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海外ドラマ≫≫Young Sheldon ヤング・シェルドン シーズン1 1話ネタバレ感想

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エピソード1『9歳の高校生』“Pilot”

あらすじ

9歳のシェルドン・クーパーは、明晰な頭脳が必ずしも生活に役立つわけではないことを学んだのであった。

ネタバレ感想

簡単なあらすじを読んで、こりゃ面白そうだと思ったのですが、あの有名ドラマ『ビッグバン★セオリー』のスピンオフなんですね。

実は『ビッグバン★セオリー』は1話を少しだけ見てギブアップしてしまった個人的に珍しい作品なのですが、大人気作という評判を知っているだけに見れるものなら見たいという気持ちも。逆にこっちでハマれば本家もすんなり受け入れるかもしれない…という淡い期待も持ちつつ緩〜く見ていきます。

主な登場人物

〈シェルドン・クーパー〉“シェリー”

9歳にして高校入学を控えた天才少年。やや潔癖症

〈メアリー・クーパー〉

シェルドンの母。敬虔なキリスト教信者。

〈ジョージ・クーパー・シニア〉

シェルドンの父。アメフトのコーチ。

〈ジョージ・ジュニア〉“ジョージー

シェルドンの兄。アメフトの選手。

〈メリッサ〉“ミッシー”

シェルドンの双子の妹。

〈コンスタンス・タッカー〉“コニー”

バァバの愛称で親しまれるお向かいに住むメアリーの母親。

東テキサスに住む9歳の天才少年シェルドンは、高校に入学する兄と飛び級で同学年になるらしく、校則を読み込む幼い少年の姿が笑えます。ジョージーは高校生というにはえらく幼い感じ。

いつもシェルドンを守ってくれる母とは違い、父親は息子が天才だという事実を受け入れ切れておらず、どちらかと言えばデキの悪い長男の方が気が合う関係のようです。

いくら頭が良いといっても、世間知らずで話が噛み合わないところも大いにあるというアンバランスさがいかにも天才肌といったところ。拘りの強さやコミュニケーション能力の低い感じからし発達障害っぽいですね。

メドフォード高校の初日、息子が虐められることを心配したメアリーは、週末に電気店に連れて行ってやると釣ってせめてお気に入りの蝶ネクタイだけは外させることに成功。

担任のベテラン国語教師〈マッケロイ先生〉からギフテッドの幼い同級生を暖かく迎えてあげましょうといった紹介がされたというのに、校則を頭に入れてきたシェルドンはクラスメイトの違反を指摘して先生に報告。クラスに馴染めるまでの道のりは長そうです。

女性の先生のヒゲまで違反扱いしてすっかり怒らせてしまったシェルドン。マッケロイ先生だけでなく、他の教師陣にも辛辣な物言いをして初日から嫌われるというのはある意味才能です(笑)

絶対音感まで備えていたシェルドンは、音楽室で耳コピして生まれて初めてのピアノを弾きこなしております。

一方、弟の入学により『デキの悪い兄』のレッテルを貼られることとなったジョージーのストレスも早々に爆発寸前。

見かねたジョージはシェルドンに「学校で他人にケチばかりつけるな」と説教し、メドフォードに越して来ることになった理由は規則を破って他校の選手をスカウトしてきた同僚コーチを指摘した結果、クビになって悪評まで流されたからだと教えます。世の中規則を遵守して正しいことを言った者ばかりが報われるとは限らない、という勉強からは得られない世知辛い人生の訓えです。

クビは腹が立ったし少し悲しかったと話した父親に、夕食の祈りで初めて手袋を外して直に手を握ったシェルドン。幼い変人ながらに何かしら心に響いて慰めようとするピュアさもちゃんとあるのだな、とほっこりしました。

兄の手を握れたのは17年後、手指消毒剤のおかげだというオチがつくのも完璧です。

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ヤング・シェルドン

▼次回、エピソード2

axxi.hatenablog.com

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