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マイ・ドッグ・スキップ

あらすじ

1942年。アメリカ南部の小さな町。内気な少年ウィリーはなかなか友達が出来ず、母は気を揉んでいた。そして9歳の誕生日、母は一匹の子犬を息子にプレゼントする。スキップと名づけられたその子犬とウィリーは大の仲良しになり、スキップのお陰で学校の友達もたくさん出来るが…。一匹の子犬との出会いによって、孤独な少年が愛と友情と別れを学び成長していく実話に基づいた感動ストーリー。

ネタバレ感想

第二次世界大戦中、アメリカの田舎町が舞台です。

気が弱くいじめられっ子の少年でパーティーに呼ぶ友達もいないウィリーを心配した母親が9才の誕生日に子犬を贈ります。

厳格な父親に一度は取り上げられるも《世話できなければ子犬は返す》という条件付きで母親がほぼ無理矢理の説得をし、子犬はスキップと名付けられ一人っ子同士のウィリーとスキップは誰よりも強い絆の親友として成長していきます。母強し。

スキップの成長を計り柱に印を刻んだり、一人と一匹が仲良く町を歩く姿がとても微笑ましい。

愛くるしく利口で空気まで読めるスキップのおかげで仲間もでき、学校のマドンナとフラグまで立つ順風満帆ぶり。しかもマドンナ、リバーズの方からグイグイくるなんて。

“ヤズー”の顔となり町の住人の人気者になったウィリーを“K-9”すなわち軍用犬に志願するところは子供特有の哀しい無邪気さが感じられます。

スキップが賢過ぎて本当に良かった…。

野球の試合中、乱入してきたスキップにカッとなり思わず手を上げてしまうウィリーに胸が痛くなったり。

小動物の短い一生の最後に誰よりも大好きなウィリーのベッドへと上り眠るスキップの姿が非情に切なくて哀しくグッとくるものがありました。

評価(平均点高めの設定です。)

  3.7 /5 点！

実話をベースにしているので物語として「あ、そこはそうなんだ」と思う場面もありましたが繊細な雰囲気がありジンワリほっこり見れました。

概要

監督：ジェイ・ラッセル

時間：1時間36分

配給：ワーナー・ブラザーズ

公開年：2000年

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