エピソード9『トラック9 まるで初めてのよう(フィールズ・ライク・ザ・ファースト・タイム)』“Track 9: Feels Like the First Time”
あらすじ
悲しみに打ちひしがれるデイジーは、サタデー・ナイト・ライブに出演して歌うことに不安を覚える。しかし意外な人物のおかげで安心と落ち着きを取り戻す。ツアーで故郷であるピッツバーグに意気揚々と戻ったバンドは、人々に英雄のように迎えられる。だがメンバー間に存在する反感によって、彼らのパフォーマンスは鈍り、バンドの将来は脅かされる。一方、グレアムとカレンの間のロマンスは、カレンの難しい決断によって危機に陥る。
ネタバレ感想
翌朝、一命を取り留めて目を覚ましたデイジーの前に何事もなかったかのように取り繕いながら声を掛けるニッキーの姿。
微かにビリーがいた記憶だけがあるデイジーはそのまま止めるニッキーを無視してビリーの部屋へ行って何があったか聞き出します。
死にかけの自分をバスルームに放置して逃げた夫に出て行けと怒鳴り、そのまま捨て台詞を吐くニッキーを出て行かせました。
肉体的にも精神的にもボロボロになりながらツアーを続けるデイジーには再び孤独が付き纏います。
この件がきっかけでドラッグの量がグッと減ったデイジーと彼女を気にかけるビリーは前よりはマシな関係に。
そんな中で倒れたテディが救急搬送され、駆けつけて来たシモーンと再会したデイジーは、自分がギリシャでいかに酷い事を彼女に言ったかを謝り仲直り。
念願の契約を目前にしたシモーンは、条件として『バーニーとの噂は困る』と言われたようです。
長年の夢と恋人を天秤にかけ、シモーンはどちらを取るのか。
地元ピッツバーグへの凱旋公演も大成功を収め、ビリーとデイジーの関係はこれまでにないほど穏やかで安定したものへ。
あまりに上手く行きすぎて、「私たち一緒になるべきよ」と思わずデイジーが口走ってしまうほど。ビリーは自分もまた同じ気持ちだけど妻はあくまでもカミラで別れる気はないと諭しました。
その裏で、いつもビリーの陰に追いやられていたエディの鬱憤が溜まっていたり、望まぬ妊娠をしてしまったカレンがグレアムへの相談無しに堕胎していたり、カミラが2人のただならぬ距離感を見てしまっていたり、このバンドは常にどこかに爆弾を抱えております。
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▼次回、エピソード10