エピソード1『クリスマスイヴ』“Christmas Eve”
あらすじ
クリスマスイヴを目前にして幸せなカップルはワクワクドキドキ。マルタの孫の中で結婚するのは誰?
ネタバレ感想
シーズン1ラストのクリスマス ・イヴのパーティー直前からのストーリー展開です。
幸せの絶頂期にいるカップル達が何とも微笑ましい。
サンティアゴと同棲後間もなくに破局してからのリリーは、ニックの所へ転がり込んでいて、LAから戻ってきたホルヘとヘンリーとも同居生活。
姉に激甘なホルヘを除く男性陣は、8週間も経てばリリーのずぼら過ぎる生活スタイルに辟易しており、ついにクリスマスの日に話し合ってリリーを出て行かせることに。
ホルヘから説得されたリリーはなんだかんだ受け入れて親戚の家を回るも宿は見つからず、結局実家へ。
30歳目前の娘が帰ってきてここまで大歓迎で迎え入れてくれるだなんて、複雑さを超えて嬉しくなるかもしれません。
ただ、50を超えた両親のお盛んな現場を目撃せねばならないのなら、すぐにでも別の住まいを見つけた方がお互いのためになりそうです(笑)
前回は同棲して失敗しただけに、サンティアゴとまた一緒に住むのは結婚する時だと決めているリリー。
ニックも出来たばかりの恋人〈アナ〉をディアス家のパーティーに連れてきていて良い雰囲気。ニックがかなりのボンボンだという設定はなんとなくしっくりきます。リリーの一言で、自分のジムを持つ日も近そう。
さて、リリーは祖母が婚約指輪の入った箱を見つけて騒いでいるのを見てしまい、その箱がサンティアゴのコートのポケットから落ちたと盗み聞きしてかなりの浮かれモード。
待ち望んでいたプロポーズ……のはずが、ムード満点で渡された箱の中に入っていたのは指輪ではなく合鍵で、「結婚しよう」ではなく「一緒に住もう」との言葉に愕然とするリリー。
求婚だと思ったこと、自分は結婚したいこと、いかにサンティアゴと人生を共にしたいか必死に伝えるリリーを愛しているのに、それでもなお結婚はしないと頑ななサンティアゴは何なのでしょう。愛情のバランスが均衡でないなら二の足を踏むのは当然だと思うのですが、言い分からしてかなりリリーのことを想っていて、同じように一緒に人生を歩みたいと考えているのに『結婚はしない』というポリシーに固執するのはさすがに違和感があります。
せっかく復縁したというのに、「俺にはできない……でも君の望みはかなえられるべきだ」と別れを選んでしまう遠回りな感じが焦ったい。
やはりこの夜にプロポーズを決めていたのはヘンリーで、ホルヘの両親に結婚したいと伝えて認められたヘンリーは親族中を巻き込みながらホルヘにプロポーズ。カラオケ好き過ぎのヘンリー最高です(笑)
ホルヘと別れたばかりの複雑な心境にも関わらず、弟がプロポーズされているのを見て本当に嬉しそうにしているリリーはリリーらしくて泣かせます。ホルヘと別れた事も休み明けまでは黙っておき2人の幸せに水を刺さないようにする配慮も。
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▼次回、エピソード2