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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン11 9話ネタバレ感想

Call the Midwife: Season Eleven [DVD]

第9話

あらすじ

シスター・フランシスがお産を担当したキャロルが、ターナー医院を訪ねてくる。息子ディーンの肌が乾燥し炎症が起こっているというのだ。16歳になったら里親の元を出て独りで生活するというキャロルを心配するシスター・フランシスは、引き続き彼女とディーンの様子を見ることにする。

来て!助産婦さん [ ジェニファー・ワース ]

ネタバレ感想

庶民院が妊娠中絶法を通過させたという記事が出ていて、こういうところで時代背景や法の変遷が分かるのがコール・ザ・ミッドワイフの興味深いところでもあります。

 

予定日を数週間後に控え、恥骨結合炎で苦しんでいる〈エディナ・コルベット夫人〉を担当しているシスター・ヒルダは何度か自宅を訪問しておりますが、娘〈ロベルタ〉を産んで以来久しいお産のコルベット夫人の痛み具合が気になると共に、夫〈ライオネル〉の謎の頭痛に嫌な予感しかしません。

 

産院の手伝いをしていたシスター・フランシスは、お産を担当したこともある〈キャロル・リース〉というまだ少女の母親が里親の〈ノーマ〉と来院する場に遭遇。

赤ん坊〈ディーン〉の皮膚炎を診てもらい、さほど大事ではないようですが、16歳になったら議会が提供する公営住宅に移り住むと言っており、まだまだキャロル自身が子供だからと心配しているシスター・フランシス。

ノーマからも男の子が家に訪ねてきていると聞いて治療より予防に注力すべきかもしれないとターナー医師らに相談した結果、子宮内避妊器具の装着に補助金が使えるはずだから提案してみるのはどうかということになりました。

しかし、避妊リングの話を持ち出してもキャロルは男はこりごりで性行為すらしたくないから必要ないの一点張り。

一人暮らしを始めて周りに頼れる人もいない幼い母親を不憫に思ったシスター・フランシスは、ディーンを預かっておくからと言って彼女を息抜きさせるため送り出します。

赤ん坊を連れ帰ったノンナートゥス・ハウスではシスター・モニカを筆頭に受け入れられしばしの温かい時間も流れますが、シスター・ジュリエンヌは自分たちの仕事は助産婦であってベビーシッターではないからこれきりにするようにと厳しい意見も。

ここ最近度々思うのですが、シスター・ジュリエンヌって昔からこのレベルで厳しい人でしたっけ?

当初のイメージだともっと多方面に気を配っていてそれこそ聖人のような器の大きさと愛情深さで皆んなを包み込むような人、と思って見ているので、ルシルの心の傷に気が付かなかったのもそうですし、慈善事業に繋がるバザーの品がハウスに集められてあからさまにウンザリしていたのも意外でした。

今回は、この件だけでなくナース・コリガンの注意力散漫を危惧したシスター・ヒルダの方が、自分から話をしようかと言うジュリエンヌを制して自信を失わせないように気を配って出来るところを伸ばしていこうという方針を提案しておりましたし。

 

大学から帰ったティモシーは腺熱を患ったそうで、通称“キス病”だと突っ込むシーラが母親っぽくて笑えます。

助産術と産科学会議のためターナー夫妻とシスター・ジュリエンヌがチェルムズフォードへ出張する予定でしたが、ティモシーが長らく寝込んでいるからシーラはキャンセルすることに。

シーラの代打に、業務振り分けの仕事を上手くこなしているナース・コリガンを指名したシスター・ジュリエンヌ。

ナース・コリガンは出張が土曜日だと聞いて、コレットと1日二人で過ごせる休日は特別なものなのだとシスター・ヒルダに八つ当たりする一幕もありましたが、結局行くんかーい(笑)

 

ディーンを預かった夜に荒れて帰ってきたキャロルから拒絶されていたシスター・フランシスですが、キャロルが何度も手を掻きむしっていたのを心配してターナー医師とキャロルが暮らす公営住宅へ。

呼びかけても返事がなく、部屋へ入ってみると倒れているキャロルを発見。幸いにも意識が戻り病院へ運びますが、そこでキャロルがもうすぐ妊娠第三期だと聞かされたシスター・フランシス。

どうやら、施設暮らしで愛情に飢えているキャロルはディーンの時と同じように妊娠を告げたら父親から捨てられてしまったのだそう。

そうこうしているうちに予定日より大分早いのに陣痛が始まってしまい、シスター・フランシス立会いの元分娩が始まりました。

 

ターナー家では、完全な休息が必要なのに勉強ばかりして無理しているティモシーを諭すターナー医師の姿が。

あのティモシーが父親に向かって声を荒げるだなんてよほど追い詰められていたんですね。たとえ関係は良好でも父親が偉大な分、プレッシャーも大きいのかもしれません。

 

実りある出張を終えたターナー医師、シスター・ジュリエンヌ、ナース・コリガンの3人は列車で帰路に着くところですが、列車の運転手が具合の悪そうなライオネルで、もうバッドエンドが見えています。

運転席でとうとう意識を失ってしまったライオネル。列車は暴走し、信号を無視したまま進み他の車輌と衝突し爆発音が響き渡りました。

ポプラーにも衝突の衝撃で散らばった瓦礫による被害が出ているし、トイレに行っていたナース・コリガンは無事でしたが、列車内に取り残された人々の中には気を失っているターナー医師とシスター・ジュリエンヌの姿が。

とんでもないことになりました。

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▼次回、エピソード10

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