海外ドラマ≫≫Wentworth ウェントワース女子刑務所シーズン1　9話ネタバレ感想

エピソード9『果てしない愛』“To the Moon”

なんとデビーはあのまま亡くなってしまったそうで、ビーには酷過ぎる宣告となりました。

薬物の過剰摂取が原因と聞かされ、ハリーに連絡を入れてそれが事実だと理解したビーの取り乱し様は凄まじく、ブレイデンとデビーが一緒に居るのを目撃しており真相の近くに居るウィルはさぞや複雑な気持ちでしょう。

そして、元々囚人に対してかなり厳格で冷酷とすら言える考え方を見せていたフレッチですが、こちらもまた根深いトラウマが原因でこの態度に至っている雰囲気があります。

ジャックスのデビーと別れなさいと言う言葉は殺せという意味だったのかと思うと恐ろしい上にブレイデンも渋々とはいえその指示に従ってしまうところが激ヤバです。

葬儀にすら出させてもらえないと知り嘆き悲しみ睡眠も取らず虚なビーを他人事とは思えなかったのか、ウィルが代わりに霊安室に行って伝言を伝えてやりました。

フレッチはえらく良い家に住んでいるのですね。

ヴェラへの気持ちは本物な上でおかしな事になっているのか、精神的な問題を誤魔化すために利用しているだけなのか。抱えているものが大きいことはなんとなく分かりますが、それにしてもヴェラへの接し方には闇深さを感じました。

その後、従軍のPTSDで苦しんでおり、娘を亡くして泣き叫ぶビーの声が辛い体験を想起させて不安定になっていたと分かりましたが、なんだかなぁ。

一歩引いた冷淡さが所長の方針と合致したようで、エリカに代わって昇進する日も近いかもしれません。

久しぶりに皆の元へ戻ったビーに近付くジャックス一派の〈シモーヌ〉ですが、敵ですら心から不憫に思ったのか届いたばかりのゴシップ雑誌を全てビーに差し出しております。

それをジャックスが遠くから見ているともしらずに…。

ビーの元へはメッセージカードや秘蔵の食料類がお悔やみの品として届けられており、刑務所内とは言え結束の固さや人間味のある関係が垣間見られました。

ドリーンとリズはビーが葬儀に出られるようエリカに直談判し、密輸の件で再拘留扱いとなり危険人物とされているビーは規則では外出が出来ないものの、エリカは独断で許可を与えてやります。

しかし、これは所長の意に沿わなかった事で、私服に着替えていざ葬儀に向かうという段階になって中庭にやって来たエリカにやはり無理だと止められたビー。

一度上げておいて叩き落とすかのような仕打ちは見ていられません。

その夜、ビーは首吊り自殺を謀りますが、物音で気付いたリズと棟の仲間に総出で助けられたのでした。

ビーにメンタルケアが必要な事もあり、リズはドリーンの補佐役として世話係に復帰する事に。

今後の展開としては、デビーにブレイデンという名の彼氏が居たことをビーが知ってしまったので、いつブレイデンがジャックスの息子だと繋がるのかが大きそうです。

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▼次回、エピソード10

何かとサバイバル。