エピソード2『輸送』“Truckin'”
あらすじ
ザカリー・ベックに貨物の輸送を指示されるリーチャー。彼は麻薬取締局の要請に応じつつ、ザカリーの手下の詮索もかわさなければならなかった。
ネタバレ感想
リーチャーはテリーサが地下室から出されてどこかへ移送されたであろうことをスーザンに報告。
彼女の身が危険だと知り、監禁しているリチャードの護衛担当者〈ジョン・クーパー〉を暴行して何らかの手掛かりを得ようと熱くなり、エリオットとヴィリーに止められます。
ただでさえ違法な拘束なのに、暴行して恨みでも買ったら後々厄介です。
こっそり部屋に戻る前に、警備主任デュークを訪ねてきた手下が到着した際の会話を盗み聞きするリーチャー。
急いで部屋に戻ったリーチャーに、州警察に押収された誘拐犯の小型トラックが見つかったから先ほど到着した“エンジェル・ドール”と車両保管所まで行って確認してこいと初仕事が言い渡されました。
一応、犯行に使った車は連邦政府の押収品で足はつかないしリーチャーに辿り着くこともないと言うスーザンですが、護衛の車も押収されているのなら、中が血まみれになっていないと本物の手榴弾ではなく閃光弾を使ったことがバレて偽装誘拐を疑われると警告するリーチャー。
スーザンが先回りして護衛の車を別の場所に移す間、なるべく時間を稼ぐ必要があります。
売人にしか見えなかったエンジェル・ドールこと〈アンヘル・ドーレ〉もかつて不名誉除隊になるまで陸軍にいたそうで、強力なコネとツテでリーチャーの指紋を素早く照合したのもこの男でした。
お喋りなエンジェルから「デュークも前は倉庫係だったが今じゃナンバー2で豪邸に住んでる」という情報が得られ、さらにベックに決定権はなく他に圧倒的な権力を持つ別のボスの存在を知ることに。
時間稼ぎが下手過ぎるリーチャーはあてにならず、まだスーザンが車をどかそうと奮闘している車両保管所に到着してしまいました。
スーザンは車の移動を諦めてナンバープレートを付け替えており、鋭いんだか能天気なんだかなエンジェルを上手く誤魔化して交わし、一先ずは事なきをえます。
屋敷に戻ると睡眠もままならないまま次の仕事があり、ビザール・バザールのトラックでコネチカット州のニュー・ロンドンまで6時間以内に行けというもの。
捕まらないようスピードは出し過ぎるな、荷台は開けるな、という言葉からしてヤバい物を運ばされるようです。
トイレ休憩の時間にスーザン達とSAで合流して荷台を確認することに。
追跡はされないとは言え、1人になるたびにスーザンに連絡していて大丈夫なのか。トラックに盗聴器とかのパターンは考えなくていいんですかね。
そしてそして、早くもニーグリーの出番が来ました!
シカゴの“F・ニーグリー警備コンサルタント”に電話をかけ「何人か調べてくれ」と協力を要請。
P・ヴァンホーヴァン、C・デューク、A・ドールの3人の名前を出して2、3日後にまた連絡するから調査結果を教えてもらえるよう手配しました。リーチャーのピンチを悟って心配そうなニーグリー、こりゃ良いタイミングでこちらへ来てくれそうです。
尾行がいないことを確認してからスーザン達と合流し、ヴィリーの持ってきた工具で荷台を開けると中には絨毯が。
そこへスーザンが読んでおいた麻薬探知犬のハンドラー〈ディック・グルナート〉と麻薬犬の“ファイザー”が登場。
優秀なファイザーの鼻でも異変は見つからず、麻薬やテリーサが隠されているというわけではないようです。
恐らくは本当に絨毯だけで、ロシアンルーレットで根性を試したように、タイムリミットのある配達でリーチャーの忠誠心を試そうとしているベック。
あまりにも真っ白なベックを怪しく感じたスーザンは移民・関税執行局に問い合わせしてみたらしく、港での検査率を調べてもらった結果、ベックの貨物が検査される頻度は他社の10分の1で全て合格だった、と。税関の役人を買収して検査させる貨物に問題ないものを指定しているとしか思えません。
その後なんとか絨毯を運び届け、その足で空のトラックで倉庫まで帰れと指示されたリーチャー。
倉庫で待っていたのは追跡係をしていたエンジェルで、出世欲が強く“第7感”があると自称するエンジェルは絶妙に根拠のある理由でリーチャーの正体は警察の仲間だと疑っていて、それを迎えに来たデュークに話すと仄めかしたばっかりにリーチャーから素手で瞬殺されてしまいました。
慌ててデスク下に遺体を詰め込んで隠したリーチャーですが、どうすんだこれ。
またスーザンに電話して遺体の後処理を頼むのでしょうか?あんなバキバキにしたやつを?笑
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▼次回、エピソード3