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海外ドラマ≫≫The Terminal List ターミナル・リスト シーズン1 6話ネタバレ感想

エピソード6『無常』“Transience”

あらすじ

山中に逃げ込んでFBI達に追跡されるリース。車から逃走時に薬を置いて来てしまって、精神への負担の症状を抑える事が出来なくなってしまった。終には捜索隊に方位されてしまう。

ネタバレ感想

FBIと警察車輌に追われながら猛スピードで逃げていたジェームズ。

もうどう考えても不利な状況からまんまと逃げおおせるのがさすがですが、乗り捨てた車に薬を置いてきてしまったのは後々に大きく影響しそうで心配です。ただでさえ左腕を撃たれて負傷している中、このまま逃げ切れるのか。

ベンから「5割の力のリースは全力の常人を超える」と称されるジェームズはやはり化け物級の逸材な訳ですね。

嵐の中捜索隊から身を隠しながらも、自分の血を使ってスティーブの名前をリストから消す執念ですから、新たに追加された司令部の人間の名前を全て消すまでは何としてもやり遂げるのでしょう。

 

FBIの作戦本部に駆けつけてきた精鋭部隊の人間はジェームズの部下達で、彼がいかに英雄で愛国者だったかを目の当たりにしている〈スミティ〉は、「今回の件は彼らしくない」と疑心を露わにします。

結果、万が一の場合ジェームズを前にして撃てない可能性のあるスミティに代わってFBIのレイウン捜査官がチームに同行して捜索隊に加わる事に。

 

捜索方法も熟知しているジェームズは錯乱までお手の物で、戦えば全滅させられそうなものをあくまでも自分のリストに関係のない人間は巻き込まないという信念に従って捜索隊を翻弄しながら先を進みます。 手練れが過ぎる…!

結果として、負傷した上にたった1人で精鋭部隊を撒いた上に、彼らにこの上ないプレッシャーを与える銃弾を使ったメッセージまで残して行ったジェームズ。

 

背後からは精鋭部隊、目の前にはレイウンの相棒で元陸軍の〈マック〉に迫られるも、仕込んでおいた爆弾で土砂崩れを引き起こし、一か八かの脱出に賭けます。

その結果、もはや不死身のジェームズは助かりますが、マックが土砂に巻き込まれてついに復讐に関係のない人間から死人を出してしまったかと思われましたが、追っ手が迫る中マックを引き摺り出して心肺蘇生の応急措置まで済ませて逃げおおせたジェームズは、脱出地点で待機していたリズと無事に合流できました。

マックを助けようと必死になるジェームズに本来のジェームズらしさがあり、FBI側も狙撃で狙えたにも関わらず撃たなかった事や、捕まる危険を犯してまで命を救っていったジェームズに何を思うのか。

 

リズのジェット機から降下地点でダイブし、海の中からベンの待つ合流地点に辿り着くという流れは、綿密に立てられた計画通りに事を成し遂げていっている感が如実に伝わってきてニヤリとします。

 

サバイバル逃亡劇のハラハラ感や圧倒的な能力、ジェームズ自身の葛藤や人間性、最後には緊張感が解けて安堵させる緩急など、全体を通してかなり見応えのある回でした。

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ターミナル・リスト

▼次回、エピソード7

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