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海外ドラマ≫≫Harlan Coben's Shelter シェルター シーズン1 8話ネタバレ感想

シェルター 予告編

エピソード8『たどりついた真相』“Found”

あらすじ

すべての真実が明かされる。

たどりついた真相

たどりついた真相

  • ジェイデン・マイケル
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ネタバレ感想

煙が充満し始めた屋敷内の部屋に閉じ込められていたミッキーは、刺されて倒れているバット・レディを担ぎ出そうとしております。

火が回り脆くなったせいなのか、わりと簡単に蹴破れてしまうドア。

途中気絶してしまったり、絶対にもう助からないだろうというシチュエーションからあっさり生還しているミッキーはいつものメンバーと話しておりますが、バット・レディがその後どうなったのかはよく分からない感じ。遺体が発見されていないというのは怪しいな?

父について何か話そうとしていたことを気にしつつ、あの状況ではなくなっているはずで「俺のせいだ」とのこと。

というか、この状況まさかあの火災の直後ですか?だとしたら色々とおかしいだろ(笑)病院とか事情聴取とかあるだろう。下手したらそのうち放火魔の容疑者ですよ。

 

ホイットニーはトロイを探しにパーティーに来たレイチェルを捕まえて、イマとの仲直りを取り持って欲しいと頼みます。

「彼女を愛してる」という言葉に対し、男前過ぎるレイチェルは、それなのにあんな最低なことをしたのかと一喝。

母親の想定外な不倫を知ってやさぐれながら酒を煽るトロイは、自分がフラれるんだろうと開き直って逆にレイチェルに酔っ払って終わりを告げるどうしようもない男です。

直後にホイットニーとトロイの目が合い、最低同士くっついてしまいました。

 

翌日、見逃していた可能性に気が付いたミッキーはスプーン、イマ、レイチェルをバット・レディの屋敷の焼け跡に呼び出します。

ガレージから繋がる地下トンネルへの秘密の入り口の存在を思い出したわけです。

すっかり武器担当のレイチェルが、チア部の部員のために用意していたというスタンガン付きライトを配ってくれ、何が潜むか未知数なトンネル内へと踏み込む4人。

核シェルターなだけあって、屋敷が全焼しようが地下は全く影響が無い様子です。

まだ乾き切っていない血痕がすぐに見つかり、これがバット・レディのものであれば脱出したのか運び出されたのか。

奥に進むと最近使われた形跡のある映写機とおびただしい数のフィルムが積まれている空間に出ます。

フィルムにはそれぞれ日付が記されており、映写機にセットされていたものを流してみると顔から血を流す幼いルーサーが映っており、彼と弟達を保護しようとするバット・レディに対しかなり警戒している姿が。

窓枠から釘が出ていたのに気が付かなかったとの事ですが、ルーサーの顔の傷の原因だと指差されたのは若き日のブラッドです。

「警察が来るから防音シェルターに入れ」という流れ、この時の出来事が1話の冒頭での映像でした。

不穏な雰囲気の映像の中で登場した思わぬ父親の姿にミッキーは何を思ったのでしょうか。

火災の影響で地上では現場検証がされていたというのに、結局警察に捕まることなく4人揃ってボイラー室に戻れているのが違和感しかありませんが、まぁなんとか上手いことやったのでしょう。

ボイラー室で脱力気味の4人は、ホイットニーが投稿した衝撃の動画を見ることに。

彼女は自分が兄弟の金を盗んでフォロワーを買ったこと、それに気付かれて脅され、大好きな女の子を裏切ったこと、今でも大好きな彼女には絶交されたけれど自分が悪いと思っていること、そして、兄弟の親友と彼が恋人と別れた直後にヤッたのだと告白しております。

ホイットニーの兄弟の親友、つまりトロイのことを言っていることなんて学校の人間なら誰でも分かる話で、イマだけでなくレイチェルまで纏めてどん底です。

キャンディの件でスプーンは元から放心気味ですし、4人それぞれにメンタル絶不調といったところ。

 

入院してから日が浅いミッキーは高校を挙げての大々的な対抗試合にはドクターストップで出場できません。

トロイとバックは気まずい状態で試合開始。レイチェルはチアとして最低な元カレを応援せねばなりませんし、実況解説を担うスプーンはメンタルが折れたまま実況席へ。応援席のイマとホイットニーはお互いを気にしつつも視線が交わることはありません。

何故止められないのか不思議なほど過激で私情の入った実況でバスケ部には直接関係のないホイットニーを“詐欺女”と言い放ち、トロイを扱き下ろすスプーン。なかなかやさぐれております。身体能力高めなレイチェルのキレッキレチアダンスは見ものでした。

 

