エピソード1『再出発』“Born Again”
あらすじ
ジャックスが殺されてから3ヵ月が経ち、ジョアン・ファーガソンという新しい看守長が刑務所にやってきた。彼女はすぐにフランキーの敵となる。一方、ビーは新たな目標を見つける。©2013 Foxtel, FremantleMedia Australia and Film Victoria
ネタバレ感想
シーズン2に入って看守長が、前いた刑務所でドラッグを一掃し“フィクサー”のあだ名を持つ新たな人物に変わるようです。
ヴェラの母親は容体が悪くなり、あと数週間の命だそう。大変そうですがあの毒親からやっと解放されるのかと思うと最悪な状況ではありません。
シーズン1ではヴェラをかなり冷たく切り捨てた癖にまだ未練がありそうなフレッチ。それにしてもあのお土産のセンスはどうなのか…。
あの事件以降ビーは隔離されており、エリカが去って苛立つフランキーの独裁政権が続いている雰囲気ですね。
ファーガソンは早速フランキーと面談し、ボスの座を守る代わりに薬物の密輸を断つために囚人を制御する看守側へ協力するよう取引を持ち掛けます。
薬物の密輸自体がフランキー指導ですけどね。
ブーマーが密輸用の携帯でフランキーが無理強いした乱闘の動画を撮っており、それを敢えて報道記者へ流出させて看守長へのダメージを目論みますが、交渉術に関してもファーガソンが一枚上手で記者を丸め込みます。
ジャックス事件以後心を病んで鎮静剤漬けだったビーはやつれて悲惨な状態ですが、ファーガソンの采配で独房から出てH棟の共同室へ戻される事に。
フランキーとの密約が失敗だったと悟ったファーガソンは皆から人望のあるビーに目を付けたようです。
それなりに仲良くなっていたはずが、ブーマーを使って皆の前でビーを襲っているフランキー。よほどビーの存在を脅威に感じているのでしょうか。
急な断薬に苦しむビーは医務室で拘束され朝を迎える事に。ファーガソンの非人道的な荒療治に反論したウィルは、ヴェラを気に掛け過ぎるフレッチに続き看守長のいびりリストに入ったかもしれません。
少しはましな状態になるも、離脱症状の苦しみだけでなく薬を使っている間はデビーの幻影と会えるようで、フランキーに鎮静剤の調達を頼んだビー。
フランキーに協力して小銭を稼いでいたのもファーガソンに密告したのもリンダで、再び鎮静剤を調達してそれがフランキーからビーへと渡りました。
依存症そのものですが心底ビーのためを想うリズの説得でなんとか前向きになれそうです。
ただ、ブレイデンへの復讐という目標のために正気に戻った感じなんですよね。
ファーガソンの徹底ぶりは顕著で、学習時間を確保するためという体の良い言い訳をつけてキムをD棟へと移させフランキーに嫌がらせをしていきます。
その反面、ドリーンやヴェラといった長いものに巻かれるタイプを本能的に見極めて優遇する事で自分の駒にする事に成功しております。こりゃ恐ろしい女だ。
▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード2