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海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US 36歳、これから シーズン6 10話ネタバレ感想

This is Us: Lessons in Life and How to Live

エピソード10『エブリー・バージョン・オブ・ユー』“Every Version of You”

あらすじ

ランダルとレベッカはドライブに出かけ、自分たちの過去を振り返る。

ネタバレ感想

ミゲルの代わりが必要な時はケイトに一任すると言ったレベッカに少なからずショックを受けていたランダル。

そしてこのタイミングでマリクから別れを告げられ、そのきっかけになったのがランダルの言葉だと聞いたデジャが猛烈に怒って食ってかかります。

娘はテスとアニーで自分はママから引き離されたとまで言い放ち、話し合える雰囲気でもないまま夜が明けてみればデジャは部屋におらず、テスによると昨夜のうちにマリクのところへ行くと出て行ったそう。

 

怒りのままにボストンに向かおうとするランダルを落ち着かせようと声をかけたレベッカに「これもケイトに任せるか?」と皮肉で返しますが、このまま行かせるわけにはいかないと悟ったレベッカが有無を言わさずボストンまでの長距離ドライブに同行する事に。

余裕のないランダルを嗜められるのはやはり母親だからこそで、一晩でいいからデジャを信じて時間をあげてやれと話すレベッカ

 

それに納得して暇を持て余す事になった2人はレベッカの提案で近くのバーに入ります。薬も飲んでいるのにアルコールは良くないのでは?と心配になりますが。

インタビュー記事の切り抜きや、その中に書いてあった愛読書を持っていたりと、いくつになっても息子の活躍が嬉しい気持ちがよく伝わってきます。

 

宿を取って寝る準備をしていたランダルにジェウォンから連絡が来ますが、議員との予定を無期限延期にすると一方的に決めて電話を切ります。

何を断ったのか気にしたレベッカに最初は言葉を濁すも、引退する上院議員が後任候補として自分を指名したのだと打ち明け、それでも家族が不安定な状況でこのオファーを受ける気はないと言い切りました。

レベッカは息子が上院議員になるかもしれないと聞いてかなり喜んでおりましたが、今はそれどころではないと言う気持ちも理解している様子。

 

翌日、デジャの元へ向かう前にランダルを座らせて話し出したレベッカ

やはりケイトに任せた事をランダルが必要以上に気にしている事は見逃せなかったのでしょう。

「早くから重荷を背負わせてきたからこそあなたには任せない」「あなたは私の治療のために全力を尽くし人生を棒に振ってしまうから、これ以上そうはさせられない」「あなたは私のヒーローよ」と伝えます。

ジャックを亡くしてから、そしてそれ以前からいつも母親を気にかけて支えになってくれていた事を認めた上でこれ以上束縛はしたくないと言う気持ちを話して聞かせました。

 

父親を失くして間もないあの感謝祭の日に不法侵入と未成年の飲酒で捕まりそうになった際、ランダルが警官を説得して見逃して貰うシーンがありましたが、そこでも何より気にしたのは母親への気遣いと家族を守っていくという意識だったのがランダルらしい。確かにランダルなら大統領まで上り詰めそうですしね。

ケイトとケヴィンに何て言ったのか聞かせろと問い詰められても面白おかしい嘘で本当の自分のセリフは話さずどん底の兄弟を笑わせる事に徹した大人過ぎるランダル。

若い時からこういう苦労をしてきて、至る所で『ランダルが居たからこそ』という事実を分かっているからこそレベッカは敢えてランダルを解放する道を選んだようなものです。

 

その後迎えに行ったデジャはマリクと話し合って別れを決めた様子。

マリクも決してランダルに別れろと言われたからではなく、お互いにとってフェアではないからだと話します。

「こんなに好きなのに…」と嘆くマリクは、デジャの為を思って様々な事を考え抜いて決断したのでしょう。こういう思慮深さはランダルと重なる所があるので、もし本当に2人が運命の相手ならいずれ復活するという道も残されている雰囲気でした。

帰りの車でデジャがぽつりと自分の発言を謝罪し、「ランダルは私のたった1人のパパだよ」と改めて認め、それに対し上手く言葉も返せないランダル。そんな2人に「家に帰りましょう」と声を掛けてくれたレベッカの存在のおかげで良い方向への切り替えができました。

帰り着いた自宅で3人の子供達それぞれの名前が書かれた箱に思い出の品を詰め込んでいるレベッカの愛情の深さが…ますますこの病状を切なくも感じさせますが、三者三様で前進し始めたビッグ・スリーは決して期待を裏切らないという安心感もあるのでどうゴールに向かっていくのかが楽しみでもあります。

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THIS IS US 36歳、これから

▼次回、エピソード11

axxi.hatenablog.com

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