エピソード12『ドライバー』“Screwdriver”
あらすじ
ジャックとマクガイバーの前に思わぬ来客が現れる。それはジャックがCIA時代に公私ともに組んでいた大切な女性、サラだった。CIAの諜報員として活躍するサラは、ある情報受け渡しに関する通信を傍受したという。その偽名から浮上した人物は何とニッキで……。
ネタバレ感想
マックの家に〈サラ・アドラー〉が訪ねてきて、CIAが傍受した情報の受け渡しがあるというメッセージの送り主がニッキだったと教えてくれます。
近々結婚するらしいサラと、CIA時代には恋人同士だったというジャックの関係性は拗れていてお互いにニッキ捜索の主導権を譲ろうとせず、上手くいくのかどうか(笑)
受け渡し場所の教会で待ち伏せしてかなり有利な状況なのにどこか行き当たりばったりな声の掛け方でニッキは逃げ出します。
しかしすぐに追い詰め銃を向けるジャックとサラは、ニッキの放った『アティオラ・ペティムス B7』という謎の呪文に驚きの表情を浮かべて銃を下ろしました。
これはCIAの暗号だそうで、ニッキはテロリストではなくCIAの潜入捜査官だったと。
CIAにスカウトされていたニッキは、敵組織に入り込むために生物兵器を盗んだらしく、この工程を踏むにあたって「マックなら必ず阻止できる」とCIAを説得して認めさせたそう。
ニッキの任務は政府内にいながら組織に機密情報を流して逃げ道を作らせていたスパイの特定で、コードネームは“クリサリス”。
クリサリスの情報はマックに渡してあった鍵で開けられる金庫の中で、連絡係が事故死を遂げて誰も潜入捜査だと知らない状況で孤立無援となったニッキは敢えてメッセージを傍受させてマック達を呼び寄せたようです。
ニッキの携帯のパスコードがマックの誕生日だと知って「そんな事する女は信用できん!恋愛が不幸に終わるタイプの女だ…」とドン引き顔のジャックが笑えます。
ニッキの隠れ家へ行って金庫を開けるも中は空っぽ。ニッキにまた騙されたと責める一行と、クリサリスに先を越されたと狼狽えるニッキ。 結局はニッキもろとも殺しにかかっているような敵部隊の襲撃に遭い、ニッキだけが被弾したことから疑いはそこそこ晴れますが。
組織のネットワークを使ってクリサリス本人に証拠の写しがあるとハッタリをかまして呼び出す計画に。
しかし現れたのは財団の部隊を率いたボスで、ニッキと組織の間のメッセージのやりとりを傍受して勝手な行動をした諜報員を回収にやって来たのです。
結果的にニッキは逮捕、マック、ジャック、サラには長い取調べがなされる事に。
架空のスパイでっち上げでまたニッキに騙されていたのかと今度こそマックも認めかかったところで、刑務所のマードックと取引をして、組織が資金洗浄のため使っていた銀行の口座番号を聞き出し調査をしていたライリーとボーザーが、スパイが居る証拠を掴んでくれていました。
政府の人物宛に組織から振り込みがあるも誰だかは分からないと聞いたマックは、これまでの経緯からピンときます。
やはりボスのソーントン本部長が組織のスパイ、クリサリスだったという事で最後にはニッキの手で逮捕。
ニッキは引き続き組織を潰す任務のためCIAに残るみたいですが、マックとのプライベートの関係は再燃したという感じでしょうか?
正直ニッキよりもボスの方が結構良いキャラで好きだったんですけどねぇ。今後誰がフェニックス財団を取りまとめていくのか。
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