エピソード10『指令室+船』“War Room + Ship”
あらすじ
マクガイバーたちはある任務を任される。北極海で大学の調査船が座礁してしまったのだ。発電機は壊れてしまい船内は暗く異常に寒い。このままでは大学院生で教員のゾーイや生徒31名の命が奪われてしまう。幸い、指令室と船内は映像でつながっていたため、マクガイバーはゾーイとともに船内にある道具を確認し、一緒に間に合わせのものを作りながら問題を解決していく。
ネタバレ感想
ライリーを心配するあまり、エルウッドとのディナーを車の中から見張っていたジャックでしたが、エルウッドを狙う別の男に脅された事で命を狙われている事を知り、限りなく拉致に近い形で保護してやります。
坊主頭でアゴに傷のある男は〈ダギー・ルカーノ〉と言って、かつてエルウッドと共にビジネスという名の詐欺を働いていた仲間だそう。
ライリーとやり直したいと思い立ち、一緒に盗んだ7万5000ドルの価値があるサインボールをハドソン川に投げ捨てて断酒会に駆け込んだとかでダギーからは恨まれている、と(笑)
ジャックの所に行って思いがけずライリーの父親と挨拶を済ませながらマティがフィルムに映っていた事を相談したマック。
そうこうしているうちにマックだけがマティから呼ばれ、既に本部に居たケイジから2時間前に大学の調査船で事故があって北極海で座礁していると聞かされます。
機関室での爆発により船長他4名が死亡し、温度は現在進行形で低下中。
現場の〈ゾーイ〉と中継を繋ぎながら、壊れた発電機を直すために船内にある物を使って即興修理のレクチャーを行います。なるほど、ジャックが呼ばれない訳です(笑)
そんなジャックはエルウッドを連れてダギーの所へ出向き手を引くよう言うはずが、武装した集団が背後から出てきた上に、ライリーの事まで調べがついているようで、ジャックもいよいよ他人事ではなくなってきました。
7万5千ドルかボールのどちらかを持ってこいと言われて仕方なく偽のサインボールを作ろうとしているところに本部から抜けてきたライリーが。
父親と連絡が取れなくなったので携帯を追跡してみれば関わるなと忠告しておいたはずのジャックの家に居るとなればそりゃ訪ねてカマもかけるってなもんです。
ライリーも協力してくれて、職権濫用でフェニックス財団のラボにある最新鋭の機材で模造品を作る事に。ジルもノリノリで手伝ってくれています(笑)
マックと船の問題は、発電機をつけられたかと思った矢先に火災警報が鳴り響き爆発の影響がまだ出ている状態です。
煙の吸入で死者が出るのを食い止めるため、今度は急いで空気ろ過器を作り上げてゾーイと生徒31名は全員無事で後は沿岸警備隊の到着を待つだけ。
せっかくゾーイとマックは一件落着で穏やかムードだったのも束の間、今度はガスケットが破損して浸水した区画を密閉できません。
ゾーイは生徒達の命を守るために扉の内側に入り自ら犠牲となる事を選択。最後の瞬間までマックと話し続け、マクガイバー史上1番胸に迫るエピソードとなりました。
模造品のボールに加えて利子分の1万ドルの代わりにダギー一味に半殺しにされる選択をしたエルウッド。
ここまでするからにはやはり心を入れ替えて真っ当に生きようという決意は本物だったのですね。
ボーザーとリアーナのなんちゃってスパイ大作戦は無事に幕を下ろし、最終訓練に合格を貰えました。
せっかく想いが通じ合うも、安全上のため合格者同士は二度と会う事は許されないという残念な別れが待ち受けています。
ただ、二人はこの訓練で学んだ密会の仕方や秘密裏に連絡を取る方法を駆使して、職を失うリスクを背負いながら関係を続けていくようです。
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