海外ドラマ≫≫MACGYVER マクガイバーシーズン1　3話ネタバレ感想

エピソード3『アウル』“Awl”

フェニックス財団に集まったジャック、マクガイバー、ライリーたちは、D77と呼ばれるテロ集団の襲撃を止めるべく、資金運用係であるラルフ・カストラティを取り押さえるよう命じられる。ラルフは証券詐欺事件で裁判を起こされ、現在はマレーシアのラブアン島で潜伏生活を送っていた。

ワイルドなナリして意外と信心深く家族愛に溢れるジャックは、父親の墓石の前で語るのが恒例のよう。

それに引き換えマックは幼くして母親を亡くし、父親も出て行ってしまってからは随分と疎遠になっているのですね。そんなマックを人生の先輩として諭すジャック。良いコンビです。

連邦政府ビルが2年間で5つも襲撃され、77師団という元反乱者や元過激派を寄せ集めたテロ集団の仕業だと分かりました。

資金繰りに使っているダミー会社をFBIが調べたところ、ヘッジファンド業界の寵児〈ラルフ・カストラティ〉というバカみたいにしか見えない男に辿り着いたそう。

殴られ顔のラルフは561件もの証券詐欺罪の裁判から逃れる為にマレーシアへ国外逃亡しており、マレーシア政府内にいるスパイの目を欺くためにフェニックス財団がラルフを確保せねばなりません。FBIの情報とラルフが知っているであろう財政状況からD77の次の標的を特定して襲撃を未然に防ぐのです。

相変わらずガバガバ過ぎるスムーズさで事が運び、ラルフの家に侵入、彼を連れ出します。

家の外ではD77が置いていたらしいスナイパーに狙われラルフが胸のあたりを撃たれますが、ずっと元気にお喋りを続ける生命力の強すぎる男です(笑)

追手を撒いた後は、島一番の医者を見つけ出したライリーに遠隔で指示を貰い、素人の血胸オペが始まります。

とっくに生死を分ける4分は過ぎているだろうと言うのは野暮ですが、とにかく車にあるものでオペまでこなしてしまうマック先生。肺に溜まった血が洗浄液の代わりにワイパー作動で吹き出してくるのは普通に考えればとんだグロシーンでした(笑)

医者へ行こうにも追手はしつこく、事務用品で偽装死の状態を作り上げラルフは死んだものと思わせて手を引かせます。

回収したラルフにインスリンとブドウ糖を打ってやるはずが、警察とも癒着のあるらしいD77が死んだ証拠として遺体を持ち去ってしまいました。このままでは本当に死んでしまうか殺されてしまうか。

ここでも他勢相手にマック先生の化学実験が冴え渡り、大暴れでラルフも無事に生還。

マイアミのマミー会社を調べて襲撃前にD77の6名を逮捕できるお手柄で、ラルフは協力的だった事もあって証人保護プログラムを適用してもらえるそうです。

ボーザーのアマチュア映画製作になんやかんやでしっかり協力してやるマックも楽しいし、あのモンスター化した何とも言えないCGは傑作でした(笑)

ジャックの後押しもあって父親に手紙を書く気になったマック。父親もまたスパイ関係の重要人物なんですかね。

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▼次回、エピソード4

何かとサバイバル。