エピソード6『湖の底へ』“The Plunge”
あらすじ
メーガンはルークの17歳の誕生日を祝う盛大なパーティーを企画する。1999年冬、ルークは年1回開かれるチャタム・ダイブにイザベラと参加し一線を越えてしまう。そして2000年夏、イザベラの忌まわしい過去が明らかになっていく。
ネタバレ感想
1999年7月30日頃、1999年12月30日頃、2000年7月30日頃、前話からそれぞれ5日後です。
【1999年 夏】
ルークの17歳の誕生日に向けて張り切るメーガン。
手回しが早いイザベラは、誕生日の前日にはルークに別れ話を切り出しており、あくまでも自分としてはひと夏の恋で本気じゃなかったし、ルークも運命の相手は別だったことに気がつくはずだとメーガンに話しています。
ぬかりないパーティーを準備して全力でルークを祝い、普段とは違う女を感じさせるメーガンにルークも惹かれていっておりますが、その陰で真剣交際に発展するかしないか……というところだったジェフは、メーガンをよく観察しているだけあって自分の敗北を悟りやりきれない感じ。
「自分を予行演習に利用している」と怒ったジェフは自分から別れを告げていたんですね。
【1999年 冬】
毎年恒例の“チャタム・ダイブ”に行く約束をしたはずが、『仕事を頼みたい』というメッセージを受けた途端イザベラにやっぱり行けないと断るメーガン。一体ネッドとの間で何を共有しているのか。
仕方なくルークと2人でイベントに参加したイザベラは、今まさにメーガンとの関係がダメになりかけていてナーバスなルークから去年なんで自分はフラれたのか聞かれ、メーガンの気持ちを知ったから身を引いたのだと軽めに告白。
自分のことを譲ったり、町中から嫌われるのを分かって身代わりになったりとメーガンに尽くし過ぎだと指摘するルーク。
イザベラとしては、やはりメーガンへの執着が凄まじく全く後悔はしていない様子で、自身はイザベラに未練があったらしく思わずキスしたルークに対しても、メーガンを裏切るなと言わんばかりに拒絶しております。
しかし、メーガンに会いに行って2人の関係が再燃したかと思えば、ビーチでイザベラからキスをされたと告白。
「もちろん拒んだよ」とはどの口が言っているのか。自分可愛さのあまり罪悪感を抱え切れず、その上イザベラを悪者に仕立て上げるとは。そもそもルークはえらく貧相な感じがしてヒロインの相手役としてはなんだか頼りない感じが拭きれないのです。そこを聖人的な良い奴感でカバーするのかと思えばこの所業ですよ。
【2000年 夏】
開示されていないはずの、リサが亡くなった事件の捜査資料で独自に真相に近付くメーガン。まさかFBIをハッキングしたのか?
イザベラは酔っていたリサを無理矢理泳ぎに行かせたそうで、2人はケンカしてリサはそのあと溺れて亡くなったという大まかな背景が見えてきました。
そして、イザベラが事情聴取の前にヘリで逃げるように島を離れていたことも。
親友と揉めたり誰かが溺死したり、不自然なほど今の状況と似通っています。
出て行く間際に自分のベッドの下にメーガンの秘密があると言い残していたイザベラですが、メーガンが深夜にこっそり捨てていた血塗れの服が入ったゴミ袋を回収していたのか。
それを見たデビーは自分の娘がルークを殺してしまったと考えたでしょうか?
ジャックの捜査に痺れを切らしてメーガンと直接話したいと言って自宅へやって来たスティーヴには娘を会わずに追い返しておりますが……。
メーガンはと言うと、イザベラの滞在するホテルに乗り込んでトレヴァーから話を聞いてリサの事件のことは知っていると声を荒げます。何のつもりで本人にそんな事話すのか。
2人のやり取りはたまたま廊下を通ったパーカーに立ち聞きされてしまっておりますし、なんというかとことん脇が甘いな?
パーカーはその足でジャックのところへ駆け込んでおります。
ラストシーンではイザベラの部屋にあった例の服について娘に事実を問うデビー。ルークの血というよりは、妊娠うんぬんの話があったので自分で堕胎でもやらかしたとかそのような気配です。
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▼次回、エピソード7