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海外ドラマ≫≫Them ゼム シーズン1 10話ネタバレ感想

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エピソード10『10日目』“DAY 10”

あらすじ

パーマー通りの家。

10日目

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ネタバレ感想

最終話はどう締め括るのでしょうか。

 

若干忘れていたベティは地上への扉が開いている事に気が付いて恐る恐る逃げ出しますが、あの笑顔は死亡フラグ過ぎました。

自宅からライフルで狙っていたジョージに撃たれて倒れるベティ。

 

必死のルビーは父親の首に繋がる縄を持つアールを斧で叩きつけ、ヘンリーは瀕死ながらに逃げるマーティを拳銃片手に追い込みます。

ルビーの声で我に返るも、家の中に入らせた娘達はいよいよ怪奇現象に見舞われヘンリーにも見つけられません。

迷い込んだ先が映画館でどういう事かと思いましたが、シルクハットの男の言葉を聞く限り、ヘンリーの中で息子を失う事になったあの事件があった当時、娘2人を連れて映画館に行ってしまいその場で守れなかった事が相当心に引っかかっているようです。

とにかくこの家族が揃って見ている幻覚はやはり各々の心の闇が具現化されたものなのでしょうね。ルビーにしか見えないドリスには顕著にその傾向が現れていたように思います。

 

手術直前に看護師に鎮静剤を打ちつけたリヴィアは、あの胸糞悪い女医を始末した後にコンプトンの自宅へと戻ってきますが、そこでは既にヘンリーが近所の目も憚らずにマーティをぶちのめした後で大混乱。

近隣住民もあれだけ数が居るなら手を出しそうな状況でしたが、限界に達したリヴィアの気迫に負けてたじろぐばかり。あの業火は実際に住民らの目にも見える炎だったのでしょうか。

ルビーは明らかに1人で妄想の世界と戦っていましたが、グレイシーの方ではやはりリヴィアと共通して見えているミス・ヴェラと直接対決になったり、ここは単純にホラー要素なのですかね?

母親とは全然違う、とグレイシーが大切にしていたミス・ヴェラの本を破った事で霊的な存在も消えて無くなりました。

グレイシーもルビーもヘンリーも、家族全員に正気を取り戻させたリヴィア。これまでチェスターの件で誰より打ちひしがれていた彼女が1番強くなっているのです。

ヘンリーは最後の弾を執拗に付き纏ってきたシルクハットの男に撃ち込み、ブラックフェイスのペイントを拭い去りました。

最後にはリヴィア自身もエップスと対峙し、悪魔の囁きに屈する事なく息子の死と正面から向き合う事で邪悪な存在に打ち勝ちます。

 

一家はもう逃げないと心に決め、全ての住民たちの前に堂々と立ち向かうという幕引きでした。

なんというか感想の難し過ぎるドラマでした。

この一連の流れが10日間で起きた事なのか…しかもシーズン2もあるのならどうストーリーを展開していくのか。今度こそ超常現象めいたオカルト感のない人間同士の醜さに焦点が絞られるのなら怖いもの見たさで見て見たい気もします。結局1番怖いのは人間の純粋な悪意だよな、というありがちながら素直に再認識させられたのでした。

10日目

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▼次回、S2エピソード1

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