ミッキーが欠場になるとは思わずバスケットボール・ケーキを用意してしまったから今晩食べにきて欲しいとスプーン達を誘っまシーラ。

あの映像を見てアベオナの活動は正しくないと感じたイマは、今夜にでもエージェントに会って青い蝶を完全に消してもらうつもりでしたがとりあえず延期に。彼らはアシュリーを救い出したのにどうして、と擁護するレイチェル。しかし、アシュリーは救ったのにキャンディは助からなかった事実に憤りを覚えているスプーンの問いかけでレイチェルも納得した様子。三者三様の考えがあり、それぞれが必死に自分の中で対処している感じです。

 

欠場になった王者の血統ミッキー・ボライターはというと、ディランから車に乗るよう言われてどこかへ連れて行かれ、案の定生き延びていたバット・レディと再会。やはりトンネルから逃げ延びていたとのこと。

もっと瀕死に見えましたが、どいつもこいつも頑丈過ぎるだろ。

フィルムを持って行ったことに言及され、あのフィルムが止まった後に何が起きたのか、その結末を知るべきだと言われるミッキー。

里子だった男児6人を避難させていたあの時。ルーサーの次に目を付けられていたのは弟の〈リッキー〉だったそう。ルーサーが避難を渋ったことで急いでいたブラッドが彼らを急かしながら窓を通らせた際にあの傷ができ、ルーサーの叫び声で騒ぎになって通報されてしまいます。バット・レディが時間を稼いでいる間にブラッドは男児達を完全な防音室になっている地下シェルターへ隠したのです。全ての計画は今のミッキーと同じ年頃だったブラッドが立てたもの。

しかし、誤算だったのはリッキーがぜんそく持ちだという情報を知らなかったこと。精神的なストレスもあってか、シェルター内で発作を起こしてしまった時には薬がなく、完全な防音故に助けを呼ぶ声も外には聞こえず、やっと警察が帰ってドアを解錠した頃にはリッキーは亡くなっていた、と。その後シェルターは閉鎖して救い出した子たちを臨時の隠れ家に送ることにしたと話すバット・レディ。

ルーサーは弟の死についてブラッドを責め、報復のために時機を待ち、ついに標的が米国へ戻ってきた事を知ると救急車を盗み、アベオナを憎む誰かにトラックを運転させてあの交通事故を仕組んだという事です。

ブラッドが生きていると言ったのは、これまで多くの愛する人を失っても何も起こらなかったにも関わらず、ブラッドの時だけは彼の呼びかけが毎晩聞こえてきて、そんな折にミッキーが現れたからだそうです。結局ブラッド生存説という希望のルートは閉ざされました。

えらく早口で色々説明されましたが、結局アベオナの活動は賛否両論あって然るべきというものに思えます。

むりくりな終わり方で締めるのかと思いきや、ラスト10分からの巻き返しが最高です。

ボイラー室で、教師達の話し声がパイプを通して聞こえてくると言っていたスプーンの話がこういう形で伏線になってくるなんて。

シーラのノリノリの歌声を微笑ましく聞いていたところで、バット・レディから聞かされた幻聴の話、そしてスプーンの言葉を思い出すにつれて全てが繋がりどんどんヤバい表情になっていくミッキーに盛り上がりを禁じ得ません。

地下の防音室にもパイプは通っており、どれだけ叫んでも外には声が届かない防音室からでもボイラー室同様パイプが音を伝えていたのです。

リッキーを亡くした恨みがあるルーサーなら同じ目に遭わせたいと思って当然。

4人は金具の新しくなっているシェルターを工具でぶち壊して扉を開きます。開くんかい!

ラストシーンは中から出てきたの父と息子の再会に。生きとるんかい!!!

この間、数ヶ月くらいですか?そんなに経ってないんでしたっけ?まぁ、シェルターは当面生活できるアレコレが揃っているとは言っていましたが、本当に生きてたのはちょっと笑えました。

あのだんだんと真相に気が付いてしまったミッキーの表情の移り変わりから、近くにいたのに気付いた頃には手遅れ、というどんでん返しがあれば最悪に後味が悪くてゾクゾクしたんですけどね(笑)

いや、まぁでも父ちゃんと会えてよかったよかった。シーズン2もありそうな感じで楽しみです。

正直、アベオナやボライター家の面々にはあまり魅力を感じないのが残念でしたが、脇を固めてくれるミッキーの友人達がかなりカバーしていたように感じます。特にスプーンの愛されキャラ具合は群を抜いているのでは?イマも存在感抜群だし、終盤からレイチェルがここまで株を上げるとも思わなかった。

ルーサーとの対決が残っているとは言え、シーズン2ではトロイとその家族の問題やスプーンの過去の方が興味を惹かれます。アベオナはやはり胡散臭いので解体した方が良いに1票入れたい所存です。

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▼次回、S2エピソード1

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