海外ドラマ≫≫MACGYVER マクガイバーシーズン1　4話ネタバレ感想

エピソード4『ワイヤカッター』“Wire Cutter”

あらすじ

マクガイバーらが作戦司令室へ行くと、画面に女性捜査官が映っていた。彼女はバニスター捜査官で、ソーントンに引き抜かれ冷戦の再開をもくろむロシア人の元特殊部隊大佐シフチェンコを追う任務についていた。彼女はシフチェンコを見つけたうえに彼が所有する武器庫まで探り当てており……。

ネタバレ感想

マックが家に帰ると神妙な面持ちのいつもの面々に加えて、初キス相手で今は友達関係の〈ペニー・パーカー〉まで来ています。

どうやら、ボーザーがマックのパソコンを借りようと開いたところ、自動アルゴリズムでニッキの顔写真を世界中の監視カメラ映像で認証をかけ続けている画面が。

ネットで死人をストーカーするヤバい奴扱いでマックを心配したボーザーが、ジャックやライリーだけでなくボスまで集めて前に進むための会を開いておりました(笑)

ボーザーの勘違いとはやや噛み合ってはないものの、逃亡したニッキを探す事について忠告されていたボスやジャックからは厳しい視線が。

さて、今回の任務は、ソ連時代の富豪の出身で、失脚したロシアの大佐〈シフチェンコ〉を追跡していた〈バニスター捜査官〉からSOSが入ったことから始まります。

冷戦復活を目論み、元軍人を集めて民兵組織を作っているシフチェンコの武器庫を暴くため忍び込んだところ、高い放射線量が測定される謎の巨大箱を見つけたので扉を破る許可が欲しいとのこと。

あんな無防備な状態でそのまま危険なパンドラの箱を開けてしまうなんてアリなんですかね。

ボスの許可とマックのピッキング指南をビデオ通話で受けながら、ご開帳してみれば中は劣化ウランどころか旧ソ連の核弾頭が。

そこまで見たところで敵が雪崩れ込んできてマック達が見守る中バニスター捜査官は撃ち殺されてしまいました。

部隊を率いていたのは元特殊工作部隊“スペツナズ”にいた〈ウラジーミル・シフチェンコ〉本人。

冷戦復活を避けるためにシフチェンコを捕らえ、マックが核弾頭の解除をする他ありません。

古いだけでなく独自に開発されたシステムを使っているらしく、いくらマックとライリーの知識があっても突破は難しそう。しかし、核弾頭の端に書かれたファイヤーバードを意味するロシア語は、ボスによればソ連の秘密兵器計画の名称らしく、CIAの報告書でかつてソ連から亡命してきた科学者〈アレクサンドル・オルロフ〉がCIAに渡した兵器計画の情報の一つにファイヤーバードが該当すると分かりました。

老人ホームに居たオルロフを捕まえて話を聞くと、マックとジャックよろしく頭脳派と肉体派がタッグを組んでいたらしく、オルロフの相棒で計画の指揮者、そして爆弾を止めるパスワードを知る〈ヴィクトル・レフキン〉を探す必要が出てきました。

レフキンはジャックを年寄りにした感じで関係性の対比が面白い。

単身乗り込んだボスからの連絡で、爆弾が運ばれる先がセルビアだと分かりましたが、その前に爆弾と通信できる古いコンピューターで解除に不可欠な『チェゲト』を調達せねばなりません。

レフキンが命令に背いて隠し持っていたチェゲトを回収できたはいいのですが、今度はスペツナズの追手が迫ってきて粉塵爆発を起こしている間にオルロフが拐われてしまいました。

ボスが入手してきたUSBメモリの中身をライリーが解読し、標的の軍基地が分かったので爆破阻止とその場に居るはずのオルロフ奪還作戦が同時進行に。

奇襲とは言えボス、マック、ジャック、ライリー、レフキンのたった5人で乗り込んで無双するのですからとんでもない(笑)

逃げ出したシフチェンコを追うのはボスとジャック。その他は残って爆弾解除です。

壊れてしまったキーボードを動くようにするため、その場にあったワイヤーを使って回路を繋ぐマック。

ボスはシフチェンコを仕留め、解除チームもなんとか時間稼ぎに成功したものの、レフキンは撃たれて重症です。

息を引き取る間際に何故亡命する事を話してくれなかったのか、という無念と相棒に対する絶対的信頼を話したレフキン。時間は巻き戻せないもので、相棒との絆は大切にすべきだという教訓は嘘をついてニッキ探しをジャックに隠していたマックにとって考えさせられるものでした。

秘密は無しだと決めたジャックとマック。

マックは服がダサくてジャックは音痴という残念設定もあるようです(笑)