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海外ドラマ≫≫ウォーキングデッドシーズン5 15話ネタバレ感想

ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン5

第15話 探り合い(原題:Try)

あらすじ

スカウトのために町を出たダリルとアーロンは、Wの文字が描かれた死体をいくつも発見し不穏な気配を感じていた。サシャは相変わらず町になじめず壁の外へ出てウォーカーを倒し続け、同じように繰り返し外へ出るイーニッドを心配するカールは彼女を追い、その理由を尋ねる。妻子に暴力を振るうピートへ処分を決めたリックだが、ディアナから静観するように言われる。しかしジェシーを守りたいリックは彼女の気持ちを確かめに行く。

ネタバレ感想

キャロルの作ってたキャセロールという料理、美味しそうですね。マカロニとツナのグラタン的なものでしょうか?

キャセロール、気になって少し調べてみました。

キャセロールとは北米の家庭料理の一つで、野菜、肉、パスタ、お米、チーズなどにソースを絡め、耐熱容器に入れてオーブンで焼いたもの。

キャセロールとは、フランス語で“洋風のフタ付き厚手鍋”、もしくはその鍋で作った料理のことを表します。

グラタンにも似ていますが、ホワイトソースなどと絡めるだけでなく、アレンジ幅がとても広いのも大きな特徴。耐熱容器に入れて焼き上げるスタイルがポイントなので、スイーツやピザ系のキャセロールもあります。

耐熱容器で焼き上げていれば大抵のものがキャセロールのジャンルに入るようです。北米の料理でありながら語源はおフランスなんですね。この辺はかつてアメリカ大陸がフランスの植民地だったことと関係しているのでしょうか。

このキャセロールを、お悔やみ申し上げますのメッセージと共にディアナの家の玄関先に置いてきちゃいましたけど、あれは裏なくそのままの意図で親切としてやったんでしょうか?ちょっと分かりません。どちらにせよそのまま食事は置き去りに、メッセージは洋ドラにありがちな蝋燭の火にかけて燃やされるという。うーん闇深い。

 

サムに懐かれたキャロルは、彼から家庭内の現状を聞き出します。

しかし、こんな村社会のような狭いコミュニティー内で誰も虐待の事実に気付いていないというのが不思議です。気付いていながらの見て見ぬ振りなのでしょうか?

暗闇の中、リックはピートを呼びつけ“立ち去れ”と一言。片手には銃を隠し持ち、何かあればすぐにでもぶっぱなしそうな勢いです。しかしピートに非があるとは言え、来たばかりの新参者がよく先住民に立ち去れなんて言えますよね。この言動はリックならでは。

シーズン1でリックがグレンに連れられてキャンプに入れてもらった頃から常々思っていましたが、なんでこの男は後からやって来てなんのイベントもなくリーダー面なんだろう、と。保安官という前職や元からキャンプの一員であったローリの旦那で、同じくリーダー的役割を担っていたシェーンの相棒ですから分からなくはないのですが。中々の暴君ぶりを見せつけてくれるので、もう少し誰かしらの反発に合うと思っていました。

それ以降も、あまりの情緒不安定さに農作業に逃げた場面もありましたが結局は暴走しがちなリックがリーダーですよね。やはりリーダーならある程度は非情さを持っている人物、という事なのでしょう。たとえ暴走しがちでも。

 

話は戻って、やはりディアナは虐待を知っていて黙認していたようです。外科医は確かにこの世界で一番丁重に扱われる存在かもしれません。獣医のハーシェルですら欠かせない人物でしたしね。 

別居!さもなければ殺す!必死になるリック。子供はさておき、ピートの妻ジェシーが心配なよう。私情ですよ、私情。

DVの件にかこつけてジェシーに関わろうとするリックの図が出来上がります。ジェシーに突き放された事で更に暴走が進むリックは、ストーカーのごとく彼女に取り入っています。今のリックは下手したらDV旦那になりかねない恐怖政治っぷりに見えますが。

家に押し入り人妻を誘惑していた場面をピートに見つかりますが、ジェシーはピートに向かって“出て行って”と訴えます。さっきまで私は結婚してるのよ、自分でなんとかするわ、とか言っていたわりに、自分を守ってくれるであろうリックがその場に居た途端、夫に強く出るジェシーもなんだかなぁ。三者三様、全員なんだかなぁ。後には退けないレベルの乱闘騒ぎを起こすピートとリック。なんというはた迷惑な男達でしょうか…止めに入ったディアナらに血だらけの顔で銃を向け独裁者っぷりを見せつけました。

 

一方、その息子カールは、森の中で同世代の女の子イーニッドを追いかけ回してえらく楽しそうです。これまで森の中で追いかけっこしてきた相手はウォーカー達。年頃の男の子が今まで無縁だった女子と森を駆け抜けるなんて甘酸っぱいイベント体験したら笑顔も溢れますわな。なんか狭い木の中でいい雰囲気。

 

屑のニコラスは更なる屑っぷりを発揮し、グレンを陥れようと躍起になっています。ほんとになんなんだこの屑。アレクサンドリアに入る前、リックが廃棄物の山にあったミキサーに隠し入れておいた銃をコソ泥してたのもこの男です。

 

このエピソード、ハラハラする場面こそ少なかったものの、良い感じに人間関係の絡み方が濃厚で見応えがあり結構好きな回でした。

 

ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン5 [ アンドリュー・リンカーン ]

▼次回、エピソード16 シーズン5完結

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