エピソード7『シェルドンとエンジリアリングのなれ初め』“An Introduction to Engineering and a Glob of Hair Gel”
あらすじ
大学1年目の春、シェルドンはブーシェ教授の土木工学を履修する。軍隊で橋を造っていた経験を持つブーシェは時間に厳しく、シェルドンは大いに気に入る。しかし、何度課題を提出しても破り捨てられてしまい...。
ネタバレ感想
大学一年のシェルドンは土木工学担当の〈ブーシェ教授〉の授業でエンジリアリングなるものに触れることに。
ブーシェ教授、『ボッシュ』でチーフ役もしていたランス・レディックですが、この方2023年に60歳の若さで亡くなってしまったそうです。
時間に厳しく生徒にも辛辣なブーシェ教授を気に入ったシェルドンは早々に仕上げた課題を提出するも、「間違っている、やり直せ」とその場で返され、何が間違っているのか教えるのが仕事だと口答えして目の前で課題を破り捨てられてしまいました。
怒りを覚えながらもめげないシェルドンは、軍隊にいた経歴のあるブーシェ教授に対抗するかのように軍隊式でタフに対応するとメアリーに宣言しております。
ポジティブな脳内変換で何度も何度も果敢に課題を提出しますが、その度にロクに目も通さず破られるという日々が繰り返された末に、とうとう学長から呼び出されて「シェルドンは大学にとって重要だから機嫌を取らないと」と釘を刺されるブーシェ教授。
しかしこの窘めであっさり納得するような人物なら最初からあの頑なさは出ないでしょう。案の定、終身在職権を盾に従わない意向を真正面から叩きつけたブーシェ教授でした。
学長がダメなら、と親に頼ってジョージを派遣したシェルドンですが、分かり合える部分もありブーシェ教授に言いくるめられたジョージは家に帰って来て「教授は正しい、ふてくされず自分で決めて動け」と息子を突き放します。
結果的に、ようやくそれらしい答えに辿り着いたはずが、課題に夢中になり過ぎて授業に遅刻して閉め出され提出すらさせて貰えないという何かにつけて相性の悪い関係になってしまいました。そして、一見相性が悪そうに見えた学長とブーシェ教授はシェルドンという共通の敵のおかげでかなり良好になっております(笑)
それにしても、膝を痛めたジューンのシャワーをデイルが手伝ったとかで変な三角関係になるのも、全員の性格がサッパリし過ぎていて言いたいことを言って後腐れないのも、バァバ周りの人達の関係性はつくづく不思議です(笑)
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▼次回、エピソード8