第6話 ふたり (原題:Consumed)
あらすじ
<h4">ネタバレ感想
前回は1話まるごとタイリース一行の物語でしたが、個人的に見たいのは断然こっちです。
キャロルとダリルがベスを攫った車についていた白十字のマークと同じ車を追跡します。この2人の安心感すごい。
キャロルの苦悩が見てとれる回でした。
カレン達感染病患者からの感染拡大を防ぐ為、彼女達を殺して燃やすことで手を打ち、それが原因で刑務所を追われたキャロル。刑務所から離れている間の様子が冒頭で映りましたが、総督一味の襲撃で火柱が上がっている刑務所に気付き駆け付ける。その後にリジーとミカを見付け、タイリースと合流。結果として終着駅で危機にあったリック達を救ったことでまた仲間として受け入れられます。しかし彼女の中ではやはり罪悪感や疎外感が大きかったのでしょう。現在ダリルと共にベスを攫った連中を追ってはいるものの、もしダリルがその場に居なければ一人去るつもりだったのでしょう。
ミカを殺めたリジーを断腸の思いで撃ち殺した事もトラウマ過ぎる事件ですしね。
キャロルの苦悩には煙や炎がよく付いて回っているのが印象的です。その度にミカの科学講座が脳裏を過ぎります。燃えている間は煙が黒くて、燃え尽きたあとの煙は白い、というアレ。
賢くて、幼いながらもキチンと物事の本質を理解していたミカの死はやっぱり惜しいなぁ。
とっさの判断力や行動力など、キャロルはこの世界における必要な力を備え、どんどん順応していますが、以前の自分からあまりにかけ離れている剥離の状態にも悩まされるのだろうな、と。
病院を抜け出した例の青年ノアをウォーカーから助けたダリルとキャロルですが、キャロルが車に轢かれ、病院に運ばれてしまいました。
ダリルにかかればスニーキングもお手の物。
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▼次回、エピソード7 キャベス 奪還大作戦