エピソード5『死者の日』“Día De Los Muertos”
あらすじ
死者の日。ディアス家の人々は、それぞれの過去の“亡霊”と向き合うことになる。
ネタバレ感想
リメンバー・ミーでお馴染み『死者の日』も、若者の界隈ではこんな風に仮装パーティーになるんですね。ちなみに、11月2日で、前回から4ヶ月近くが経過しています。
やはりリリーとサンティアゴは破局してしまっており、リリーには新たな恋人が出来るも内心未練が大きいようです。
別れた後でもサンティアゴ繋がりで知り合ったアニーとアンドレとは友人関係が続いているリリーですが、元カレが来ないと聞いていたパーティーにフラッと現れて鉢合わせになり、友人の取り合いから始まりお互いに罵り合った末、来たばかりのサンティアゴはそのまま帰ってしまいました。
初めて心から愛した人なのに、悲観的な人間とはやっていけない、というジレンマを抱くリリー。
娘から「完璧過ぎる」と嘆かれていたリリーの両親も、実は2人きりの家庭では冷めた空気がしばらく続いている様子。
ホルヘは結局ヘンリーについてLAに行ったようで、フードトラックはこちらでも順調な売れ行きだそう。
家族が恋しいホルヘは、感謝祭にはポートランドへ帰れると航空券を取ろうとしますが、ヘンリーの両親が感謝祭にLAに来るらしく、紹介したいという彼に合わせて次の感謝祭はLA残留となりました。家族に紹介されるのが念願だった反面、自分の家族と離れて寂しがっているのは明らかなので複雑ですな。
夫婦のギスギスを見かねた両親が、それぞれ別々にベアトリスとホルヘを貸し倉庫に呼び出して鉢合わせさせ、2人を倉庫に閉じ込めると「バカなことはやめて話し合え」と言い残して外からシャッターに鍵をかけてしまいました(笑)
しかし、そうこうしているうちにホルヘが突然心臓発作を起こして搬送されることに。
連絡を受けて病院に来たリリーは、そこで初めて完璧だと疑わなかった両親が実はずっと険悪だった事を知ります。ベアトリスの「愛は厄介なの、ややこしくて決まった形なんかないし、少しでも目を離したらダメなの……真の関係を築くためには努力や尽くす心、強い意志が必要よ」という言葉で、いくら完璧に見えたとしてもその裏には苦しみや葛藤があるのだと伝わりました。
父親から「かつての自分は頑固で自分を曲げなかった、俺のようになるな」とアドバイスされたサンティアゴと、後は2人が再会するだけで上手くいきそう。
はるばる飛行機に乗って駆け付けてきたホルヘとヘンリーも到着し、父ホルヘにも意識が戻ります。
一度死にかけたことで自分が意地を張っていたと認められた父ホルヘは、素直にやり直したい気持ちがある事をベアトリスに伝えて今度こそ彼女を許してこれまでの態度を謝罪しました。
リリーと同じく、ここにきて初めて両親が険悪だったことを知ったホルヘは、同じ轍は踏むまいと感じていたわだかまりをヘンリーに打ち明けます。
LAは嫌いだし、故郷のポートランドや家族とはやっぱり離れて暮らせない、と。
それで2人の関係がダメになってしまう事も覚悟しての言葉でしたが、ホルヘ愛に満ち満ちているヘンリーは「君は僕の故郷だ、君がいる場所に僕もいる」と即答。
ソルも、故人の祭壇を祀る恒例の行事で両親を偲びながら、今のマイルズとチャーリーが居る幸せを痛感してまた一つ心を開いて彼らを祭壇の前に招待しました。
そんなソルがリリーの父の心臓発作を伝えてくれていたおかげで、サンティアゴはリリーの元へ。
サンティアゴの情熱的な謝り方で2人の中は再燃。
誰もが最愛の相手とハッピーエンドを迎える形に。なるほど、今回がシーズン1のラストエピソードなのですね。
最後にはまたクリスマス・イヴがやってきて、1話から丸々1年が過ぎたところで、婚約が決まるのはどのカップルなのでしょう。リリーとサンティアゴだけはさすがにまだ結婚という話にはならなさそうなので、ホルヘとヘンリーか、ソルとマイルズか……。
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▼次回、S2エピソード1