エピソード2 “Episode #1.2”
あらすじ
今日は新入生にとっての大切な日。初めての体育の授業で女子にとっても驚きの連続だ。そして学級長選出の日でもある。今日はベランジェにとっても大変な1日である。彼の甥の懲罰委員会が行われるだけではなく、新任の英語教師･クレの努力や試練に目を配る必要もあるからだ。
ネタバレ感想
女子にとっての体育初日であり、ジャン・ピエールの命運がかかった懲罰委員会の日。
トイレに駆け込むジャン・ピエールを追ったデカンは、彼の入るトイレのドアに小細工をして個室に閉じ込めます。
あと5分で懲罰委員会が始まるのに出席できなければ問答無用で退学に追い込まれるわけで、なんとかドアをよじ登り外に出れたはいいものの、この日のために着てきたスーツが破れておじゃんに。
体育の授業をしている妹のところへ行き、ブレザーが必要だから誰かのを今すぐ借りてこいと命令した結果、男子更衣室に忍び込んで生徒の衣類を物色するはめになったミシェルは途中で着替えに帰ってきたロブラックと鉢合わせ。
訳を話すと彼が自分のブレザーを貸してくれて、盗難騒ぎは避けられました。
女でありながら女嫌いなジロー先生相手に自分は学級長にはなれないと分かっているアニックは、立候補者の〈フェルベック〉の対抗馬としてピションをバックアップしてやると持ち掛けます。
ただ、ピションは〈アプルボウム〉へのいじめをやめさせるためにその見返りとしてデカンに学級長の座を提案。
クズが権力まで手に入れては更に悲惨です。
結果的になんやかんやあって学級長に任命されたのはピションですが、この件でフェルベックから大きな反感を買ってしまいました。
品行方正な好青年ジャン・ピエールは、圧倒的な説得力を持って教師陣に反省の弁を伝えるも、結果は退学処分。
ただ、ジャンヌが奔走してくれた結果、ラテン語教師は私利のために意見を撤回し、多数決の結果は翻り、退学から8日間の停学に。落差が凄いな。
頑張りも虚しく散々蔑ろにされているクレ先生でしたが、最後の最後でベランジェからの気遣いを受けられたのは良かったです。
この2人は今後関係に進展が見られそうですし、いつ偽装結婚の真実が明るみに出るのか気になります。
ロープ登りで性に目覚めたミシェルは同時にロブラックに恋心を抱き始め、退学を免れてご機嫌なジャン・ピエールは自分にお熱なシモーヌにキス。気まぐれ感も相まって色男が過ぎるだろ。
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▼次回、エピソード3
