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海外ドラマ≫≫ウォーキング・デッドシーズン10 1話ネタバレ感想

境界線

第1話 境界線(Lines We Cross)

あらすじ

ミショーンたちは協定に従い境界線を越えずに生活し、囁く者たちが姿を消してからしばらくの時が経ったが、子供たちが皮膚のマスクを発見したことで不穏な空気が広がる。

ネタバレ感想

お久しぶりのウォーキング・デッド。色々と忘れている事だらけな気がしてなりませんが、なんだかんだと見てしまう面白さはいつも通りだろうと期待が膨らみます。

海岸で隊列を組みヴァイキングのように戦闘訓練を行う面々。なかなか隙のない戦いっぷりで廃船に閉じ込められていたウォーカーを殲滅していくチームオーシャンサイド。

ダリルって双刀使いだったっけな?とボウガンの事が一瞬思い出せなかった程度には記憶が抜けております。

あとミショーンやダリルはともかくとして、あの元音楽教師やらまで結構な主戦力扱いなんですね、そうだったっけかな?

この男を口説いていた〈ジュールズ〉の顔立ちはどこかローリを彷彿とさせるものがあります。似てませんか?性格は違いそうですが。というか違ってくれと願うばかりです。

そして今回から構成というか演出がガラッと変わったのですね。暗転してチャートに別れたタイトルが出るようになっております。冒頭もウォーカーが登場するまで見る物を間違えたかな?と確認してしまいました。

 

子供達が海辺で貝殻やら何やらを集めてきたバケツに皮膚だけになったウォーカーの顔面が紛れ込んでいるのを見てあのおしゃまなジュディスが絶句しており、こんなのに怯える子供だったかな?なんて違和感まで覚えてしまいましたが、あれか!ウォーカーの皮マスク集団、ウィスパラーズの再来を感じてガーーンとなっていたわけですね。がってん。

これを知った大人達は深刻な表情ですが、無線機を使ってアレクサンドリアに封鎖の連絡を入れたアーロンに対し、ミショーンはそれを静止し、完全なる私見警戒態勢を保つだけにしろとごり押しました。

「混乱は避けたい」なんて言っとりますが、ミショーンがこういう強硬な姿勢に出た時に良い方向へ転んだ試しがありません。町の封鎖でどれだけ影響が出るのかは知りませんが、念には念を入れるに越した事ないだろう、と思ってしまいます。

とにかく、他にも手掛かりがないか調査に出るのですが、案の定というか何というか、森の野営地跡の近くでは死体がゴロゴロしている上に丁寧に剥がれた皮膚まで見つかってしまいました。

不安や恐れは絆の崩壊に繋がり危険だから内密に戦争を防ごう派のミショーンと、時には恐れが自衛に繋がる派のアーロンですが、「私たちが善人よ」と言い切るミショーンは譲りません。自分達を鼓舞するため、何とか指標を見出すために善人でいようとし続ける事が大切、とかそういう意味合いなのは分かってはいても、なんだかこうスッと入ってこない台詞でした。これをキャロルとかが言えばまた違った感じ方になるのでしょう。

それにしてもRJってあのヨチヨチだったリックとミショーンの子か!と記憶が蘇った時の衝撃がまた。そういえばそんな存在も居たなぁ…。

そういえばと言えばですよ。アレクサンドリアで通信を受けていたゲイブリエル。そしてゲイブリエルと言えばロジータ、さらにユージーで御座います。

ゲイブリエルと恋人関係にありながらセディクの子を身篭っていたロジータですが、無事に赤ん坊は生まれたようで、ユージーンが科学者らしくせっせとデータを取りまくり世話をしています。ロジータはというと、ストレス発散のためかサンドバッグを叩きつけているだけで一切育児の描写が出てこないのが実に彼女らしく香ばしい。

アルファの娘リディアはダリルに連れられてアレクサンドリアに住んでいるみたいですが、まだまだ色んな想いが吹っ切れてない様子。そんな悩める思春期にいち早く気付き声をかけるのはやっぱりニーガンなのです。これが一時代を築いただけはある洞察眼であり人心掌握術なのか。それにしても、頑丈な檻の中で完全なる囚人として扱われていたはずのニーガンも今や半強制労働者的な立場にランクアップ?しております。それもこれも吹雪の中ジュディスを助けて帰った功労のお陰でしょうか。

ゲイブリエルは赤子に全く興味を示さず、ロジータは当然のように人任せ、何故かユージーンとセディクが交代で育児を務めているみたいですが、セディクにはウィスパラーズに対するトラウマが根深く残っているようで今回の警戒令がよりPTSDを加速させております。

 

コニーのためにどこから拝借してきたのか、手話教本で密かに勉強するダリルも微笑ましいのですが、やはりそれ以上にダリルとキャロルの再会は信頼感に満ち溢れ過ぎていてホッとします。

息子を失ったショックを忘れようとエゼキエルに別れを告げて船に乗り航海してきていたキャロルですが、これまた因縁の相手アルファの影がチラつき始めた絶妙なタイミングで帰ってきたものです。

コミュニティに戻ってこないかと誘うダリルに対し、一緒に船に乗らないかと誘うキャロル。

最終的には、戦い続ける日々は終わりにして、バイクで旅をしながら新天地を目指そうとこの地からここの人々から去る選択をする二人でしたが、この戦闘スキル最強の二人に限って仲間を見捨てて行く選択が出来るはずもないでしょう。

冒頭で出てきた人工衛星はもっと陰謀渦巻くシナリオへの伏線かと思いましたが、単純に落ちてきました(笑)

オーシャンサイド付近の森へと墜落した衛星は炎を上げ続け、このままでは狩場が焼き尽くされてしまうと止むを得ず頑なに守ってきた境界線を越えて消火活動に向かったオーシャンサイドの面々。その中にはもちろんダリルとキャロルの姿も。

朝までかかっても消火は終わらず、水も切れゆく中で大量のウォーカーまで引き寄せられてきます。

ウォーカーの首を掻っ捌いて噴き出した血で器用に消火するキャロルと、燃えて今にも倒れそうな大木に斧を投げつけ上手いことコンボを叩き出すダリルのチート級戦力があろうとさすがに平住民が多過ぎるしそれ以上に群れは大群だしでもはや無理だろうと思いましたが、結局何とかなっていました。なーんだ。

アレクサンドリアからも増援が来ておりましたが特に活躍した訳でもなく、ユージーンが衛星の残骸から必死に取り出した部品や機械が一発大当たりしそうな予感です。

意外にも逃避行の決意が固いキャロルでしたが、なんと因縁中の因縁アルファと遠目にかち合ってバッチバチに燃え上がりそうで安心しました。やはりキャロルが居ないと話になりません。

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▼ 次回、エピソード2

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