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ドロップ

あらすじ

幼い息子を育てるシングルマザーのバイオレットは夫の死を乗り越えられずにいたが、マッチングアプリで知り合った男性ヘンリーとのディナーに応じることを決める。高層ビル最上階の高級レストラン「PALATE」の窓際席で会話を楽しむ彼女のスマホに、誰かからスマホのドロップ機能を使ったメッセージが届く。その内容は「目の前にいる男を殺せ。さもなければ、お前の息子を消す」という脅迫だった。ドロップの通信圏である半径15メートル以内から監視され、スマホも完全にハッキングされるなか、絶体絶命の危機に追い込まれるバイオレットだったが……。

「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン監督が、スマホのドロップメッセージで脅迫された女性の運命を描いたシチュエーションスリラー。

予告動画


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ドラマ「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」のメーガン・フェイヒーが主人公バイオレット、「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」のブランドン・スクレナーがデート相手ヘンリーを演じた。製作はブラムハウス・プロダクションズと、マイケル・ベイ率いる映画製作会社プラチナムデューンズ。「ファンタジー・アイランド」のジリアン・ジェイコブスとクリス・ローチが脚本を担当。

ネタバレ感想

AirDropのような、半径15メートル以内にいる相手にスマホで画像やメッセージを送れるという“ドロップ”というアプリを使ってシングルマザーの主人公が脅迫を受けるというお話。

失礼ながら相当なB級なのかと思いきや、意外とちゃんとしてました(笑)

 

高層フロアのマンションという逃げ場のない状況で一体誰が自分を見張り、脅迫文を送りつけてくるのか、というシチュエーションなので場面はほとんど変わらず狭い空間で物語が展開していくのですが、映像の見せ方にはところどころで舞台感があったり、強迫の臨場感が伝わるような工夫がされていたり、割と皆キャラが濃いくて怪しげな人物も多いのです。

初デート相手はやけに物分かりがいいものの、脅迫の内容は彼を殺せというもの。

家中に取り付けてある見守りの監視カメラのおかげで実際に息子や妹が危ないから下手に動けないとか、政治の闇を握ってしまったが故にデート相手を亡き者にしようとしているとか、“よく分からないけれど狙われている”わけではなく、それぞれにまぁ納得の範囲内の理由もあります。

主人公が選ばれた理由も、元夫がDVの加害者で、その過去も含めてなるほどな、という感じ。

 

いや〜、ドロップを送信していた犯人が判明してからの開き直ったかのような怒涛の展開には、急に違う映画が始まったのかと笑ってしまいました。

ラストの返り討ちでもあのラジコンカーが決め手になるシュールさが何とも(笑)

 

設定からしていかにも現代らしいということ以外には特に目新しさもハラハラ感もそこまでないのですが、なんだかんだと最初から最後まで飽きずに見られて楽しかったです。

評価(平均点高めの設定です。)

3.8 /5 点!

概要

監督:クリストファー・ランドン

時間:1時間35分

配給:東宝東和

公開日:2025年7月11日

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