エピソード2『トラック2 そこへ あなたを連れていく(アイル・テイク・ユー・ゼア)』“Track 2: I'll Take You There”
あらすじ
自身の声を見つけたデイジーは、親しい友人のシモーンと伝説的なプロデューサー テディ・プライスに導かれ、ロサンゼルスのミュージックシーンに飛び込んでいく。一方、ロサンゼルスにやってきたダン・ブラザーズは、キーボーディストのカレン・サーコを引き入れ、名をあげようと奮闘する。テディとの偶然の出会いによってバンドに希望がもたらされるが、ビリーの内なる悪魔が彼の才能を凌駕し始め、メンバーたちは悲嘆に暮れる。
ネタバレ感想
バーで弾き語ったのをきっかけに一皮剥けたデイジーと、カリフォルニアに到着したダン・ブラザーズ。
ピッツバーグで彼らに助言したロッドを突然訪ねたダン・ブラザーズはカリフォルニア進出の今後の相談を持ち掛け、音楽プロデューサーの〈テディ・プライス〉にプロデュースを頼みたいから仲介して欲しいと頼み込みます。
世界ツアーでも決まっていない限り世話はできないと言いながらも、ここまで来てしまった彼らの演奏を一度見ていることも手伝って、クラブで演奏が出来るよう取り計らってくれました。
そして、カレンが忘れられないグレアムは彼女に電話して、もたつく弟を見て結局ビリーがロスに来てダン・ブラザーズに入らないか?と引き抜きにかかります。こうしてカミラは先のない【ウィンターズ】を抜けてダン・ブラザーズの一員に。
家を飛び出してシモーンの家に転がり込んだデイジーは、彼女のアシストで飛び入りナイトに参加し弾き語り。そのクラブにはあのテディ・プライスが視察に来ているではありませんか。
早速スカウトされるも、「調整されたくない」とこれをあっさり突っぱねたデイジー。テディはますます彼女が気になります。
そして、テディを偶然店で見かけて声を掛けるビリーは必死に自分達のバンドを売り込み、何度も食い下がって一度だけ演奏を聞いてもらうチャンスを貰いました。
このチャンスを元にした【ダン・ブラザーズ】改め【ザ・シックス】は程なくしてアルバムを製作するまでに。
ツアーを目前にカミラは妊娠をビリーに打ち明け、その夜2人は結婚。
しかしビリーにとって父親になるという事実は想像以上に重圧だったようで、これまでも気になる程度だった酒の量がどんどん増えていっております。
ツアーを重ねるうちにどんどん堕落して行き、次第に妊娠中のカミラへの連絡も途絶えついに痺れを切らしたカミラが滞在先へ訪ねてみれば、酒とドラッグに溺れて複数の女性と交わっている真っ最中。最悪です。
恐ろしく強い女のカミラは自分と生まれてくる赤ん坊のために今は許すけれどとにかくしっかりしろとブチギレ。それでも一度どっぷり浸かってしまった酒とドラッグの癖はなかなか抜けないんですね。
フラフラのまま舞台に上がり、メンバー達も呆れを隠し切れないといった状況です。カミラが出産してもどうしても2人に会えないとゴネるビリー。
父親ななれなかったビリーが今後どう改心してミュージシャンとして登り詰めていくのか見ものです。
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▼次回、エピソード3