エピソード2『悪の手先』“The Dog You Feed”
あらすじ
ボッシュとエドガーは放火事件の手がかりを追って、かの有名なマジック・キャッスルを訪れる。ビレッツ警部補は巡査たちの反感を買うことに。拘置所で一夜を過ごしたチャンドラーの依頼人ヴィンセント・フランゼンは、刑務所行きを逃れるため、“超大物”を出しにした取引を持ちかける。
ネタバレ感想
ソニア達の遺体引き取りに近親者としてメキシコに居るヘクター・ヘルナンデスの連絡先を検死官に渡すボッシュ。
前に進むと言っていたはずのエドガーは、柄にもなくストリップクラブに行っています。大丈夫か。
ロドリゲスはアパートで死人が出たことで商売が出来なくなり、随分とご立腹の様子。
ブツの仕入れ先で、賃料を支払うウィンウィンな関係にあるはずの “ミッキー”ことペニャ相手にブチ切れて犯人を探せと迫っておりました。
不動産会社からはアパートのオーナーの名前や住所が届き、車のナンバーを割り出し捜索を担当するムーアとジョンソンも着実に捜査を進めています。昇格試験に挑戦するらしいピアスとは正反対に、堕ちていくエドガーは酒のニオイをプンプンさせて朝帰りのまま直接署へ来た様子。
コリンズからペニャとトレホ、そしてラ・マヨリスタの資料を預かるボッシュは、行方不明のマヨリスタの居場所も探ってもらうよう頼みます。
不動産会社が立ち退きを求めている老婦人〈メリンダ・モラレス〉について話を聞きに行くと、孫が部屋で行った薬物取引は契約違反で出て行ってもらうとのこと。治安のためと言って管理人に警察を呼ばせておきながら、売人が逮捕されて解決しても聴取を受けた住人を迷惑行為として立ち退かせている現状があるようです。
住人達を追い出したいんじゃないか?と確信をつく質問をしても「皆にとって安全な住居にしたい」と口先だけのテンプレートのような返事しか返って来ません。
ムーアとジョンソンによって車が特定されるも、持ち主ではなく駐車係が他人の車で犯行に及んだようで、「車に除光液のような変な匂いがついていた」とのこと。
当日の駐車係リストの中には仮釈放中のギャング〈バーンズ〉の名前があり、ボッシュとエドガーは早速話を聞きに行くことに。
カマをかけながら探ってみると、ラスパルマスの“リル・トレイトレイ”と“ゾロ”に車を貸したとふざけた名前が飛び出しました。通り名なのでしょうか?ただ、データベースで照合するとちゃんと本名が分かるものなのですね(笑)
幹部の1人でもあるトレホと下っ端〈ペドロ・アルバレス〉のことで、車に残っていた指紋とも一致しました。
しかし、逮捕に行った際にトレホの挑発になって冷静さを欠いたエドガーはやはり本調子とは程遠い状態です。
チーフは自身の後援者でもある警察委員会の〈フランシス〉が引退すると知り、崖っぷちの状況ですが、まさかのフランシスがステージ4の膵臓ガンだとは。
ジェンにコンタクトを取ろうとするも無視され、本人を待ち伏せしてまで警察委員会に欠員が出たらロペス市長は誰を指名する気かと訪ねますが、一度ジェンに対する信用を地の底まで落としているチーフとはそう簡単に話してくれません。
ビレッツ警部補は自宅前に停めていた車に『レス警部補』と落書きされているのを発見。
警察学校が推奨している大文字や、機動隊が使う白い靴クリームからして警官の仕業だとは気づいているものの、報告することを躊躇ってもいる様子。
フランゼンはあくまでも服役しないことに拘っており、司法取引するにも相応の交渉材料が必要になると諭すチャンドラー。
すると、大物のネタがあると自信満々です。
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▼次回、エピソード3