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海外ドラマ≫≫BOSCH:LEGACY ボッシュ: 受け継がれるもの シーズン3 3話ネタバレ感想

ボッシュ: 受け継がれるもの

エピソード3『哀しみのブランケット』“Blankie”

あらすじ

ギャラガー一家失踪事件の調査を続けるボッシュは、スティーブン・ギャラガーの事業に注目する。ヴァスケスとマディは尾行強盗の内輪もめから手がかりを得る。チャンドラーはボッシュとの関係が取りざたされ、選挙戦で不利になる。

ネタバレ感想

1ヶ月前。

別荘の2階で眠っていたケリーは階下に人の気配を感じて両親に声をかけます。

1階から侵入者が上がってくるのに気付き、すぐに隠れてやり過ごそうとしましたが例のブランケットが残されたクローゼットで覆面の男に見つかり連れ去られたようですね。

ブランケットが見つかったことで事件性が裏付けされ、現場検証のため地元警察が入った別荘を調べるボッシュもベトも、不自然なほど綺麗に片付きすぎていることを怪しんでいます。

残念なことに何の手がかりも見つかりませんが、裏を返せば暴行や血の跡もないということ。それどころか押し入った跡も争った形跡もありません。よほどのプロの犯行なのか、あの覆面がギャラガー自身だったか。

ギャラガーが手がけている事業を調べに行ったボッシュは、受付にいた創業時からの古株〈シーラ・ウォルシュ〉と事業の停滞時に投資した〈フィンバー・マクシェーン〉から1人ずつ別々に話を聞きます。

シーラ曰くら重機の修理は外部の業者に委託しており、最近も新しくオリオン社と契約したとのことですが、マクシェーンはこれはギャラガーのダミー会社で架空の支払いをしていたとギャラガーの横領を証言。

 

シーラから預かった従業員名簿と給与支払いを紐付けたモーは、1人だけ元従業員が名簿に載っていないことを見つけます。

ドラッグ、窃盗、加重暴行で前歴のあるジャスティン・ボートマン〉はなんとシーラの息子で、彼女が息子を庇うためにリストから消したのは明らか。

ジャンキーの息子を見つけて半分力づくで話を聞いたボッシュ。解雇の理由は金を盗んだからなようですが、「ヤツこそ泥棒だ」と横領を知っている口ぶりで、シーラも知っているのか問うと「帳簿をつけてりゃ当然だ」とのこと。

シーラのところへ行って盗聴器を仕込み、「帳簿から息子を外したのは捜査妨害だ。市警に捜索させるか?」とマクシェーンも同時に煽って会話のきっかけだけ作ると言われるがままにさっさと退散するボッシュ

さてさて、どんな音声が録れるやら。


ボーダーズと面会して聴取を取るロバートソンとロペス。

ディグナンのことは“シロアリ”だと言ってギャンブルでイカサマをされただのなんだの。

不審な入金や発着信の記録を見せると目の前のレコーダーをオフにするよう要求するボーダーズ。どうせロバートソンの内ポケットにあるレコーダーは起動中なのでしょう。ロバートソンが要求に応じて机の上に置いてあった相棒のレコーダーをオフにすると、「ある日朝飯から戻ると独房に携帯があった。不在着信がありかけ直した。驚いたよ」と話し始めました。

「相手はハリー・ボッシュか?」と食い付いたロバートソン。会話の内容は見返りのある正式な取引になったら話す、と。要求は『妻の近所の刑務所への移動』だそうで、叶えるのは割と簡単そう。

ハリー・ボッシュがドックワイラー殺害を裏で糸を引いていたかも、という状況証拠が揃ってしまい「ボーダーズに大陪審で証言させよう」という大事に発展している警察上層部。

ボーダーズはひと言もボッシュの名前を出していないし、ロバートソンに対して明確な否定も肯定もしていないし、いっぱい食わされているような気がします。

チャンドラーとの生ラジオでの討論で言葉に詰まったアーチャーは苦し紛れに彼女が市警の代わりに助けを求めた人物としてハリー・ボッシュの名を挙げさせ、「殺人事件で捜査されている人物なのに?」と極秘事項をぶちまけています(笑)

チャンドラーもラジオを聞いていたボッシュも寝耳に水な話で、自分の劣勢を打破するため勝手に暴露してしまったアーチャーは「私たち検事局と市警で捜査を進めてる」と開き直り、世論も一気にチャンドラーに疑惑の目を向けそうな展開に。

どうせボッシュのところにも大陪審の召喚状が届く頃だしこれ以上秘密にしておく必要はなかったのか?

マディは父を避け続けて二度目の規則違反は免れましたが、ラジオでの爆弾発言を聞いたボッシュが真っ先に心配して連絡し、繋がらないと家にまで押し掛けるのはやはりマディのところです。

もう本人も捜査を知っていることなので、ロバートソンとロペスが話を聞きに来たけれど本部長の特命捜査だから話すなと言われていたことを明かすマディ。

「お前のママに誓って殺害には関わってない」と言い切るボッシュボッシュならやりかねない話ではありますが、マディに対して元妻で亡きエレノアの名前を出すならそれが真実なのでしょう。

アフガニスタンでの話が引っかかっているマディには感情を逆撫でする名前で、地雷を踏んでしまうことになりましたが。

 

やはりアーチャーの暴露は身内の捜査も妨害するようなもので、使い捨て携帯にしかけるはずだった盗聴も捜査がバレてしまった以上無意味なものに。

急がなければこれまでの捜査が台無しになると焦るロバートソン達は、仮釈放中のディグナンを協力させる方向に舵を切るようです。

ボッシュもすぐにディグナンの所へ会いに行き「担当の刑事は切れ者だ、すぐにでもお前に会いに来る」と忠告するとともに、時間稼ぎを頼んでいる場面を、一歩出遅れたロバートソン達が車から観察していました。


モーからの連絡でシーラとマクシェーンの音声データが送られてきました。

『連絡が来た、取引は明日の晩だ。問題が1つ、前より少なくなる』『簡単に言うわね、交渉はしたの?』『できる限り。あいつとモメたらどうなるか……』という胡散臭過ぎる会話が展開されています。

取引の夜になり、相手を確かめるためカメラ片手に張り込みをするボッシュとモー。ボッシュはこんなことしている場合なんですかね。

ソワソワしたマクシェーンが数台の車を敷地内に入れ、移動する車を尾行してみると、あからさまに非合法っぽい取引現場でした。

ギャラガー家は縛られて車の後ろに乗せられており、誘拐が確定。

しかし1ヶ月もの間?マクシェーンの取引とも関係がありそうだし、えらく闇深い会社です。


3人組の尾行強盗は、取り分が少ないことに不満を持った2人の暴走で綻びが生まれつつあります。

これまで慎重過ぎるほどだった犯行が雑になり、襲った相手に抵抗されてスペイン語が出たり、1人をやせっぽっちを意味する“フラッコ”と呼んだりしたという情報を得るマディ。

足がつくのも時間の問題となってきました。

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▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

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