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海外ドラマ≫≫Reacher ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン3 7話ネタバレ感想

リーチャー ~正義のアウトロー~

エピソード7『ロサンゼルスへ』“L.A. Story”

あらすじ

リーチャーとダフィがロサンゼルスに向かった頃、ニーグリーはリーチャーを手伝うため、メイン州にやってくる。

ネタバレ感想

マサチューセッツ州ボストンで寄り道して人に会うというスーザン。

到着したのはテリーサの祖母〈ダニエルさん〉の自宅で、孫を溺愛している彼女はスーザンのこともかなり信頼している様子なのが逆にプレッシャーです。


ニーグリーが刺客を送り込んだコストプロスの居場所を突き止めて脅すと、あっさりジュリアス・マケイブの名前が出てきます。

ニーグリーの方もゼイヴィア・クインの名前を出してみるとコストプロスの顔色が変わり、「その名を知ってる生存者は2人だけ」と。

相変わらず脅し方がカッコ良いニーグリーの外堀りから埋めるような畳みかけで、コストプロスは「クインがこっちにいた頃は手伝ってた」と関係性を明かし、シカゴでも5年程前に家族経営の輸入業者を乗っ取り、抵抗に遭うと子供も含めて一家皆殺しにした、その後メイン州ポートランドで別の業者“ビザール・バザール”を見つけたという経緯と現状を吐きました。

最終話直前でようやく合流できるかと思いきや、すれ違うようにリーチャー達はロサンゼルスへ。

道中のモーテルでは、あれほどクインに固執していたリーチャーが、テリーサ保護よりクインの殺害を優先したりしないと意思表示し、「無欲で誠実な君にとって大事な人なら俺にとっても大事」と淡々と本心を語る姿に一気に気持ちが盛り上がるスーザンでした。


裏から手を回して誘き出したベックは片方の耳にガーゼを貼っており、恐らく息子がされたのと同じようにクインに罰を与えられたのだと悟るリーチャー達。

ベックと密会する役目は捜査官と悟られないニーグリーに任され、モーテルでリーチャーが連絡して何かを頼んでいたのは彼女でしたか。

運転手にバレないよう武器の取引を装ってリーチャーの使いで来たことや、クインの魔の手から親子共々無事に逃れるためにはリーチャーだけが切り札だと言われたベックは、「私が知ってるのは買い手が今日イエメンから来ること、どこかこの近くの民間空港だ」と情報を明かします。取引の詳細と監禁されている女性のことも聞き出すよう指示して運転手に怪しまれる前に解散しました。

モーテルにニーグリーも招き入れられ、新たな4人のチームが完成です。


ベックは母親に続き、自分を失っても息子が耐えられるように敢えて突き離した接し方をしていたとリチャードに話して涙を流しており、親子で和解できたことだしなんとかクインの枷が外れると良いのですが。

しかし、ニーグリーに言われた通り取引の詳細をクインにたずねたベックは早くも疑いの眼差しを向けられております。おいおい、大丈夫か。

おかげで聞き出した情報をリーチャーに電話で知らせることはできましたが、これが警戒心の強いクインに掴まされた偽の情報だったら……という可能性は考慮しないんですね。

ベックから聞いた取引場所となるスクラップ工場の下見に行って作戦を練ろうと言うリーチャーに対し、スーザンらは「火器取締局“ATF”に連絡しましょう。銃撃戦は必至だしかなり劣勢でここからは応援が必要よ」とリーチャーに考えを変えるよう頼みますが、ATFが絡めばクインは法の裁きを受けるだけで、自らの手でコールの仇を討つ復讐を下せないと反論。確かにクインを殺せないというのならリーチャーはここまで手伝わなかったはずです。

そのあたりは一応スーザン達も考慮の上だそうで、ATFに話をしに行くのにも同席したリーチャー。

部下も殺されているのに今更になってそんな大事な情報を言うなんて、とATFはご立腹で、今夜の取引の詳細を教えると「ここへチームを送り今後の捜査も我々でやる」と言われてしまい、ここまで捜査して調べ上げてきた側が蚊帳の外に。

抗議しても、武器の密輸事件だからDEAは関係ないと取り合う気がないATF。違法な捜査で記録もないと言われてしまうとその通りなのですが、エリオットの死や連絡員であるテリーサの命もかかっていると訴えたところ、「50メートル以上離れた監視用のバンから見るだけだ、参加は認めない」と譲歩案を出してもらえました。

いざ取引の時間になって複数台のトラックがスクラップ場に現れるとリーチャーはバンを降りて、準備していた銃を取り出します。

そんなリーチャーに「分かってくれたかと思ってた、よくも騙したわね!」とブチ切れるスーザン。いやいや、ここまでコールの話とか聞いていてなおその反応ですか?テリーサの身さえ無事に保護できれば、つまり自分の守りたいものだけ守れればそれでいいという勢いが全面に出過ぎていて、その気持ちは分かりますけどこんな風にリーチャーに怒鳴り付けて罵る権利はないような……。

これまで少なからず行動を共にしてきているのだからリーチャーがこんなところで指を咥えて黙って見ているはずがないことも予想できそうなもんですけどねぇ。

目的のためには手段を選ばない、悪の存在には一ミリの躊躇の無い男だぞ?

しかし、ここに来てリーチャーと連絡をとっていたニーグリーが「買い手は私がホテルからずっと尾けていてここにいる」と。

恐らく本当の取引場所は誕生日パーティー真っ最中のベック邸で、偽情報をつかまされた罠だとようやく気が付きます。

スクラップ場に送り込んだベックを始末するつもりか?

下手にATFに手を出されるとまたクインの警戒を強めてしまいそうですが、果たして……。

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▼次回、エピソード8

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