男』“Man on the Run”
あらすじ
マリウスは、自由の身になったばかりのピートが逃げないようにし、マギーに関する情報を聞きだそうとする。フランクとジョーは、ピートの家族の監視を強化。死んだ殺し屋の厄介な仲間が現れ、行方不明の殺し屋に何が起こったのか知りたがる。カーリーはマリウス・ジョシポヴィックについて調査を進める。テイラーは、ロビーとカーリーがウィンズローの事件の真相に近づかないよう奮闘する。
ネタバレ感想
なんとか本物のピートが家族の元に辿り着く前に回収することが出来たマリウスは、ヤバい男達にピートと間違われて追われており、ピート本人を助けるために自分が看守を買収して外に出させたと話します。
一体何をしでかしたのか問い詰め、8年前の事件について上手く聞き出す事にも成功しました。
当時、レジーの元で母親も一緒にグループでの大規模コソ泥をしていたピート。家主不在の間に家の中の物をゴッソリ持っていく“大掃除”をしていた一行は、北上して倉庫を狙い始めたのだとか。
ある日の仕事中、ランチ休憩中だったターゲットの警備員を見張るピートに母親からの連絡があり、「どんな事をしてでも足止めしろ」と伝えられます。
警備員を追い掛けるようにして入ったスポーツ用品店が実は射撃場で、しかし「どんな事をしてでも」と言われたからには母親達の命が懸かっているのだ、と腹を括ったピートはトイレで銃を出し強盗犯を装う事に。
しかし、トイレに入っている間に肝心の警備員は店から出てしまっており、無謀にも程がある銃の宝庫での強盗未遂は一瞬で終了。
その結果、仲間達は殺され、母親とレジーも逃亡中に死亡したのだと。マギーはどうせ死んでいなさそうですし、マリウスもそれをしっかり見抜いております。
モーテルに泊まらせ散々恩を売って友情を錯覚させた上で、ピートをバーに誘導させるよう仕向けて出て行くマリウス。
バーのカウンターには既にマージョリーが待機しているという連携プレイ。
出所?後で酒と女に飢えるピートはあっさり罠にかかり、マージョリーに酒を奢ります。
色仕掛けで聞き出すという単純な詐欺ではなく、本当の事を言わなければマリウスを殺す敵サイドが騙していたフリをするという二重のトラップはさすが。
ドッカリーに資金洗浄を約束してしまって困るジュリアを助ける代わりに、利害一致で仕事を手伝ってもらうマリウス。
拷問されたと見せかけたマリウスが今にもマージョリーに殺されるという下手な芝居を打って、ピートには母親がセドナに居る事を吐かせ、その後も上手く騙し続けます。無駄な種明かしをしないところが合理的です。
殺し屋が帰ってこない事で、仲間がモーのところに来て雇い主を吐かせようとしますが、抵抗したモーは顎を砕かれる大惨事に。
モーの入院先に駆け付けたオットーもすぐに見つかってしまいました。ただの仲間ではなく息子だったよう。
マギーの居所に目星がついた矢先にマージョリーは、1100万ドルの持ち主だった倉庫の所有者が判明した事で、あまりに危険過ぎる男を敵に回したくない、とこの件からは手を引いてしまいました。
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