エピソード1『トラック1 来て 手に入れろ(カム・アンド・ゲット・イット)』“Track 1: Come and Get It”
あらすじ
デイジー・ジョーンズは、不満を抱いているティーンエイジの少女だ。彼女はサンセット・ストリップのロックシーンに存在意義を見いだす。一方、数千キロ離れたペンシルベニア州郊外では、ビリー・ダンと弟のグレアム、そして彼らの親友のエディやウォレンが、自分たちの環境から抜け出そうとバンドを結成する。ビリーとデイジーが出会った時、デイジーの才能とビリーの野心が組み合わさり、よくも悪くも彼らの人生を一変させる。これはその顛末を描いた物語である。
ネタバレ感想
えらく長いタイトルですが、原作となった2019年のテイラー・ジェンキンス・リードのベストセラー小説と同名だそうです。
1970年代のロサンゼルスのミュージックシーンを駆け抜けた架空のロックバンドの物語。
まるで実在するバンドのドキュメンタリー番組かのような入り方です。
バンドメンバーと関係者達がそれぞれ別にインタビューを受けております。
アルバム『オーロラ』を発売したばかりの彼らは、人気絶頂の中での1977年10月4日シカゴ公演が最後の舞台になっていて、それから20年経った今取材を受けている、と。
【デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックス】
〈デイジー・ジョーンズ〉
リードシンガー/ソングライター
〈ビリー・ダン〉
リードシンガー/ソングライター
〈グレアム・ダン〉
〈ウォレン・ロハス〉
ドラムス
〈エディ・ラウンドツリー〉
ベース
〈カレン・サーコ〉
キーボード
【関係者】
〈ジョナ・バーグ〉
ジャーナリスト/『デイジー・ジョーンズ伝』の作者
〈カミラ・アルバレス〉
写真家
〈シモーン・ジャクソン〉
ディスコ音楽の先駆者
〈ロッド・レイエス〉
ツアーマネージャー
資産家の父と美人な母の間に生まれ、恵まれた環境ながらも孤独な幼少時代を過ごしたデイジーは、1968年とあるバンドの演奏を見てバンドの世界にのめり込んでいきます。
ピッツバーグで生まれ育った、カリスマ性と甘いマスクを併せ持った青年ビリーは、失恋してヘコむ弟のグレアムを励ましたのがきっかけで、弟が組んだバンドメンバーの一員に。
1970年【ダン・ブラザーズ】はギグを重ねる中で、4歳の時に消えたダン家の父親を会場に見つけ、父親を崇拝していたビリーは飲んだくれて若い女に絡む父に激怒して父親から貰ったギターを派手に壊してしまいます。
そこで演奏を辞めてしまうのではなく、『いつか世界一のバンドになる』というどでかい目標を掲げることに。
ビリーはカミラと付き合い始め、彼女の両親に認めてもらうためにもバンドで食えるようになろうとしていた矢先、当時のベース担当〈チャック〉が大学に受かった事をきっかけに将来を見据えてバンドを辞める決断を。チャックの穴を埋めるため、エディが代わりにベースに転向する事に。
ヒルズでのパーティーでシモーンと意気投合したデイジーは彼女から舞台に上がって自身で歌うように背中を押されています。
グレアムは別バンドのカレンに一目惚れしますが、後にバンドメンバーになるのでしょうか。
ロッドからの助言でカリフォルニア行きを決めたダン・ブラザーズ。そこでカミラもビリーについて行く決断をして故郷ピッツバーグを離れました。
1話は本当に今後のストーリー展開のための序章的な感じでやや単調でしたが、今後に期待です。
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▼次回、エピソード2