エピソード5『ダコタ』“Dakota”
あらすじ
イレーネが署に拘束された後、ロシア人の手から再び逃れたデシとカタとウバルドはナイトクラブのダコタ・クラブに身を隠す。そこで彼女たちは、すべてを覆すかもしれないあることを発見する。
ネタバレ感想
警察と殺し屋の睨み合いの末、起動しっぱなしだったエドアルドの娘のゲーム内で鳴った銃声が引き金となり、とんでもない銃撃戦の大事になってしまうホテル。
恐怖のあまりその場から逃げ出して、またしてもバッグを持ったまま殺し屋を撒いてしまったカタ。
イレーネは担当を外れるだけかと思いきやしっかり懲戒処分になったようで、そりゃそうだ。
ロシア人二人組が警察署に連行されてきて、エドアルドとその娘も保護されているのを見てルイスに何が起こったのか聞くも、担当を外されたイレーネには当然のように何も教えてくれません。
殺し屋に追われながらも無茶な運転で逃げ切ってくれたタクシーは廃車になるようなダメージを受けてしまい、それでも恨み言一つ言わない運転手にデシとカタは金の延べ棒を勝手にプレゼント(笑)
運転手とはその場で別れて歩いて先へ進むデシ、カタ、ウバルドの三人は、売春宿“ダコタ・クラブ”で休憩するために部屋を取ります。
エドアルドから貰った書類は燃えてしまったし、イレーネももはや頼れないという状況で無実を証明するのは不可能に近いという考えから、ウバルドが知っている偽造書類を作ってくれる人物に頼んでメキシコへ高飛びすることに。
顔面の筋肉が麻痺硬直してしまったルクレシアは、マニェスが呼んだ友人の医者〈サンティ〉に筋肉をほぐす注射を打ってもらっております。
薬のせいか気を失ったルクレシアに慌てていたところに、逮捕された殺し屋〈ユーリ〉と〈セルゲイ〉の祖父〈エステバン〉が自宅まで来て、言い争いになった末「つべこべ言わずに二人を保釈させろ」と脅されるマニェス。背後で起き上がってその光景をジッと見つめるルクレシアがホラーです。
停職になったイレーネは二人の行方がわからず、ミゲルとマリアナに会ってロシア人達とそもそも何があったのか、事の顛末を聞き出しました。
結果、すぐに工事も殺人も全てが繋がった確認が取れたのですが、デシからのビデオメッセージにストレートな下ネタが入っていた故にミゲルとマリアナの前で見るのを止めてしまったイレーネは、まだ彼女達がメキシコへ高飛びしようと企てていることに気が付いておりません。
カタに不誠実なことをしたらタダじゃおかないと言われ、デシの存在が疎ましくなったウバルドは、デシがイレーネに電話しているのを盗み聞きして警察に居場所をバラしたと考え、カタに「バッグを持って二人で逃げよう」と提案。
デシには何の恩もないし騒動の元凶だなんて、カタの妊娠を知って逃げた男がよく言えたものです。
一緒に盛り上がったバーのスタッフの女性〈マリーン〉から常連客に殴られた話を聞くデシ。
よくよく聞けば、警察が来たら朝から一緒にいたと証言するよう強要してきたその常連客といいうのがエドアルドだと分かります。しかも証言を強要された日はデシとカタがあの屋敷へ清掃に入った日です。
イレーネはもう頼れないので、相棒のルイスに電話して話がしたいと自ら居場所を言ってしまう二人(笑)
その間にウバルドはバッグを持ち逃げ。とんだトラブルメーカーです。しかしこの流れでデシを裏切って逃げようとしていた企みもバレて二人は大喧嘩に。
バイク泥棒をしようとしたウバルドが持ち主に見つかって騒ぎを聞きつけたデシはバイクを追いかけるも、ちょうど到着したルイスが駆け付け一杯ぐらいの感覚で威嚇射撃をしたことで驚き戻ってきます。
不在のデシの居場所を吐けば手荒な真似はしない、とマフィアのようなことを言っているルイスを戻ってきたデシが背後から殴りつけ、その勢いで引き金が引かれてしまい、なんと弾はカタの脇腹に直撃。どれだけ運がないのか(笑)
デシを探し当ててやってきたイレーネも地獄のような光景に息を呑むばかり。
不倫のアレコレだと思っていたマニェスのマリサ殺しの動機は、実はマニェス&バイェタスの件がマリサにバレて、会社を潰そうとした彼女が邪魔になったからだったと分かりました。
殺し屋を雇ったなんて知らなかったルクレシアは半狂乱で怒っていますが、どこまで本気なのか、自分達二人のためだと愛を囁くマニェス。それで納得してしまったルクレシアは、これからは自分のやり方でやると宣言。
安易に殺し屋を雇ったマニェスよりルクレシアの方が冷徹非情な真似をしてきそうで、今後どう出るのか検討も付きません(笑)
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▼次回、エピソード6
