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海外ドラマ≫≫ウォーキング・デッドシーズン10 3話ネタバレ感想

亡霊

第3話 亡霊(Ghosts)

あらすじ

境界の方角からウォーカーの波が次から次へと押し寄せ、アレクサンドリアの人々は寝る間もなく倒し続けていた。疲れ果てた頃、ガンマが現れ、境界へ来るよう伝える。

ネタバレ感想

最初は数体で始まったアレクサンドリアに向かってくるウォーカーの群れが倒すごとにその数を増やしていき、キリがないほどに境界線の方からどんどんと現れ町に詰め掛けてきます。

丸一日以上町の大人達が柵越しにウォーカーの脳天を突き刺し続けても終わりは来ず、ついにはとんでもない数が南北から押し寄せてきました。この光景にはさすがのミショーンも絶句するしかありません。

残骸を片付けては次の波に備え…と気が遠くなりそうな状況で現れたのは一目で奴らの仲間と分かるマスクをつけたガンマです。

さっそく重要な役割を与えられておりますが、結局は使いっ走りな事に気付いているのかいないのか。

柵のそばまで来ると、ダリルとミショーンに向かって「北の境界で武器を置き彼女を待て」と言い残し去って行きました。

そこからアレクサンドリアでは大規模な会議が開かれ、襲撃された事に憤る者達は境界に行く必要が無いと言いますが、唯一“彼女”の事をよく知るリディアは「行くべきよ、母の仕業では無いと思う 母なら一度に大群を送るし小分けにはしない」と主張。

アルファに生首にされたハイウェイマンの仲間の女性は鼻息荒く「裁きを下そう!」なんて皆を鼓舞してしまいますがこの流れはどうにもフラグでしかありませんぞ。

馬鹿みたいに盛り上がっている連中にアルファが持つ数万の規模の群れに対抗する案があるのかと尋ねたミショーンのおかげでそれがいかに無謀な特攻であるかに冷静に気付いた面々はアッサリ大人しくなってくれました。色濃くリックの思想が受け継がれているだけにあまりに独断的になったり常々高圧的過ぎるきらいはありますが、逸れたレールを戻すリーダーシップはミショーンにもあったようです。個人的には、今こそニーガンの意見を聞いて欲しいところですが。

 

町の大人達は3班に分けられ、門で北の波に対処するチームゲイブ隊を組み分散した南の波を一掃するチームアーロン、そして、ダリルやキャロルと言ったベテラン主戦力を含むチームミショーンは境界線に

断固拒否したアーロンに対し、何故だかゲイブのゴリ押しで南への戦力として参加する事となったニーガン。ゲイブは何をそこまでニーガンを盲信し、それでいて自身のチームではなく人に押し付けるのか。この男、そのあたりが全くブレてません。やたらと聖人ぶってみたり権力を得て偉そうにしとりますがいつだって卑怯な足出纏いのトラブルメーカーなのです。

という事は、ゲイブのゴリ押しがあったという時点でロクな事にはならないわけで…。

案の定、恋人エリックを救世主に殺された恨みで憎しみが止まらないアーロンとヘラヘラおじさんニーガンは一触即発の雰囲気です。

アーロンもアーロンで、「皆のためを思うなら早く出て行け」と詰め寄り、ニーガンの一番のウィークポイントである妻の事で煽りに煽ったせいでニーガンは闇夜の中あっさりとトンズラ(笑)

その後突発的に目が見えなくなってしまったアーロン。なかなかな扱いをされたにも関わらず、ニーガンはパニックに陥ったアーロンを迫り来るウォーカーからギリギリのところで助けますが、せめて礼ぐらい言ったらどうや、と言ってやりたい。

 

境界線へと向かったチームミショーン。

境界線の前でそれぞれ武器を置く中、キャロルだけは尻ポケットに銃を潜ませとります。

火災を止めるためでそちらの土地も救ったし、境界を越えたのは一度だけだと説得しようとするも、吹雪の中境界を越えて大移動した事も、捜索中にアーロンが境界を越えた事も細かにチェックされており「三回だ」と言われてしまえばぐぅの音も出ません。

しかし、今回ばかりは状況を考慮して物騒な事はやめてくれるらしく、その代わりに境界を広げて土地を寄越せと話すアルファ。

思わずキャロルが「そんな横暴には屈しない!」と喧嘩越しになり、憎き息子の仇である張本人からヘンリーの最期を聞かされ銃を取り出しぶっぱなしましたこんないいところで体当たり的に止めに入ったミショーンのお陰で銃弾は地面へ

ここまで降伏させられている状況ならいっそ刺し違える覚悟で大ボスだけでも殺して撹乱してしまえよ…と思わずにはいられませんが、それでは残してきた仲間が危険に晒されるから謝罪したミショーンは正解なのでしょうか。

ミショーンはキャロルの勝手な行動をどれだけギャースカ責め立てるのかと思いきや、未だに怒り爆発のキャロルを相手にすれば怒るに怒らなくなったのか物分かりの良い感じでした。

しかし船を降りて人が変わったとダリルにも言われているキャロルはどこから調達したのか謎の薬を常習しており幻覚や幻聴が頻繁に出始めております。

何が現実で何が幻覚なのかこちらも戸惑うほどに精神状態がフワフワしているキャロル。

交代で眠るために学校の跡地で夜を明かす事になったわけですが、人影を追ったキャロルは一人体育館に入り込み、そこで仕掛けられていたトラップにかかり逆さ吊りに。と同時にどんどん迫ってくるウォーカーの群れ。

どう考えても悪い夢だろうと思いましたが、何とこちらは現実なのです…か?現実と妄想が入り混じりすぎだし画面は暗過ぎるしで正直よく分かっていませんが、ラストシーンでゴロゴロ死体が転がっていたのを見るに現実?

さすがのキャロルは逆さ吊りの状態から敵を殲滅したのかトランス状態だっただけなのか、気が付いた頃には鳴り響く目覚まし時計の傍で呆然と立ち尽くしている所をダリルに発見されました。

腕には大怪我を負っておりすぐにアレクサンドリアに戻ってオペを受けるも、こちらもウィスパラーズ関連のPTSDに悩まされ精神不安定なセディクは執刀がままならず、セディク狙いの新入り医師〈ダンテ〉が代わってくれたようです。

眠っている間にキャロルが見た夢の中での幸せ?なひと時のダリルがなんだか息子のように可愛がっている親友というより夫のような立ち位置に見えたのが気になってみたり。

実際にキャロルが過敏に反応していたウィスパラーズは本当に迫っていたようですが、なんとなく消化不良なエピソードとなったしまいました。

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