エピソード7『ジョージVSバァバ』“A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run”
あらすじ
プリスケットのレシピをめぐってパパとバァバの喧嘩が勃発。ふたりの溝を埋めるために、子供たちが奔走することに。
ネタバレ感想
バァバのブリスケットは絶品だそうで、子供達以上にこの味の虜なジョージは義母にレシピをせがむもからかわれるばかりで簡単には教えて貰えません。確かにヴィーガンなら卒倒しそうな溢れ出る肉汁はめちゃくちゃ美味しそうに見えます。
レシピを教えて貰えずごねて、自分の母親だからと庇わずこっちの肩を持てと文句を言う夫婦喧嘩の光景は、妻と夫が逆転しているかのよう。嫁姑戦争ならぬ婿姑戦争勃発か?
夫婦喧嘩を盗み聞きしたミッシーから両親の離婚危機とまで話が膨らんだ状況でもやはりレシピを教える気はないらしいバァバ。
ミッシーに濡れ衣を着せられて外出禁止になったジョージーと、いまだ怒りが冷めやらないジョージの2人は留守番で、バァバ、メアリー、シェルドン、ミッシーの4人は教会の遠足へ。
家主が居ない隙に向かいのバァバ宅に侵入してレシピを探すジョージ。いい大人を狂わすほどのブリスケットの味がますます気になります(笑)
様子を見に来たジョージーにも手伝わせてレシピ箱を漁るもブリスケットのレシピは見当たらず。
ジョージが盗みに入ったことに勘付いたバァバは反省するフリで偽のレシピを握らせてジョージを操り近場では調達できないコーヒー豆を買って来させております。高級食材を買いに行くだけの資力と労力、さらに14時間もの調理時間を惜しみ無くかけるジョージのブリスケットにかける情熱は本物ですが、そんなに美味しいなら超近距離に住んでいるバァバに作って貰えば万事解決なのに(笑)
出来上がったブリスケットを味見して騙されたと気付いたジョージは本格的に激怒。
いよいよ両親の離婚が現実的なものとなり心配し始めたジョージーは、「バァバのレシピをパパに渡せたら解決する」と考えます。ミッシーがふざけるのを見て、生後23ヶ月の記憶がフラッシュバックしたシェルドンは、赤ん坊の自分を子守りしながらブリスケットのレシピを話したバァバの台詞を家庭の平和のために大公開。
赤ん坊の頃の記憶までしっかりあるとはただの天才ではないのか(笑)
シェルドンが本物のレシピを言い終える前にバァバは諦め、ジョージはジョージで紙に書くというシェルドンに対して「必要ない」と止めます。
ただただレシピが知りたいと言う話ではなく、バァバが自分を認めていないことを気にするジョージと、娘の夫には相応しくないと思い続けてきたバァバのいがみ合いだった、と。
結局2人は和解して一件落着ほっこりエンドですが、赤ん坊の頃の記憶を持つシェルドンがその後自分が渡したレシピが発端で両親の夜の営みを目撃したシーンをフラッシュバックしてしまう、という何ともアメリカンなオチが待っていました(笑)
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▼次回、エピソード8