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海外ドラマ≫≫The Family Man ファミリー・マン シーズン2 1話ネタバレ感想

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第1章『亡命』“Exile

あらすじ

リカント・ティワリはIT企業の社員として新たな生活を始めたが、外国の反乱組織に所属していた男を捕まえにチェンナイに向かったJKの様子が気になってしまう。現地のTASC捜査員、ムトゥとJKはチェンナイの人質事件に立ち向かう。ドリティにボーイフレンドが出来たかもしれない。

亡命

亡命

  • マノージ・バージペーイー
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ネタバレ感想

数年前、スリランカ北部の駐屯地で、タミルの反政府組織指導者〈バースカラン〉が死亡したかという新聞記事を読むバースカラン本人の姿。

同じく軍人で、バースカランの弟〈スブ〉はこの記事を馬鹿馬鹿しいと一蹴し、「今回の戦いで兄さんが生きてると証明するから3日の辛抱だ」と意気込んでおります。

眼鏡の〈ディーパン〉は、議長のバースカランと対等に話せる地位ですが、比較的冷静で戦わずに交渉出来ればそれでいいというスタンスでスブに反発されています。同じ組織でも内部で様々な人間がいる様子。

そして、突然の襲撃を受けて「今死んでは元も子もない」と慌ててその場から脱出した3人を逃すため、運転手にさせられていた女性兵は爆弾を自分に巻きつけた状態で追手の前に飛び出し自爆。

体制を立て直すため更に海へと逃げる3人はインドの首相に裏切られたと憤っており、タミル人達の復讐の矛先はインドにも向けられることになりそうです。

 

弟の紹介で民間のIT企業勤めになったリカントは年下上司〈タンメイ・ゴーシュ〉の小言に文句を垂れながら未だにテロリストの脅威を心配しております。それにしても、あのスリカントが高給取りになったのですね(笑)

 

インドの〈バスー首相〉スリランカ〈ルパトゥンガ大統領〉とリモートで話しており、中国への優遇に比べた自分達への対応への不満を皮肉っております。

金利の長期融資を大幅に延長する代わりに、スリランカ北部の湾岸建設は中国ではなくインドに任せて労働者の養成もインドが行うことを提案。

そこへ、スリランカで指名手配されているバースカランの弟スブがチェンナイにいるという一報が入り、その情報を仕入れられたのはインドの議員の協力があったからだと話すルパトゥンガ大統領。バスー首相は「あの組織の活動はもう禁止している」とのことですが。

フランスがタミルの亡命政府を承認するらしく、フランスやイギリスがそれを認めれば国連会議にタミルが参加することに繋がり、それは断固阻止したいからスブを捕らえるのに協力しろというのがルパトゥンガ大統領からの条件です。

バスー首相が側近に手配させたのはクルカルニ長官で、ということは長官お気に入りで厚い信頼を置かれているスリカントに話が回ってくるのも時間の問題か。

未だに政府で働いているJKとは相変わらず交流があるスリカントですが、やはり前職を辞したのはシーズン1ラストでの工場で部下達を死なせてしまった自責の念からなのか?結局バッドエンドで救済なしだったのか……。

スチとの関係も良くないと悩ましげな親友に対し「TASCに戻って来い」と冗談混じりに返すJKでした。

アターヴの下手な音楽好きが健在なのは笑えます。大人っぽくなったドリティは反抗期で更に口も達者になってきてはいても、子供達と父親の関係性はシーズン1からそう変わらず。不満げな表情が目立つスチだけはまだアルビンドと不倫継続中なのでしょうか?

と思いきや、スチの不機嫌の原因は専業主婦になったフラストレーションからくるもので、金銭的に困らなくなったスリカントが仕事を辞めさせた感じですかね。言い争いになったスチから最近カウンセリングを受けていて、もし良かったら今度一緒に来て欲しいと頼まれたスリカントでした。

それにしても、高級レストランで奢り、高級車に乗り、新居の予定はタマワンという大躍進ぶりですが、結局は血が騒いでTASCに戻るのでしょうね(笑)

 

シーズン1の悲惨な最後の続きが明かされ、ゾヤもミリンドもなんとか工場から逃げ出し、遅れて異変に気付いたスリカントの指揮で派遣された処理班達により有毒ガスの散布も未然に防がれるという不幸中の幸いという結果でした!ミリンドー!生きとったんかワレー!!!

しかし、テロを阻止したと既に発表している政府がテロリストに出し抜かれたことを認めるわけにはいかず、化学工場のオーナーに補助金の取り計らいと引き換えに『あれはただのガス爆発だった』と発表させた長官含む上層部。

脅されて従わされた結果、殺された職員をテロに加担した人物だと汚名を着せる気まんまんだったり、スリカントはそういった組織の体制が受け入れ切れずに政府の職を後にしていたのでした。

 

何としても中国に勝つことを見据えている首相は、長官らの反対を抑え込んでスブをスリランカに引き渡すための作戦を推し進めます。

チェンナイでは、タミルの同士〈マティアラカン州議会議員〉と密会するスブが「インド政府に我々の支援を頼みたい、亡命政府が認められれば道が開けるので協力してくれ」と頼むも、バスー首相相手にそれは難しいだろうとの返答。それでも議会に上げられるよう尽力してみると約束して引き上げましたが、マティアラカン州議会議員はスブの居所を探って情報提供していただけで、裏切りに気が付いていないスブは踏み込んできた政府の人間に捕らえられて秘密裏にTASCへ身柄を引き渡される……はずが、隙をつかれて反撃にあった上にそのまま他の宿泊客を人質に取られるという大失態。

地元のTASC捜査員を率いる〈パンディアン・スワニー〉は今後シーズン1でいうパシャ的な立ち位置になるのでしょうか?

よほど刺激のない生活なのか、何度もJKに電話しては奢るからランチをしようというスリカントがなかなか情けない感じですが、機密をベラベラ話してしまうJKから状況を聞いたが最後、気になって仕方がありません。

その後も現場で緊迫しているJKに電話をかけて状況を聞き、かつて内戦時代のスリランカでバースカランと親しくなった伝説の捜査官〈チェラム〉の存在と、その部下だった人物が調査分析局“RAW”の局長をしている、と教え、つまりシャルマに連絡してチェラムに頼んでもらえとアドバイス

シャルマから長官に話がいき、スリカントの名を聞いた長官からはゴーが出たようで、何故か部外者のスリカントがチェラムの番号を教えてもらって協力を直談判。関わらずにはいられない運命か。

チェラムも何故かスリカントに言われるままにバースカランと連絡をとってくれて、バースカランからの電話をパンディアンがとりつぎ、立て篭もるスブに携帯を渡します。

バースカランは弟に投降を進めますが、どんな考えがあるのでしょうか。投降したスブはTASCに勾留されることになり、秘密裏にことを運ぶはずが大騒動となってしまいました。

 

さて、お年頃なドリティは彼氏ができたみたいですが、お相手の〈カリヤン〉というのが好青年に見せかけて、〈サルマン〉なる男と結託してドリティに近付いているようで、しかもそのサルマンというのが……サジットではないですか!!これは大事ですよ。サジットの復讐か。(※3話にて盛大な勘違いが発覚!)

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▼次回、エピソード2

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